ダブルゴールコーチ読了。
ダブルゴールとは
①勝つこと
②スポーツを通じて人生の教訓や健やかな人格形成のために必要なことを教える
この二つの目的だが、②の方が①より重要だと言う。もちろんそうだよね。
↑よく見て。
『選手を育てるのは、問いであり、
がまんであり、信頼である。
指導者が背負っているのら
選手の競技人生だけではない。
人生そのものなのだ!』って。👏
著者ジム・トンプソンは1998年にPCA(ポジティブコーチングアライアンス)を創設。一流プロスポーツ選手や監督絶賛の内容。
子ども達からトップアスリートまで有効な、ポジティブコーチングについてやELMツリー(EFFORT努力、LEARNING学習、MISTAKES失敗)、
目標設定、失敗後ルーティン、ご褒美、エモーショナルタンク、魔法の比率、サンドウィッシュの法則、情報か指示か、などなど知ることができてものすごくスポーツ母としてレベルアップできた!こういうの、欲しかった!!
後半はコーチ達に呼んでほしい内容になっているが、332ページ以降のセカンドゴールペアレントの章は、保護者心得として無料冊子にして配りまくりたい内容。
ベンジャミン・ブルームの研究チームが芸術、音楽、数学、スポーツ(水泳及びテニス)の才能が見出された子供たちを研究し至った結論が、
『私たちが知る限り、保護者が応援し、本人をやる気にさせ、サポートするかどうかが、オリンピック水泳選手の家庭とそうでない家庭の顕著な違いである。
個人のもともとの特徴がどのようなものであったとしても、長期的かつ集中的な応援、育成、教育、訓練と言う過程を経ないと、その個人は特定の分野における吐出した能力に達することはできないのだ。
才能が開花する子供と、そこまでに至らない子供の2つ目の違いは、保護者がお手本となるような姿を見せることができているかどうかだ。子供のEタンクを満たすと言う大事な役目を果たす以外に、保護者が発言と行動を通じてロールモデルになることが大事だ。
努力をし続け保護者の無条件のサポートがあれば、多くの子供たちは、才能のある子供たちと同じことを成し遂げることができる。』
👏👏👏素晴らしい!ブラボー!!私、これ、薄々勘づいとったんよね。それがくっきり文字にされてる喜び!!ありがとう、ブルーム博士。
また、子供の段階的な才能開発についてもとてもためになる。まず楽しさを求める段階、次に技術を求める段階、その後上達を求める段階へと移行する。なるほど!!じゃぁ今はとにかく楽しめていればいいんだ。良かった。
そしてさらに、やる気を出させる会話術まで。
自分の子供がスポーツで良い結果を出すことを望むあまりに、アドバイスしすぎて親子関係にひびが入るパターンは結構あるようだ。ぎくっ!
親子の絆を築く6つのポイントや、帰宅する車の中でPGA(ポストゲームアナリシス試合後の分析)を避けること、ギクギクッ!、タブーな言動など。
6つのポイントは要約してトイレに貼ったわ。
これ、読んどいて本当損はない。
激推し!
息子のコーチにあげたい!読んでくれるかな?
やめとこ。笑
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