CX500 Turbo:その2 | YBR125で行こう!

YBR125で行こう!

ブラジル産まれ、中国育ち、欧州向けの世界戦略車、YBR125!,
22台目のマシンに選んだYBR125に関するあれこれを書き込むブログです。

その1からの続きではあるが…
フレームとエンジンを組み立るよりも先に、小物類の下地処理をやっつけているぞぉ〜?
塗装は同じ色を一気に仕上げた方が効率が良いからな…
 
リアブレーキとトルクロッドが一体となったパーツから行ってみようか…
リアのブレーキユニットはホイールと共締めになっているぞ。
一番右側のパーツはリアディスクカバーなのだ。
'80年代のホンダ車のみ装備しているディスクカバー。
現代のバイクには装備されなくなったが、ホンダならではのパーツである。
上部L字型の箇所にビニールチューブを接続し、ブレーキラインを再現するのだ。
駄菓子菓子!
トルクロッドがイカンのだ〜!
トルクロッドの肉抜き穴が埋められて、楕円形の4つのモールドと化しているでは無いかっ!?
 
4つのモールドを黒く塗装し「穴が開いてますよ風」に見せる事は出来るのだが…
今回のテーマは「丁寧に作る」なので、ちゃんと穴を空けてやろうではないか!
0.5mmのピンバイスで3つの穴を空けてやるのだ。
写真は拡大しているが…
0.5mmのドリルって、シャーペンの芯と同じ太さだからなぁ?(笑)
 
そして3つの穴を繋げるようにデザインナイフで切り取れば肉抜き穴の完成だ!(笑)
 
この作業を4回繰り返せばトルクロッドの完成だ!
この写真は、くり抜いたばかりの荒々しい仕上がりだが…
この後、楊枝の先端に2㎜幅で切り出した耐水ペーパーを接着し、#400→#600→#1000と磨き上げて仕上げてあるぞぉ!
 
さて…
小物ばかり作っていると、モチベーションが低下してしまうからなぁ~?
そんな時はカウリングの制作をするのである!(笑)
カウリングはほぼ一体形成なのだが…
アンダーカウルの一部(マフラー取り出し口の膨らみ)部分は別パーツの接着が必要となる。
これは実車には無いパーツ分割なので接着線を消してやる必要があるな。
駄菓子菓子!
パーツの合いも悪く、平面と曲面が一緒になった複雑な造形をしている個所ではないか…
こりゃぁ、そそるぜぇ~!(笑)
 
先ずはダイソー金ヤスリで粗々な形を整えるのだ。
この時点で段差が無くなればラッキーなのだが…
そう上手くは行かないのが現実だ。
結構な段差が残ってしまった。
こうなるとパテ盛り成形が必要になって来る。
 
パテを接着線に沿って盛り付けて行く。
ここで焦るとロクな結果にならないぞ?
完全乾燥する迄、中3日間くらいは時間を空ける必要が出て来るのだ。
なので、説明書の通りに作ると、この乾燥時間が勿体ないので、パーツ単位で接着が必要なパーツを先に作り始める事が、全体の工数圧縮に繋がるのである~
 
グレーに残った部分が段差のある部分だ。
結構な広範囲でグレーが残るだけの段差があるんだねぇ~(笑)
#400→#600→#1000と耐水ペーパーで水研ぎをしたが…
パテ部分に小さな気泡やヒケ(乾燥時に縮んでしまう事)があるので、1度では終わらないのがパテ盛りだ!
 
で、2度目のパテ盛りとなる。
気泡に押し込む様に楊枝でパテを擦り込んで行く…
カウルサイドのダクト部分にも成型時のヒケを発見したので併せてパテを盛って行くぞぉ~!
 
で、パテ乾燥後に水研ぎした結果がコチラ。
ダクトの上部にちょこっとだけパテが残ったが、この箇所が凹んでいたと言う事だ。
接着部分も完全に消えたので、この上から塗装してしまえば、その痕跡すら分からなくなると言う寸法だ!
 
次回、メッキパーツの処理に進もうか…