阪神・淡路大震災を経験した「大先輩」の報告。

 

 

 

能登の被災地への派遣職員から報告 「神戸の経験は役立たない」の真意 (2024年1月18日)

 

 

救援対象である珠洲市の人口は約1.2万人と、神戸市の1/100。小規模な分散型避難所が運営されている珠洲市に、神戸市が持つ集約型避難所運営ノウハウは不適切だった。救援物資の要望とオペレーションミスによるトラブルに遭遇し、神戸側が「珠洲市に必要な支援」の必要性に気づいてゆく。中でも、大量の水のペットボトルにより体育館の床が抜けた話はすごい。

 

「視察」とは、自身の目で状況を見極めることというのが良く分かる。フェミニスト群のポストで不満だった欠損した現地の状況、特に避難所の形態と数、人数に言及されていて視点が推察でき、読んでいて安心できる内容だった。生理用品について、書かれていなかったけどw

 

 

執筆者は、神戸市役所の広報戦略部 山本純子。女性である。頑張って欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こういうのが「東大卒の知性」だよね、と思った次第。

 

 

20220527 *注:笛美が引用した朝日デジタルの記事より

「防災担当者 “女性がゼロ” 全国6割の自治体で」(ブログ先リンク記事が切れていたので、類似題名の特集記事)

 

 

 

 

 

 

ブログはさらに充実していた。一読お薦め。

 

 

避難所に生理用品が足りなかったらすごく困る/災害備蓄の生理用品の使用期限にもご注意を(「おたまの日記」東大法学部卒が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。2022年5月28日

 

・NHKニュースで取り上げられた事例
・防災担当部署に女性がいない理由
・生理用品の必要数を考えてみました
・ガイドラインはないのかしら
・生理用品の使用期限にもご注意を
・使用期限前に学校や公共機関のトイレに寄付できたら良いな
・自治体職員の方も大変だと思います
・おしまい

 

 

>しかし800人の避難所で生理用品が72枚しかないなんて、私のような素人が見たって明らかに足りないとわかるんですが、こういうのって内閣府とかが各自治体に「避難者の人数あたり○枚の生理用品を備蓄する」みたいなガイドラインを作ってくれたりしないんですかね。「災害時の生理用品の配り方」とか。

適当な試算ですが、(以下略)

 

(「生理用品の必要数を考えてみました」より抜粋)

 

 

 

 

このような態度が「(おそらく自身には)避難所生活の経験がないが、問題を把握したので真面目に考えた人」のものではないか。(*3)

 


担当者や専門家を尊重しない、先例を引き継がない……他者が整えた舞台にマイクをひったくって躍り出し「私は!私は!」と絶叫する、フェミニストたちのあのメンタリティーは、何なんだろう。

 

アライグマがあたかも「自分が獲得した獲物です」とばかりに与えられたエサを洗い始めるように、ある情報を得てから一定の潜沈期間を経て、それを自身が提起した問題だとして騒ぎはじめるのは「フェミニストあるある」よく見るおなじみの光景だ。

 

彼女たちは女性の地位の低さを嘆き、女性軽視の元凶として社会や家父長制度を問題視する。しかし、自分が属するオトモダチ枠外にいる女性や、自分より能力ある女性を評価しない彼女たちこそ、女性を侮辱しているではないか。笛美のポストは、上記おたまのポスト(ブログ)の劣化版パクリとしか私には思えない(*1)。フォロワー層が被らないから、問題にならなかったのではないか。

 

*1 笛美がおたまのツイート(ブログ)を読んだことがあるか不明。マスメディアの横並び体質から、朝日デジタルがNHKの該当ニュースを知らなかったというのはありえないと思うが、こちらも不明。但し、「#共通テスト痴漢撲滅アクション」の例に倣えば、パクリと疑われ、騒ぎになったと思われる。

*2 NHKより古く「生理用品 一日1枚」を報じるメディアは、あったかどうか含めて不明。

*3 新型コロナでナプキン不足を体験している。

 

 

 

 

(参考)

「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」男女共同参画局(令和2年/2020年5月)

 概要

 

 全体

 

 *備蓄は、一人当たり最低3日間の量が推奨されている。具体数は不明。

 

 

 
 

 

 

絶対数として「公」に回せる女性が少ないことが分かったので、「女性だけの街」を主張していた女性たちが災害時対応をどのように考えるか興味が湧いた。

 

 

 

 

災害時の防災備品について、𝕏 の残滓

 

災害時は言うまでもなく、防災の日や災害慰霊時にコンスタントに記事やポストが確認される。

 

 

20090901 *Twitterに残る生理用品と防災(/震災)が結び付いた最古のツイート

 

 

 

 

2011年 東日本大震災による、日本国内全体の物資不足。資料

 

 

 

 

2016年4月14日 熊本大地震 

 

女性の生理への無理解を見せる男性がいる一方、生理用品不足を訴え支援物資として収集、送付する内容のポストが軒並み男性だったというフェイントが明らかになる。生理用品の不足を心配し支援を呼び掛ける女性はもちろんいたが、圧倒的に男性が多かった。(性別間違っていたらゴメンね)

 

 

サンプル(生理用品 熊本 since:2016-4-14)

 

14日 心配する男性(子あり既婚者)

 

16日

 

17日

 

 

21日

 

日本全国から支援あり(抜粋)

 

 

 

 

20180618 大阪北部地震 (別途、同年6月後半から7月にかけ、西日本豪雨で大規模な水害が発生)

 

女性のツイートが増加する(生理用品 大阪 since:2018-6-18)。大阪府民には自衛の呼びかけがある一方で、大阪府民から岡山県への備品支援のツイートがあった。

 

18日

 

 

大阪から岡山県への支援ツイート

20180708

 

 

 

 

20180906 北海道胆振地震

 

9日

 

16日

 

19日

 

 

 

 

20190305

 

 

20191013

 

(以下、抜粋)

 

東日本大震災の被災3県では、避難所の設計や運営を自治会長が担うことが多かったが、その96〜97%が男性で、女性などへの配慮が必要だという視点が見落とされることが多かった。内閣府の調査では、避難所運営の責任者に女性がいないことで、生理用品などの女性用物資が不足していても、言い出しにくかったと報告されている。

また、「女性が要望や意見を言うと、肩身が狭い思いをしたり、避難所等を出ていかなければならなくなるという不安があり、言い出しにくかった」という意見も紹介されていて、責任者や意思決定層に女性が少ないことで、女性の要望や意見が重視されない傾向も指摘されている

 

>これまで女性がその場の意思決定にかかわってきていない場合、自然な増加はすぐ望めない。なんとなく「女性」をひとり足すのではなく、しっかりと意見がくみ取れる仕組みを意識する必要がある。

 

>筆者はこれまでネパールやミャンマーなどで防災会議の構築や防災政策作りを行う際、必ず「女性部」という仕組みを導入している。女性が男性の前で意見を述べたり、反対をしたりすることが好ましくない環境でも、女性部をつくることで、まずは女性同士が自由に意見を出し合い、集団として全体に貢献できる。

 

(大倉瑶子)

 

 


 

20210304 *この記事は、防災品としての生理用品には言及していない。

 

 

 

10回忌慰霊ということでか、別になにかきっかけがあったのか、この時期(2021年3月)に政治家が防災用品としての生理用品のツイートをしているのが多数確認される。

 

 

 

 

♦訂正・修正・その他

 

(20240116)

 

絶対数として「公」に回せる女性が少ないことが分かったので、「女性だけの街」を主張していた女性たちが災害時対応をどのように考えるか興味が沸いた。(追記

・沸いた→湧いた(修正)

・濃灰文字→黒文字、黒文字→濃灰文字(色修正)

・10周年慰霊→10回忌慰霊(修正)

 

(20240118)

 

・(*1) (追記

・おたまのトップツイートに、NHKの類似題名記事のリンク(追記

・(参考)「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」男女共同参画局(令和2年/2020年5月)(センテンス追記

・*2(追記

・*3(追記

 

 

 

 

 

 

 

 

虚偽かどうかは分からないが、非常時に半端な情報拡散は望ましくないと思われる。

 

(引用)

https://twitter.com/anju_131031/status/1745441440627597647

 

 

>今日1番腹立った話。
自衛隊の方が支援物資を持ってきてくだ時
ある男性が「生理用品いっぱいあるから要らんわ!」と
自衛隊に持って帰るようにと指示してた。
「生理用品は生理時だけじゃなく、オリモノシートとしても使える
から沢山あった方がいい。」と力説したのだけど
それでも「生理用品はいっぱいあるから」と返却されてしまった。
でも、結局のところ男性の言う「生理用品はいっぱいある」は女性
目線での「いっぱい」ではないし、
女性は日頃からオリモノが出て下着が汚れてしまうから、ナプキン
を1日1枚取り替える方法を取り入れて、下着の交換頻度が少なく
てもまだ我慢できるという状態にしてあげて欲しい。
どうか、生理用品を常に配布して。

拡散してください!

幼馴染のお姉様より

 

 

 

 

【疑問】

 

・自衛隊の立ち位置(依頼品の運搬か緊急的に自衛隊の備品を分配したのか/チーム内の女性隊員の有無/支援品の選定基準)

・「ある男性」の権限、および背景(年齢、家族構成、生育歴学歴……世代的に知識がないのか軽視や意地悪で行っているのか)

・支援物資の管理(受取)担当者に女性はいないのか

・生理用品とオリモノシートは別物では……?オリモノシートが必要なら生理用品と別枠では?

・男性の言う「生理用品はいっぱいある」の「いっぱい」の具体内容とその基準

・女性目線での「いっぱい」の具体内容とその根拠

・この避難場所で生理用品の支給を受ける予定の人数

・保管場所(スペースの余裕)

 

 

 

 

(上記ポストを引用して)

リプ2

 

 

 


 

 

 

生理用品とて、他の支援品とのバランスで用意されるものだ。飲食薬その他の備品や要望を無視して、トラック一台生理用品だけを詰めて送ってこられても困るだろう。そして、役に立たないボランティアでも現地にいたら「ありがとう」と言われるように、わざわざ運んでもらった物資は、たとえ十分な量があったとしても一般的には「ありがとう」と言って受け取られるものではないか。(上記ポストがどうかは、判断できない)

 

 

 

 

該当避難所の生理用品事情


・事前に用意されていた総数、および、その算出法
・備品(生理用品)の管理者の補充・配布ルール
・該当避難所を中継地とする、生理用品の調達希望者数

・事態収拾(必要に応じて個人が調達できるようになる)までの見通し


マスコミも用が足りないが、最低限、このくらい把握しないと意味ある発言はできないのではないか。

 

(そして、上記ポストの人の運搬手段と、運んだ支援物資の選定基準と総量、生理用品の数はどのくらいだったのだろう。交通事情から、配送能力が限られる民間ボランティアは控えるよう広報されてきた)

 

 

 

 

「大変だー!大変だ―!」と騒いだところで何も変わらない。むしろ非常時に我を押し出した個人のパフォーマンスは効率が悪く、時に混乱を招く。

 

下に参考をあげたが、乳児用おむつや離乳食が集まりにくいという。身体的弱者であり意思が示せない乳幼児が必要とする物資の優先順位は生理用品より高いと思うが、生理用品の必要性を訴える女性やその支持者たちは「不足しがちな支援品」のひとつとして生理用品を挙げたのか、生理用品不足をポストしたインフルエンサーに踊らされて生理用品で頭がいっぱいになり、それをお題に騒いでいるのか、興味深いところである。

 

 

私?

 

 

何がどうなっているのか分からないから、状況把握から始めた。トランス問題と同じ入口だ。「ある状況」には、それを成立・維持させうる要素がある。

 

 

そして、笛美の手下ではないんだよね。

 

 

社会に問題提起するなら、それなりの準備をしてからにすべきだ。

一流大卒広告会社勤務の笛美の同窓生や交流関係には、マスコミも官公庁勤務もいるはずだ。ちょっと問い合わせればわかる程度のところ、自分が騒ぎを起こして下々の者を動かし問題解決に向かって御奉仕させる図を描いているとしたら迷惑だ。オオカミ少年は、いずれ相手にされなくなる。あるいはハーメルンの笛吹きよろしく、笛の音に乗った大衆をどこかに連れ去る予行練習なのだろうか。

 

 

私は関わり続ける気はない。

さらば、ハーメルン笛美とその支持者たちよ。

 

 

 

 

(参考1)配布にまつわる経験

 

 

*注:男性

 

 

 

 

 

必要な情報が欠けていて分からなさ感MAXだったが、改めて、「座間宮ガレイ」なる人物が行った、人数その他の相手方情報が欠損する「ボランティア活動」って何なんだろう。

 

【行政】

 

*注:概算。全員が同時に生理になるわけではない。

生理用品の算出基準ガイドライン。総務省および厚労省に問い合わせ中。