こんばんは、5月も中盤となりました、今日は爽やかないいお天気でしたね、お元気ですか
2016年から2022年に『暮らしの手帖』に連載されたコラムを一冊にまとめたもの、砂鉄さんが日々のニュースや、ネット等様々な媒体から拾った言葉(時期的なものなのか、政治・社会問題についてが多かった。)に関して感じたことを綴ったもの、コラムなので今日はこのページとか少しの時間、パラパラと雑誌を眺めるように、気になった見出しを気の向くまま読めるのもよかったです、実際図書館の返却日にまでに全ては読めなかったので、また借りるつもり、w
日々様々な情報が滔々と溢れている中で、違和感を感じた言葉やフックのかかった言葉についての問いや考察を、ユーモアを含みつつ語られているので、くすっと笑えたり、そうそうそうだよね、と共感を覚えたりして、自分の中の言語化できないモヤモヤ、腑に落ちないことを言葉にされている章なんかは、スッキリ、思わず膝を叩いたりもした、メモを残しておきたいような言葉も沢山ありました、人は自分の目の前の人のことは大事にするけど、そうじゃない世界のことは自分とは関係のないことと、考えることをおろそかにしがちだみたいな言葉にはっとさせられたりして、もうずいぶんといい大人なのだから、もっと社会の動きに目を向けなければと身につまされたりしました、都度都度、砂鉄さんの弱者に対する優しいまなざしを感じたり、ロックファンらしいパンクな一面も感じられたりもする、差し込まれている砂鉄さんらしき人物のイラストもチャーミングです、この方のラジオもたまに聴いていますが、理路整然と落ち着いた口調で、わかりやすく社会のことを静かに語ることのできる稀有な存在なのではないかと思っています
またまた余談だけれど、神戸に引っ越しをされたお客様から頂いたお手紙に「ぼんやり生きれば、生きられる日々。」という言葉があって、ハッとしました、この本を読んだのも同時期なので、ぼんやりするなーちゃんと考えなさいと喝をいれていただいたような、w、ありがたやー
寒暖の差が激しい毎日です、どうぞ心身ともにご自愛くださいませ