最北端の宗谷郵便局をでて、日が沈む海岸線を走る。
急いでいたので、写真を撮る余裕もなく、ただひたすら走った。
北海道初宿泊。不安はある。
秋とはいえ、最北端の地、もしかして死んじゃうんじゃ…
北海道には冬しか来たことないからなのか、極寒の地という印象が僕の頭の中には強く根付いている。
だから、最低限火は確保しておこうと思った。
しかし、スーパーはおろか、コンビニすらある気配がない。
不安になるものの、海岸線に沢山の人を発見、少し安心した。
なにやら、長い竿を何本もおっ立てて、海を眺めている。
釣りだと言うことは分かったが、なんであんなに??
後に出会うおじさんの話で分かったのが、どうやらこれは、鮭釣りらしい。
そういえば、ちょうど秋口だ。 ああやってつるんだな。
北海道の鮭、うまいからな、今度やってみたい。
釣りの民衆を眺めて海岸線を通っていると、今度は、海岸の縁にテントがぽつぽつと立っているのが見えた。
どうやら、キャンプ場ではなく、勝手に張っている雰囲気だったが、
最悪ココでもいいか…と楽観的観測がわいてきた。
神奈川や首都圏では、海でテントを張っていると警察職員に声をかけられてしまうのが常なのだし、管理されていない土地を見つけるのが難しい。
常に人目がアリ、障子にメアリーな状態だ。
野外活動なんて、出来る隙間がない。 こんな閉塞感が漂う世界にいるんだから、心身が病んでも仕方ないな とも思った。
厳しい極寒の世界だが、こういう自由が
あるところは、最大の魅力なんだろうな…
しばらく走ると、警察車両がパトランプを光らせて停車している。
分かり易くスピードを緩める。
北海道でライダーが気をつけなければならないのは、事故・スピード違反である。
事故をすれば、広い北海道自力でなんとかしなければならない。
そして、スピード違反は、旅のテンションをがた落ちにさせる。
まだ、
先が長い旅で、テンションを概してしまうことが一番怖い。
なので、しばらくはとろ火運転で、さながら列車が駅に入る前に、超スローペースになるかの如く低速運転で走った。
そんな鈍行列車、アドレス号に
乗っていると、ガソリンスタンドがあった。
北海道のGSは、数も少なく、営業時間も少ない。
明日の朝を考えて、ここでいれることに。
ちょっと、ムスッとした30代後半くらいの店員さんに、「今、解くんでまっててください」と伝えると
荷物を下ろし、メットインを開いた。
給油をしているついでに、炭を打っている場所を訊いた。
すると、近くにセイコーマート
があるらしく、そこで、多分売っているとのこと。
よかった、これでこんばんは、さむさをしのげそうだ。
すると、GSの店員さんが「そのヘルメットかっいいですね」
と思いもよらず、褒めてくれた。
褒められて得意になった僕は、「そうなんですよ、ヘルメット、ここをこうすると、サンバイザーが降りてきて…」
「へ~」と少し関心ありげな様子だったので、うっている場所を教えて
GSをでた。
すかさず、近場のセイコーマートへ足を運ぶと、
どこをさがしても、炭がない…
セイコーマートの店員さんに尋ねると、夏はあったが、秋口なので
今ないとのこと。。
まじか…
まあ、仕方ない、水だけかって猿払を目指すことに。
すでに、日は落ちていたので、暗くて分からず、通り過ぎてしまいそうになるが、
ようやく猿払道の駅に到着!
くらいので、どこがどうだのだとか、全くわかならない。
キャンプ場を探すことに。


















































