YBR125 フォークオイルシール交換(その1) | YBR125で行こう!

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ブラジル産まれ、中国育ち、欧州向けの世界戦略車、YBR125!,
22台目のマシンに選んだYBR125に関するあれこれを書き込むブログです。

しばらくの間、右側フォークからオイルが漏れたまま運用していた。
オイルシールもフォークオイルも工具も全て整っているので、作業するだけだったのだが…
とにかく忙しくて、ブログ更新もままならない状態だった。

三連休の初日、ようやく重い腰を上げて、フォークオイルシール交換に踏みきった。

先ずは工具を使わないメーターケーブルから外して行こう。
ゴムキャップをずらし、素手でメーターケーブルを外す。
存外グリスまみれだった為、手が一気に真っ黒になり、ここでようやく作業に対する覚悟が決まる(笑)



お次はフロントフェンダーを留めている4本のボルトを外し、フロントフェンダーを外す。



続けてブレーキキャリパーも外してしまう。



よしっ! 乗ってきた!
YAMAHAのエンブレムも外してしまおう。



ビキニカウルのステーと共締めしているボルトを2本外してエンブレムを外す。
エンブレムを外すと、三股(ロアーブラケット)のボルトにアクセス出来るようになる。
(ここでは未だ緩めない!)

いよいよフォークにアクセスする。
先ずはトップブリッジのボルトを緩める(←これ重要)



ゴムのキャップを外すと、14mmヘキサボルトが現れる。
簡単そうに書いているが、指が太いので大変なのだ(笑)
でも、ハンドルまで分解する気にはなれず、意地でも隙間からゴムキャップを外す!



14mmのヘキサゴンレンチなど持っていないので「5/16 × 25」の高ナットを14mmのボックスレンチで緩める。



ここでは外さずに緩めるだけである。



いよいよ、フロントタイヤを外しにかかる。
フロントアクスルシャフトを抜いてフロントタイヤを外してしまおう。



ここで初めてロアーブラケットのボルトを緩めてフロントフォークを抜いてしまおう。



最初に緩めてしまうとフォークトップボルトを緩められなくなってしまうので注意が必要。

フロントフォークを抜き去ると…
YBR125が何だか空を飛びそうな感じに!(笑)



おふざけはこれ位にして…
オイルシールを交換しない左側のフォークトップボルトを外してカラー、ワッシャー、フォークスプリングを抜き取り、逆さにしてフォークオイルを抜き去る。



2年間交換しなかったフォークオイルは真っ黒だ!
しかも臭い!?
アンモニア臭というか蟹や海老の甲羅の臭いがするっ?(笑)
暫く逆さにして完全に抜き去る。



いよいよ、右側フォークの分解に突入する!
アウターチューブの底から8mmのヘキサゴンレンチでボトムボルトを緩める。
固かったので、ロアーブラケットを万力代わりにして作業した。
ボトムボルトを外すと勢いよくフォークオイルが出てくるのでペットボトルで廃油を受け止める。



アウターフォークを外し、ダンパーロッド、スプリング、ロックピースを取り出して分解終了。



と、ここまで書いたらこれ以上、写真が貼れなくなってしまった。
仕方がないので次回に続く。

次回予告:いよいよフォークオイルシール交換