MAPLUSポータブルナビ
1万円ちょっとのポータブルナビです。ナビゲーションソフトとGPSアンテナのセットです。 GPSだけで測位しますので、若干の誤差がありますが、現在地周辺の地図が自動的に表示されるだけで、周辺の様子は十分にわかるものです。 一番困るのは、地図上でどの位置にいるのかがわからないことですからね。 いろいろな状況で使ってみました。 ●室内 GPSの電波がほとんど受信できません。窓際なら受信できることがあります。 ●市街地(徒歩) 新宿のビル街ではどうもGPSの電波が受信しにくいようです。住宅地や広い道路などでは特に問題ありません。知らない学校に出かけるときには役立ちます。 ●電車・バス なかなか電波が受信できません。バス乗車中に地図が確認できると、周辺の状況が掌握しやすく便利です。 ●車 電波は容易に受信できますので、現在位置は比較的正確に表示されます。目的地を設定して音声案内付きのナビゲーションをすることができます。 ルート案内は大きな道を優先して案内するもので、あまり素直に従うと、渋滞に突っ込んでいくようなこともあります。 欠点としては、リルートに時間がかかることと、最初に案内したルートに固執する傾向があることです。また、音声案内の音量が小さく(PSPの限界なのですが)聞き取りにくいという問題もあります。 全般的には、最初の測位に時間がかかるという問題がありますが、この値段でGPSナビを持ち歩けるメリットは大きいと思います。場所も重量もとりませんので、鞄に入れておけば出張などで役に立ちます。 |
PSP(プレイステーション・ポータブル)
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ご存知の通り、ただのゲーム機にとどまらない、ゲーム機です。 私はゲームソフトも持っていますが、音楽/ビデオプレーヤーとしての利用が一番多くなっています。座れればビデオ、立っているときには音楽と、容易に切り替えて利用できます。大きくきれいな液晶が特徴です。 これにタッチタイピングができるサイズのキーボードがあれば、生徒が一人一台持つためのコンピュータとして適切なんじゃないでしょうか。 無線LANが内蔵されているので、手軽なブラウザとして利用できます。Yahoo!MailやGmailは何とか使うことができます。キーボードがないので、入力は若干面倒です。でも、購入したときに比べて入力方法が改善されています。 PSPのすごいところは、ファームウエアアップデート機能です。この機能によって、購入したときより機能がアップしています。入力方法が改善されているのもこのおかげです。RSSリーダー機能やロケーションフリープレーヤーなどが、後から追加されています。 ゲームに興味のない方にも、マルチメディアプレーヤーとしてどうでしょうか。ポータブルナビソフト も発売されて、用途も広がっています。 |
これだけでわかる 最新情報リテラシー
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日経BPさんが作る高校生向け副教材(資料集)の一般書バージョンです。 日経BPの雑誌「日経パソコン」や「日経NetWork」などでお馴染みの,わかりやすく正確な説明が,高校生向けのよりわかりやすい表現で書かれています。 すべての高校生が学ぶ教科「情報」の副教材として作られていますので,一般の方が予備知識無しに読むこともできるようになっています。 また,高校生の興味・関心を高めるために,日経BPらしい最新の動向や詳しい内容にも触れています。 パラパラッとめくって1~2ページ読んでみても,「へーっ」「ふーん」と私も思うようなことが書かれています。 店頭で見かけましたら,パラパラッとめくってみてください。 全89項目をご紹介します。
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i (ai)
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その昔、武道館にも2回ぐらい行きました。その当時、LPレコードも持っていましたね。コピーバンドもやっていましたっけ。最後の東京ドーム公演にも行きました。 リアルタイムでOff Courseのファンでしたから、「懐かしい曲がずらり」といった感があります。 2枚組のCDの他に、武道館のLIVE映像が収録されているDVDも付いてきます。 KAT-TUNの『僕らの街で』を聞いた瞬間に、「小田さんの曲だ!」と思った人にはおすすめできます。 |
ワイヤレスマウス
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ワイヤレスマウスです。 売りは2つ ・コンパクトなのに、USBポートに刺すレシーバーが本体内に格納できます。しかもポーチ付き →持ち運びに便利 ・2.4GHz帯の電波を用い、30m程度まで電波が飛びます。 →教室内どこでも使えます。 このマウス、情報科の先生必携です。 授業に使う「教員機」にこのマウスをつなげば、机間巡視をしながら「教員機」を操作できます。教員機に縛られず、自由な立ち位置で授業ができるようになります。 また、出先で発表をするときにも便利です。PCを操作すると、どうしても下を向いてしまいます。顔を上げてプレゼンするには、リモート操作ができる無線マウスが効果的です。 他社さんからも似たような製品が出ています。ご予算に応じて選んでも良いのですが、2.4GHz帯にはこだわった方が良いと思います。 |
情報のさばき方
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最初にこの本の効能を書きます。
この本の内容はこちらのblog(『情報のさばき方』を読了!! ・情報のさばき方・その2 )に詳しいので、ご覧ください。 私が読んで印象に残ったことを2点 ●電子文字と活字の違い 電子文字はモノの属性を失い、純粋に情報となることで、社会に衝撃を与えた。その特徴は、時間と空間の制約の消失、検索力の増大、転写性、発進力の増大の4点。 ●優先度の崩壊 電報が届けば、何か緊急のことがあるとわかるように、メディアによって優先度が違っていたが、このような情報の優先度がなくなったため、すべての情報に目を通し、判断する必要が出てきた。 |
自分でできる情報探索
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1997年に初版の本です。週刊アスキーの「私のハマった3冊」で書名が目にとまり、気になっていました。 「はじめに」には『情報探索の能力は、デジタル情報とかアナログ情報という情報の形態にかかわらず、必要な情報内容を的確に探し利用する、人間の技術や能力の問題です。』とあります。 その能力を生徒たちに身につけさせたい。そう思います。
限られた「情報」の授業の中で、この本に書かれていることを生かすのは、なかなか難しいと思いますが、「情報検索」の授業をする上での自分のスタンスを明確にするためには、役に立つと思います。 「ネット検索」の授業を深めたいと考えている方は、読んでみてはいかがでしょうか。 Amazonは品切れ、学校の図書館にもないとなると、逆にほしくなるもので、e-BookOffで購入しました。 |
ASPによるWebアプリケーションスーパーサンプル
| だいぶ前に買った本ですが、今でも役に立っています。 ASPは、PerlやPHPのように、ブラウザを使ってデータを入出力するといったことができます。受け取ったデータは、ブラウザに表示させたり、テキストファイルや、Accessのデータベースファイルとして受け取ることができます。 ASPはWindows2000以降のOSに標準添付されている機能で、IISを追加インストールすると使えるようになります。自宅のWindows機で開発・動作検証ができ、学校のWindowsサーバで利用できます。 ASPを書くためには、 ・HTML ・VBScript ・SQL の知識がある程度必要ですが、「いくらか聞いたことがあるぞ」のレベルで充分です。新しいことを覚えるのではなく、今までに覚えた知識を活用することができます。 HTMLは普通にページやフォームが作れる程度で充分です。ホームページビルダーなどのツールを使ってHTMLを書き出して利用することもできます。 VBScriptはExcelのVBAがいくらかわかれば、何となく理解できると思います。必要に応じて少しずつ覚えれば大丈夫です。 SQLはデータベースにデータを書き出したり、取り出したりするときに必要ですが、データベースを使わなければ必要ありません。データベースはAccessのデータベースを利用するので、Accessでクエリーを作り、SQLビューを使えば、SQLがあまりわからなくても大丈夫です。データのやりとりは数パターンしかありませんので、サンプルのSQLをまねて作ることもできます。 環境として必要なものは、WindowsPCまたはWindowsサーバだけです。このほかに、Accessと気の利いたテキストエディタがあるといいでしょう。AccessはASPを書くのに使っているPCに入っていればよく、ASPを実行するサーバには必要ありません。 この本にはさまざまなサンプルが紹介されています。そのまま使えるものもありますが、自分で利用したい機能や方法を組み合わせて利用することができます。制御はVBScript、表示はHTML、データのやりとりはSQLとしくみもはっきりしていますので、混乱せずに作ることができます。 学校の校内のような、「同時アクセス100名」程度の規模なら、手軽なASPで充分です。最近「ASP.net」に押され、ASP関連の書籍が少なくなってきて困っていたのですが、先日書店でこの本の「増補改訂版」が出ていました。これからやってみようという方はこちらをどうぞ。 |
情報検索のスキル
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単純に情報を検索するという事ではなく、問題解決のための情報検索について、さまざまな方法や観点がまとめられてます。情報教育とは何を目指すべきなのかが提案されています。 『米国の情報リテラシー教育は「必要な情報を探し出して自主的に学習できる能力」を生徒に身につけさせる事を主眼としている。』と書かれています。情報リテラシー教育は日本では、「情報活用能力」と呼ばれているものです。 決してコンピュータを使わなければ情報検索ができないわけではなく、コンピュータを使った情報検索が、(充分な意図がないと)ただの無駄な実習になってしまうことが、この本を読むと良く分かります。 情報検索は、検索された結果から知識を得て、検索している人の知識構造が変わり、検索したい内容が変化したり、検索したい領域が狭められたりと、「情報ニーズの変化」が現れてくると指摘しています。 単純に物事について調べるための検索と、レポートの題材を探すために情報検索するのは、当然情報ニーズが違ってくるわけです。知らない物事についてレポートを書くのであれば、最初からレポートの題材を探すために情報検索することはできず、まずは物事について検索することから始まります。 検索中に、理解が進んだり、エピソードが見つかると、情報ニーズが変化して、より深い内容の情報が欲しくなります。 情報活用能力の育成を目指して、情報検索の課題を生徒に果たすのであれば、このような「情報ニーズの変化」を意識した授業展開を考えるべきだと思います。
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体系的に学び直す無線LAN
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私の所属する都立府中西高校は「IT推進校」として全館無線LANが導入されています。必要に駆られて、その場その場でいろいろな無線LANのしくみを学んできました。 目次より 第1章 無線LANの基礎知識 第2章 無線LANで通信できる理由 第3章 アクセスポイントの効率的な配置法 第4章 失敗しない無線LAN構築法 第5章 セキュリティ上の問題点と対応策 第6章 ホットスポットはどこまで普及するか 第7章 Bluetoothは何が違うのか 構築法などは、あまり大きな無線LANを想定したものではありません。ホットスポットについても、現在のような方式の説明はありません。基本的なしくみはよく分かるのですが、新編が待たれるところです。 |