一番乗りのご褒美は!? | あるけあるけ!横浜野鳥日記 -とにかく歩いて野鳥探しー

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横浜周辺の田舎を歩き続け、身近にいる野鳥を探し紹介します。

こんにちは。

 

 

4/26は富士山南麓をめぐりました。

 

前日は予定外の北麓訪問でしたから結果的には二日連続の富士山散策となりました。

 

いつも行く南麓の公園に到着は早朝。

 

 

梢ではアカハラがキョロロンキョロロンと美しいさえずりを披露しています。

 

 

朝の広場はアカハラ天国。

 

 

美しい立ち姿。

 

 

鳥たちの下尾筒は美しいものが多いです。

おすすめはヒヨドリ、ゴジュウカラですね!

アオバトも捨てがたい。。。

 

公園まわりの森も歩きました。

 

まだ時期的にトケン類には早く(ツツドリぐらい)マミジロなんかもまだでしょう。

 

コルリは鳴いていますが数は少ないよう。

 

 

なんとかキビタキを撮ることができましたがこの場所ではこれでおしまい。

 

 

少し標高を下げてみることに。

 

 

というわけでこちらもよく歩く森。

 

 

奇妙奇天烈へんてこりんな鳴き声はコムクドリ。

 

森のさわやかさんですね^^

 

 

 

シジュウカラさんのお家におじゃましました。

 

 

う~ん、お留守かなあ。。。

 

 

乗っ取っちゃえ!(`・ω・´)

 

 

普段は行かない水場周辺まで足をのばしました。

 

 

ジュウイチのさえずりを物まねしているオオルリ。

コルリでもしばしば確認しています。

 

オオルリ、コルリのジュウイチの物まねさえずりはかなり本物に似ていますが、本物のジュウイチの特徴であるさえずり後半の「ジュジュジュジュジュ。。。」と早口になるところは再現されません。

 

カッコウの仲間ジュウイチはオオルリやコルリに托卵する習性があります。

 

コルリやオオルリは「私はジュウイチです!」とさえずりでアピールすることで托卵を防ごうとしているのかもしれません。

 

ジュウイチの托卵はかなり卑劣な方法を用いるので(詳しくは調べて下さい 笑)托卵対象の鳥たちは必死だと思われます。

 

 

水場にはちょうど、

 

 

イスカや、

 

 

ビンズイがやってきていました。

 

ただ水場でのんびり、は性に合わないので周辺を歩きました。

 

コルリが一羽盛んにさえずっています。

 

 

どうにか姿を撮ることができました。

 

すると。。。

 

 

下に降りてきました!

が、一度もこちらを見ることなく飛んで行ってしまいました。

 

あじゃぱ~

 

 

さあ、ここからがこの日の一番の目的。

 

この日4/26 AM11:00は冬季閉鎖されていた五合目までの道路が開通するのです。

 

時間前にゲートに並ぶとたくさんの報道陣。

道路の開通は夏季の始まりを告げる一つの風物詩なのかもしれません。

 

五合目に到着後は他の散策者に負けないよう森を素早く抜け砂礫をいそいそと上がり。。。

 

 

やった!

この春一番乗り!!!

 

空気が薄いので息も絶え絶え。

 

特に「一番」ということには何事においてもこだわりはないのですが、誰もまだ歩いていないところであれば。。。

 

「イワヒバリを目の前でみられるんじゃないか!?」というのが今回の目的でした。

 

ただ時期が早かったのか森の中もルリビタキやヒガラの声が少しするぐらいで静かなもの。

ハイマツもまだ緑になっておらずそれらを利用して生きている鳥たちがやってきていないのでしょうか。

 

そんな感じですがイワヒバリはもうここまで上がってきているでしょうか。。。

 

 

カケスがこんな標高の高いところまで上がってきていました。

 

しばらく歩きイワヒバリは声も聴こえないためあきらめ始めた頃、

 

 

いた!

 

結構近いよ。

12~13メートルかな?

 

 

やった!

初めて近くで見られました。

 

私が初めて購入した野鳥図鑑に「人を恐れない鳥」と書かれていましたが確かにその通りのよう。

 

 

ぼくときみはともだちじゃない!(`・ω・´)

 

いくら警戒心が薄いと言っても当然野鳥。

ア〇みたいに近づけば逃げてしまうでしょう。

 

 

あとでデータをみたら約7メートル。

 

これ以上はダメです。

というか近づく必要もありませんね。

 

 

ありがたや~

 

イワヒバリの美しいお姿を目の前で見られて「ヒデキ、感激!」といったところです。

 

 

さらにもう一か所!とも考えましたがまだまだ楽しい夏鳥のシーズンは始まったばかり。

 

満足して帰宅しました。

 

 

 

次回記事は「この時期は小休止!?」といったないようになりそうです。

 

 

ではでは。