誰かに嫌な思いをさせられた時
その人のことを許せない！！と思うことは
誰だってありますよね。
今回は他人を許せない時の気持ちの対処法と、
その理由と効果についてお話していきます。
「人を恨むと穴二つ」
と言われるように、
他人を恨むことや
許せない！と思う気持ちは
自滅の道に向かうということも
良く知られています。
だからこそ、
人を恨む気持ちや
許せない！と思う気持ちを
できるだけ早く解消して行くために、
「許しましょう」と言われることも
よくありますよね。
ここで間違えやすいことが「許す」とは
一体誰を許すのか？ということです。
その対象は「他人」ではなく
「自分」なのです。
例えば、
ご自身に嫌なことをした人のことを
簡単に許せますでしょうか？？
それを許そうとすること自体
偽善です、
自虐です。
人のことを悪く思ってはいけない、
あの人に悪いかな、
あの人が可哀そうかな…。
そんな思いが湧いてくるかもしれませんね。
では他人のことは守ろうとするのに
自分の心を殺してもいいのでしょうか？
それが自己愛でしょうか？
自分の心に蓋をして
いい子ちゃんを気取っていますが
実は自分のことをいじめているのです。
まずはそこに気が付きましょう。
そして、
他人のことを悪く思うことや
許せない！！と思うことに
嫌悪感や罪悪感を感じてしまう、
そんな時にこそ、
自分を許すのです。
人のこと、
・いやだなぁ
・嫌いだなぁ
・腹立つなぁ
・許せない！！
という感情で心を汚してしまった自分を
許してあげるのですよ。
真っ白な新品のブラウスに
トマトソースのスパゲッティを
はねさせてしまった時の感じです。
「わああああ！！汚しちゃった！！！
何やってんのよ私！！！
はぁ。。
まぁ、いつまでも気にしてもしょうがないよね、
自分が悪いんだし、許そう許そう。
しゃーないしゃーない笑笑」
このようにまずは自分を許すのです。
間違ってもパスタを
恨んだりしないですよね。
これと同じで
他人を許すとか、恨むとか
どうでもいいのです。
他人を許そうとしなくていいのです。
他人のことは放置でOKです。
許せない！！と思う自分をまずは許す。
「嫌だよね、腹立つよね、許せないよね。
そう思っても仕方ないよ、人間だし。
そんな風に思う私、それでいいんだよ。
人間なんだからいろんな感情があっていいんだもの。
いいのいいの、それでいいのよ」
と許す、許す、
ただひたすらに自分を許すのです（＾＾）
許す、っていう感覚は
とっても自分に甘くしてあげる感覚です。
やっぱり、自己愛を育む上で
自分を許すことをどれだけやれたかが、
カギになります。
許す、ということは
他人を許すことではないのです。
他人を許せない！と思う自分を許すこと。
すると
不思議と他人への恨みの感情が
薄まっていくのです。
「あの人のことなんてどうでもいいか。
自分の気持ちを汚したくないから
考えるのやめよう、関わるのやめよう。」
と他人から気持ちが離れてきます。
興味がなくなってくるのです。
嫌なことから自分を離すことができれば
心は平和で穏やかさを保てます。
心が平和で快を味わえると
世界は心の投影なので、
現実世界も平和で穏やかで快の
状態へと変わっていきます。
嫌な人が去っていき、
または優しい人に様変わりして
心地よい毎日へと変わっていきます。
他人を恨むことや、許せない！
思う気持ちはご自身の
重たい心の負荷になっています。
ぜひ、他人を許す前に
ご自身を許して、
心を楽にしてあげましょう。
それが自愛、
自己愛を育む生き方なのです（＾＾）
自分を愛して可愛がろう
ポナハロ
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