こんばんは、5月も後半となり暑い日が増えてきましたね、お元気ですか
昨年このブログでも書いた「Nagoya Players」さんの演劇を観に行って、その演劇のモチーフとなっていて読みたいと思っていた「やけたトタン屋根の上の猫」を読み終えました、新潮文庫のこの装丁がレトロでこのなんとも味わい深い山吹色がいい感じ、続きが気になって手に取るたび、わーわーとなる、つくづく装丁も大事、戯曲なので、舞台の場面を脳内で、イマジネーションしながら読みました
大切な友人のスキッパーを喪った痛手から酒に溺れる男ブリックと、そんなブリックに苛立ち、かなりのヒステリーでまま毒舌が激しいけれどなんだかんだと優しい妻マギー、 余命僅かな父親の誕生日の席でも、その2人どころか、母親、兄、兄嫁、家族皆、自分のことしか考えていない、それぞれが独りよがりで、心が苦しくなりそうな場面が続いた、 ブリックは、スキッパーへの恋情を認めずの辺りはこの時代を生きたテネシー・ウィリアムズ(1911年生)の想いが表現されている、やけたトタン屋根の上にいる猫のように大変な、生きづらさを抱えている人々たちの物語、第三幕は、演出家カザンの助言もあり、2パターンあって、その助言に対してテネシー・ウィリアムズが作者の弁としてそのことについて、言い訳&文句というかブツブツと呟いているようなところが面白かった、、、1956年に映画にもなっていて、主演はポール・ニューマン&エリザベス・テイラーだというからそのうち観てみたいし、ガラスの動物園も一緒に入手したのでそれも読むのが愉しみ
昨年書いた記事です
「 ロミオ&ジュリエット 」
Nagoya Playersさんの次回公演は、千種文化小劇場で、9月に開催されます、今から楽しみです、英語の勉強を引き続きやらなければ、ww