昨日のブログで腹痛を訴える息子が練習へ行ったことを書き↓
尊敬する先輩グッチさんにコメントをもらって、とても嬉しかった!
息子のメンタルを心配して下さった、ありがたすぎるメッセージ。
ホントそうだよなぁ、まだ小さい低学年の息子。
身長123cm、ほっぺもプルプル、そんな息子の休みたそうな信号をキャッチしても、サッカーへ行かせた。これはやっぱり、なんか違うと思う。
世の中の親御さんは、みんなどうしとるんだろ!?
現に父も、休ませろと言っていた。お腹痛いなら寝とれば?と。
母ももちろん、ゆっくり休ませてあげたかった。
休めばゆっくり家でくつろいで、翌日の遠足のお菓子を並べたりしまったり、また出したり出来る、そんな息子を見るのも嬉しいものだ。
その日は前の夜から、そして朝も、夜の練習行けんかも、休みたいと訴えていた。
どうしてか聞くと、夜だから暗くて不安、コーチも怖い、みんな強い、行きたくないと。
そうだよね。可哀想に。
じゃあ母がおったらちょっと安心?と聞くと、母が見とるなら出来ると言うので、夕飯準備を完璧に帰ったら5分で食べられるようにして、一緒に出かけた。
『簡単に休まない。行ってみて、無理そうなら止めてもいい。でも、いく前からアレコレ考えて弱気になるのはもったいないよ!』と。
弱音を吐かず気合いでガンバレ!!息子よ!と思った。
でも、グッチさんの言うように、
気合いや根性論で頑張っていても時間がかかりますし、効率が悪いです。
何より、センス溢れる息子さんの成長に影響が出てしまうのがもったいない。
サッカーでしんどい思いをするのはもっと先のカテゴリーです。
今は行きたくてたまらなくなるくらいサッカーを楽しむ時期です。
親御さんとしては、嫌な要素、原因を取り払うのが大きな仕事ですよ!
耳が痛い。なのに全然不快じゃなく、ただただ、ありがたい。
影響が出てしまうのが勿体無いといわれ、ハッとした。なぜ自分がこんなに、子どもたちに対して厳しくするんだろう?!
それはきっと、母の育った環境はまさにゆるゆるで、大人になってからの自分の苦労を思うと、子どもたちに今のうちから厳しくしているんだと気が付いた。
母の実家は祖母と暮らしとって、母はおばあちゃんっ子で甘やかされすぎて育ち、ワガママお姫様のボヘミアニズムのヒッピーみたいなパーソナリティとなり、後からめちゃくちゃ苦労した。
世間は甘くない。
社会人になり、全身蕁麻疹に苦しみながら働いた4年間。その後は結婚後ずっとパートだけど、生きていく上で、自分がどれだけ取るに足らない存在か、自己中で弱いか、楽な方に流されやすいか、そしてそこから抜け出すのに、あの痒い痒い蕁麻疹という絶望の淵を彷徨い、振り返れば甘ちゃんだった母なりのイニシエーションをくぐり抜けたのかも知れん。
そんな自分の経験から、甘やかされて育つと後が大変だ!!という教訓がある。
もちろん息子は目に入れても痛くないほど、かわいい。愛おしい。ポンポン痛いならヨシヨシして毛布にくるんで寝かせてあげたい。
だけど、母は鬼になってしまったのだった。
後で苦労しないように、今、幼いうちから自分に厳しくする姿勢を身につけて欲しい、その思いから。
けどそれは、学校とかなら分かるけど、サッカーに当てはまるのはちょっと違うかなぁ。
昔からご縁があって尊敬する先輩が、娘の中学受験を応援しとったんだけど、
自分が決めた日課をこなさずスマホを触ったり息抜きに出かけようとする娘を、毎日くる日もくる日もひっ捕えて机に向かわせた、自分は鬼ババァだと言っていた。
その子は無事、難関校へ合格。
先輩が娘が合格した日の夜にくれたカードを財布にしまってあって、見せてくれて泣いた。
そこには、母の仕打ちに今となっては感謝して、逃げずにやり遂げられた事が合格より嬉しい、自分の財産になったと書いてあった。
オセロのように、黒い石が最後に全部白になったのだ。←オセロ好き。ちなみにオセロのアプリはオセロクエスト。
その時はひどい、辛い、苦い思いをして、後から振り返ると、その苦労がなんとも愛おしいのは何でだろう、不思議だ!
若い時の苦労は買ってでもしろと言うけど、どうせ生きていくなら、ぼんやりでは勿体無くて、メリハリのある有意義な時間を過ごして欲しい。
死ぬ時に、
あぁ、いろんな経験して楽しかったなぁ、良い人生だったなー!!
と、思えるように生きて欲しい。
そのためには日々、目的意識を持って有意義に過ごす必要がある。サッカーも社会生活も、家族や隣人との関わり、様々な出来事を通して、豊かな感情や経験を得て欲しい、寝る前にその日一日を振り返って充足感があると良い!
中でも、『感動』は、何にも変え難い喜びだ。
人生に心の底から『感動』出来る事って、何があるだろう?
愛する人からのプロポーズ、出産、子どもの旅立ち、色んな感動、喜びのイベントがある。
それも、自分がどう向き合ってきたかで、感動の深さが変わる。
昔読んだスピリチュアルの江原啓之さんの本に、人生は感動する事で魂を振るわせ、純化するためにあるというような事が書いてあった。
感動を重ねると魂がどんどん清らかになれる、それは分かる気がする。
感動するには、犠牲や苦労を超えて、努力や試行錯誤を重ねた先の達成感が必要だ。
出産があんなに感動的なのは、つわりもあるし、お腹も重たいし、10ヶ月間も気持ち悪いし足は吊るし身体は重いし、極め付けはあの痛み、死ぬほど痛い思いを経て生まれてくるから、あんなに心が震えるのだ。
けど、アレ無しでは子どもは産めん。嫌だからと言って逃げられん。逃げられんなら耐えるしかない。耐える気力は、やっぱりそれまで乗り越えてきた経験から来ると思う。
だから今、就職でも体育会系が人気だそうだ。
ボヘミアンゆる新人←かつての母、より、スポーツで色んなストレスに晒されて鍛え抜かれた闘魂あふれる新社会人が、どの企業もありがたいのだ。
もちろん、子どもが可愛い。
可愛いからこその、鬼ババァなのだ。でも内心は、オロオロして泣いている。
『楽な方へ逃げない!』
今後も息子が楽しくサッカーに向き合えるよう、決して無理強いはせず、メンタルも蓋をしんようによく見守っていこう!!
そして12時を回ったころ、横で寝とる息子が、
ヘイヘイ ‥ヘイ!
と、寝言でパスを要求した。
母はちょっぴり泣けたのだった。
しかもサッカーの神様は、ごっつぁんゴールを授けてくれて、息子と母を応援してくれた、ような気もする、、、
誰よりも応援しとるよ、愛する息子よ!!
余談だけど、感動すると言えば、自分もいっぱいいっぱいなのに分け与えられる人、感動する。
財布に10万円入ってる人がくれる1万円よりも、災害の時とかに自分もお腹空いて不安なのに、お弁当二つの内一つ譲ってくれる人とか、めちゃくちゃ感動する。
持たざる者の豊かさ、これ本物。
こうありたい。
どんなに苦しい時も、心豊かに^ ^
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