昨日のクラブチーム練習、めちゃくちゃ悲しい事と、嬉しい事が起こった!!

まず悲しいことは、息子が1人飛び抜けすぎて、浮きまくってしまい、仲良しのママ友から悲しい事を言われてしまった。

息子は1人で8点決めた、ワンアシストも。



つまり、14人位でミニゲームするけど、息子以外はボールにほぼ触れていない。そして前半終わってコーチが息子に『お前もう点取らんで、ディフェンスとパスだけして』と指示。

すると息子、いや、点は取りたい!全部やると引かない。コーチがダメだ!息子が嫌だ!と押し問答している。最後はコーチのバックハグで揺さぶられて点取るなー!!とブラブラされ、ヤダヤダー!!と笑っていた。

でも、他の親も見とるし聞こえとるから、多分みんな息子が独壇場すぎて、そういうコーチの言い分を支持すると思う。

あまりに独壇場なので、他学年の親達は、うまいなー!すげー!おおーーー!!と盛り上がっていたけど、この学年の親はハッキリ言って見応えないだろうし、自分の子がボール触れんと息子を邪魔に思うだろうなと気にしていたところに、仲良しのママ友が

息子くんは、これ楽しいのかな?!

と一言。


その言葉に母はなぜかとても傷ついた、、、
悪気はないのは分かるけど、こっちだって好きでここにいるんじゃないよー!!

確かに全部1人で奪って、運んで、決める。
なぜなら、パス出せる場所に味方が走らんし、パス出してもトラップ出来んし、1人で初心者五人抜きしたところで楽しいのか?と言う気持ちも分かる。でも、息子だって上学年とやりたいけど、クラブ側がそれをさせない方針だから仕方ない。

先週はやる気のないプレーで、父に徹底的に叩き潰す!!という意気込みでやれ!!と言われたので、今週はちゃんとやった、その結果、これだ。

息子はコーチの言うことも聞かず、前半、後半、4点ずつ決めて、足技も初心者相手なので決まりまくっていて、シザーズ、マルセイユターン、エラシコ、ダブルタッチ、浮き玉、踊るようにボールを操り、他学年親達を沸かせていた。

シュートの度に拍手がありがたかった。

けど、練習後、コーチに話しかけるとコーチが、←このコーチはずっといるおじいちゃんコーチ、めっちゃ良い人、

息子また一段と浮いちゃってかわいそうだね!もうちょっと周りが追いついてくれると思ったけど、夜練習行くようになってぐんぐん差が開いて、かわいそうだなぁ!
だって。

やっぱりそうか。可哀想か。

母がコーチに、でも強そうな子も入ったし、大丈夫じゃないですか?と言うと、コーチが全然相手にならない、〇〇達←イッコ上でも息子はずば抜けとったからなぁ、もう少し身体大きくなったら2個上でやらせてあげたいけどなー、〇〇がなぁ、←上学年担当コーチ、ダメって言うんだもん!と。

そうやってこのコーチが上に息子の事を話してくれとるって分かっただけでも、救われた。

けど良いことも起こった!!
この可哀想な状況でも踏ん張ったおかげで、ちょっと強そうな子が入ってきてくれた!!明らかに息子に向かってきてくれる!!

もし息子が上学年とやっとって、体験に来た時に素人集団だったら入って来なかったかも知れない!

息子を見て、入ってきてくれたのかも!!という可能性もあるから、自学年に留まる意味はあるのかも。

新入りの強そうな子のパパさんも、その息子くんとのサッカーやっとる様子を見ると、絶対経験者。

良かった、入ってきてくれて!!これで少しは張り合いが出る事を祈る、、、!!

全国に息子と同じように、1人だけやり込んでチームで浮いとる子、たくさんおると思う。
その親はドヤ顔じゃなく、母と同じように、肩身の狭い思いをしているに違いない!!

けど母の大好きな本、『置かれた場所で咲きなさい』の言うように、今いるチームで精一杯がんばって行こう!!
そして日々のためになる千の顔さんのブログより引用↓

私は人生にとって子ども時代に身につけるべき武器は2つあると思っています。

 1つは「人間力」です。

 漠然としていますが、これが最も大事だと思います。

 私が思う人間力の例を思い付くままにあげます。

 

・あいさつをすること。

・集合5分前に来ること。

・人のせいにしないこと。

・仲間を蔑まないこと。仲間を大事にすること。

・大人を尊敬すること。

・「なぜ」という疑問を持つこと。

・差別をしないこと。

・嫌なことを自分から率先してやること。

 

 そしてこういったことは、普段の練習でけっこう植え付けることができると思います。

 

 さらに私は「技術」をつけることだと思います。

 たとえば1人もかわせない選手の判断と、1人は必ず抜ける選手の判断では、まったく判断の質が変わってきます。

 特にジュニアユース以降の指導者は「いい判断をしよう!」と言います。私もそれは当然だと思います。

 ですが、小学時代にその判断を高めるための技術を磨いていない可能性ももしかしたらあるのかなと私は思っています。

 

 もちろん小学時代は基本として「サッカーを楽しむ」ということが大前提だと思います。

 ですが技術があがってくれば楽しくなってくるというのも、また然りなのです。

 私は「楽しむ」という概念をもっと突き詰めて考えたいと思うのです。



サッカーが下手なままでは、やっぱりサッカーは楽しめないのです。

 そして通ぶって「サッカーの本質とは○○」みたいなことは、小学生のうちは言う必要はないと私は思っています。

 その代わりに、足技をやってリフティングをやって、あとは止める蹴るをやればいいのだと私は思います。



私がかわいそうだと感じるのは、小学時代にワンパターンのことしかやっていないことです。

 さらに「サッカーの本質は○○」とか言って、そればかりを追求することです。


引用ここまで


人間力、ホントそうだよなぁ。
こういう根っこがきちんと育ってないと、後々辛いよねぇ。
そして大人の自分も、ハッとさせられる。
あいさつ、5分前、人のせいにしない、差別しない、うんうん。深く頷く。

そして技術。
色んな事が出来る、ボールを自由に操れる。
足技のバリエーションを増やす、自分とボールの段階から対人の段階、ここを徹底的に量をこなす。

そうする事で、技術が身につく。技術が無いのにチームプレイは無理。
バレーボールでも徹底的にレシーブ100本したり、野球も1000本ノックしたり、基礎技術の反復は上達への一番の近道というか、一本道だと思う。

それがサッカーで言ったら、ボールフィーリングのためのボールタッチだったり、1対1だったり。

少なくとも息子は、初期の徹底的な両足基礎のおかげで、低学年でのカップ戦優勝や色々なMVP、地域の選抜クラスでの活躍もあり、効果は出ている!!

だからもちろん楽しむことは大事だけど、楽しむための準備が必要なのだ!!

料理も仕込みが命だ。

『楽しむための段取りをする。』


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