こういうのが「東大卒の知性」だよね、と思った次第。
20220527 *注:笛美が引用した朝日デジタルの記事より前
https://twitter.com/otamashiratama/status/1530146691776917506
「防災担当者 “女性がゼロ” 全国6割の自治体で」(ブログ先リンク記事が切れていたので、類似題名の特集記事)
https://ameblo.jp/jokerquestion/amemberentry-12836659983.html
ブログはさらに充実していた。一読お薦め。
避難所に生理用品が足りなかったらすごく困る/災害備蓄の生理用品の使用期限にもご注意を(「おたまの日記」東大法学部卒が、子育てしながら考えたことや読んだ本、お勧めしたいことを書いてます。2022年5月28日)
・NHKニュースで取り上げられた事例
・防災担当部署に女性がいない理由
・生理用品の必要数を考えてみました
・ガイドラインはないのかしら
・生理用品の使用期限にもご注意を
・使用期限前に学校や公共機関のトイレに寄付できたら良いな
・自治体職員の方も大変だと思います
・おしまい
>しかし800人の避難所で生理用品が72枚しかないなんて、私のような素人が見たって明らかに足りないとわかるんですが、こういうのって内閣府とかが各自治体に「避難者の人数あたり○枚の生理用品を備蓄する」みたいなガイドラインを作ってくれたりしないんですかね。「災害時の生理用品の配り方」とか。
適当な試算ですが、(以下略)
(「生理用品の必要数を考えてみました」より抜粋)
このような態度が「(おそらく自身には)避難所生活の経験がないが、問題を把握したので真面目に考えた人」のものではないか。(*3)
担当者や専門家を尊重しない、先例を引き継がない……他者が整えた舞台にマイクをひったくって躍り出し「私は!私は!」と絶叫する、フェミニストたちのあのメンタリティーは、何なんだろう。
アライグマがあたかも「自分が獲得した獲物です」とばかりに与えられたエサを洗い始めるように、ある情報を得てから一定の潜沈期間を経て、それを自身が提起した問題だとして騒ぎはじめるのは「フェミニストあるある」よく見るおなじみの光景だ。
彼女たちは女性の地位の低さを嘆き、女性軽視の元凶として社会や家父長制度を問題視する。しかし、自分が属するオトモダチ枠外にいる女性や、自分より能力ある女性を評価しない彼女たちこそ、女性を侮辱しているではないか。笛美のポストは、上記おたまのポスト(ブログ)の劣化版パクリとしか私には思えない(*1)。フォロワー層が被らないから、問題にならなかったのではないか。
*1 笛美がおたまのツイート(ブログ)を読んだことがあるか不明。マスメディアの横並び体質から、朝日デジタルがNHKの該当ニュースを知らなかったというのはありえないと思うが、こちらも不明。但し、「#共通テスト痴漢撲滅アクション」の例に倣えば、パクリと疑われ、騒ぎになったと思われる。
*2 NHKより古く「生理用品 一日1枚」を報じるメディアは、あったかどうか含めて不明。
*3 新型コロナでナプキン不足を体験している。
(参考)
・「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」男女共同参画局(令和2年/2020年5月)
*備蓄は、一人当たり最低3日間の量が推奨されている。具体数は不明。
絶対数として「公」に回せる女性が少ないことが分かったので、「女性だけの街」を主張していた女性たちが災害時対応をどのように考えるか興味が湧いた。
災害時の防災備品について、𝕏 の残滓
災害時は言うまでもなく、防災の日や災害慰霊時にコンスタントに記事やポストが確認される。
20090901 *Twitterに残る生理用品と防災(/震災)が結び付いた最古のツイート
https://twitter.com/kuchicominist/status/3678772738
2011年 東日本大震災による、日本国内全体の物資不足。(資料)
2016年4月14日 熊本大地震
女性の生理への無理解を見せる男性がいる一方、生理用品不足を訴え支援物資として収集、送付する内容のポストが軒並み男性だったというフェイントが明らかになる。生理用品の不足を心配し支援を呼び掛ける女性はもちろんいたが、圧倒的に男性が多かった。(性別間違っていたらゴメンね)
サンプル(生理用品 熊本 since:2016-4-14)
14日 心配する男性(子あり既婚者)
https://twitter.com/12Axcess/status/720601591141638144
16日
https://twitter.com/kajiiiikm/status/721157703121240064
17日
https://twitter.com/konotarogomame/status/721502867857625088
https://twitter.com/46hayabsk/status/721638999643664384
21日
https://twitter.com/katayama1122/status/722970143941218305
日本全国から支援あり(抜粋)
https://twitter.com/moriokashi/status/724530820245950464
20180618 大阪北部地震 (別途、同年6月後半から7月にかけ、西日本豪雨で大規模な水害が発生)
女性のツイートが増加する(生理用品 大阪 since:2018-6-18)。大阪府民には自衛の呼びかけがある一方で、大阪府民から岡山県への備品支援のツイートがあった。
18日
https://twitter.com/910123mai2/status/1008501463847297024
https://twitter.com/togetter_jp/status/1008937657991245824
大阪から岡山県への支援ツイート
20180708
https://twitter.com/violin_shogo/status/1015735300343992320
https://twitter.com/miki_3_/status/1016289248272478208
20180906 北海道胆振地震
9日
https://twitter.com/yopikoyo/status/1037711085174906881
16日
https://twitter.com/hitomicubana/status/1041151237964484608
19日
https://twitter.com/tairyo_new/status/1042333437170872321
20190305
https://twitter.com/FIFI_Egypt/status/1102860388767428608
https://bosaidiversity.yahoo.co.jp/factlist.html
20191013
https://twitter.com/i_tkst/status/1183364279870709760
https://www.businessinsider.jp/post-197813
(以下、抜粋)
>東日本大震災の被災3県では、避難所の設計や運営を自治会長が担うことが多かったが、その96〜97%が男性で、女性などへの配慮が必要だという視点が見落とされることが多かった。内閣府の調査では、避難所運営の責任者に女性がいないことで、生理用品などの女性用物資が不足していても、言い出しにくかったと報告されている。
また、「女性が要望や意見を言うと、肩身が狭い思いをしたり、避難所等を出ていかなければならなくなるという不安があり、言い出しにくかった」という意見も紹介されていて、責任者や意思決定層に女性が少ないことで、女性の要望や意見が重視されない傾向も指摘されている
>これまで女性がその場の意思決定にかかわってきていない場合、自然な増加はすぐ望めない。なんとなく「女性」をひとり足すのではなく、しっかりと意見がくみ取れる仕組みを意識する必要がある。
>筆者はこれまでネパールやミャンマーなどで防災会議の構築や防災政策作りを行う際、必ず「女性部」という仕組みを導入している。女性が男性の前で意見を述べたり、反対をしたりすることが好ましくない環境でも、女性部をつくることで、まずは女性同士が自由に意見を出し合い、集団として全体に貢献できる。
(大倉瑶子)
20210304 *この記事は、防災品としての生理用品には言及していない。
https://twitter.com/oshiotan/status/1367317618789470208
https://twitter.com/Appurat/status/1367408136928174082
10回忌慰霊ということでか、別になにかきっかけがあったのか、この時期(2021年3月)に政治家が防災用品としての生理用品のツイートをしているのが多数確認される。
♦訂正・修正・その他
(20240116)
・絶対数として「公」に回せる女性が少ないことが分かったので、「女性だけの街」を主張していた女性たちが災害時対応をどのように考えるか興味が沸いた。(追記)
・沸いた→湧いた(修正)
・濃灰文字→黒文字、黒文字→濃灰文字(色修正)
・10周年慰霊→10回忌慰霊(修正)
(20240118)
・(*1) (追記)
・おたまのトップツイートに、NHKの類似題名記事のリンク(追記)
・(参考)「災害対応力を強化する女性の視点~男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン~」男女共同参画局(令和2年/2020年5月)(センテンス追記)
・*2(追記)
・*3(追記)