はじめまして♪
私、☆ショウ☆と申します。
独身生活を送り
現在還暦を過ぎた男です。

心理カウンセラーとしても

活動してきましたが

たった一人の女性だけを
愛し続けて来た
どこにでもいる元・高校教師です。


このブログでは、
孤独に生きる私のような大人が
心豊かに生きるための術を
お伝えしたいと思います。

 

 

  高校教師の私の初体験

 

私は、40歳代の頃、

高校教師として絶頂期を迎えていました。

 

日々、生徒達のために全身全霊で、

力を尽くしていました。

 

そんな私は、教師としての仕事に夢中で、

女性との浮いた話はありませんでした。

 

ある日、仕事帰りに、

夜の街を歩いていると、

一人の客引きに店(女性が接待するクラブ)に

無理やり、連れて行かれました。

 

(今なら風営法で、

禁止されている行為ですよねw)

 

私は、普段、四六時中、

生徒のことばかり考えていましたが、

このときは、魔が差したというか、

好奇心からか、勇気を出して、

初めてクラブの中に入ったのです。

 

 

  素敵な女性であるホステスとの出逢い

 

そこで、私は一人のホステスに出会うのです。

 

(名前はマリですが、

私は出会ったときから

「マリちゃん」と

呼ばさせてもらっていました。

 

私は人を呼び捨てには

できないです。

自分の妹でも

「ちゃん」づけしていますw)

 

 

マリちゃんは、

背丈は多分150センチくらい。

(高いヒールを履いていたので、

よくはわかりませんが)

体重は46キロ位。

(かなりほっそりした体形)

目はくりっと大きく、童顔。

小顔でロングヘア。

話し出した声は

ハスキーボイス。

 

とても綺麗で、また、

可愛らしい女性(ひと)でした。

 

 

  高校教師

 

緊張しながらも、

プロであるホステス嬢

マリちゃんの

接客によって、

次第に打ち解け、

私は、彼女に促がされるまま、

自分の高校教師としての仕事を話しました。

 

私は、

どれほど生徒たちのことを

大切に考え、 

日々過ごしているのか。

365日生徒のことを

考えない日はない。

どんな問題を起こそうと、

必死になって、

生徒を守ろうとする。

等々

 

そんな話を完全に教師モードに入って、

夢中になって話していました。

 

それは、マリちゃんが、

上手に相づちを打ちながら、

一生懸命、私の話に

耳を傾けてくれていたからだ思います。

 

(でも、それは逆ですよね。

たとえ相手がプロのホステスであっても

男が女性の話に耳を傾けなればいけないと

反省しきりです。

 

それに、私は心理カウンセラーでもあるのですから^^;)

 

 

あっという間に、

1時間が経ちました。

 

(クラブは、時間制で、

1時間ごとに、料金が発生します。)

 

このような店での

1時間の料金は、

当時(25年前)の相場で、

最低でも5,000円以上です。

(やはり高い値段ですよねガーン

 

なので、私は、

 

「いい社会勉強になったけど、

もうここには来ることはない。」

 

と思いながら、

店を後にしたのです。

 

やはり、

高級なクラブに足を運ぶほど、

裕福でもないし、

そんな場所に時間とお金を使うなら、

教師としての仕事や勉強に、

有意義に使うことが

大事だと思ったからです。

 

(今思えば、かなり上から目線ですよね。

カッコ悪い)

 

 

  辛い身の上話

 

それから、1ヶ月が経ちました。

 

私は高校教師として 

相変わらず、

全力で仕事に励んでいました。

でも、私の頭の中では、

時より、 

一人の女性の顔がよぎり、

優しい声が聞こえてきました。

 

それは、マリちゃんの、

にこやかな童顔と

優しいハスキーボイスでした。

 

結局、私は、情けないことに、

自分の気持ちを抑えることが出来ず、

 

「あと一回位行っても

バチが当たるわけでもないしな。」w

 

と、自分に言い訳しながら、

マリちゃんのいるクラブに

行ってしまいました。

 

ところが、

私の来店を歓迎してくれるかなと、

思い込み激しく入店すると、

マリちゃんは、心なしか、

元気なく、顔色もよくありませんでした。

 

もともと心配性だった私は、

すぐに、相手の気持ちも考えず、

どこか具合でも悪いのか、

と尋ねてしまいました。

すると、少し考え込んでいる様子のマリちゃんは、

 

「ショウさんは、話しやすい方だから、」

 

そう言うと、

マリちゃんは、

誰にも話したことはないと、

前置きして、

身の上話を聴かさせてくれたのです。

 

 その話とは。。。

 

マリちゃんは、長年、膠原病(こうげんびょう)を患い、

普段の生活も、ままならない身体でした。

 

(*膠原病:膠原病とは、

全身の複数の臓器に炎症が起こり、

臓器の機能障害をもたらす

一連の疾患群の総称。

共通して原因不明の発熱、湿疹、

関節の腫れやこわばりや痛みなどが

みられる。)

 

でも、自分の生活のために、

夜の仕事(ホステス)を選び、

自立しようとしていました。

 

マリちゃんは、

大学の数学の教員である父親と間に、

確執がありました。

DVをする父親だったのです。

父親が気に入らない言動をすると、

暴力をマリちゃんに振るうのでした。

 

 (マリちゃんの母親は、

優しい人でしたが、 

はっきりと自分の考えを

言うタイプではなく、

いつもどっち付かずで、 

困っているマリちゃんには、

頼りにはなりませんでした。)

 

なので、マリちゃんは、

父親が帰宅したときには、

家にいないで済むようにと、

夜の仕事を選んだのです。

 

遅きに失しましたが

私は心理カウンセラーとして

ようやくマリちゃんの話に、

受容と共感を意識して、

傾聴していました。

 

私は、場違いな場所だったとしても

カウンセリングできたことを

良かったと思いました。

 

 

  意気投合

 

マリちゃんは話し終ると、 

私に感謝してくれました。

 

こんなに自分のことを、 

一生懸命に聴いてくれたのは、

あなたが初めてだと。

 

私も、1ヶ月前でしたが、

人には、話したことのない自分の話を

マリちゃんに聴いてもらっていました。

 

私たちは、

人には話したことのない話をしたことで、

まだ二回しか会っていないのに、 

互いの心を気遣い、 

二人の心は、

寄り添っている思いに 

なっていたと思います。

 

そして、マリちゃんは、 

私に話を聴いてもらったお陰で

少し元気になったと、

今度は、笑顔を見せてくれました。

 

私たち二人は、

時間の許す限り、

何も取り繕うことなく、

趣味のことなど、 

話が弾み、

結果、意気投合していました。

 

  交通事故!首の骨折!

 

(ここから

重たい話になります)

 

数ヶ月が経ち、  

私は、ためらいながらも、 

やはり、逢いたい気持ちを 

抑えることができず、

お客として、

私はマリちゃんに会いに

店に行ってしまいました。

 

今度も、

二人は楽しい時間を過ごしました。

 

その後も、

数回店に会いに行き、

あることをきっかけに、

私たちは、恋人同士として、

付き合うことになったのです。

 

ところが、

ある日の早朝、

電話が鳴り、

携帯を見ると、

マリちゃんからでした。 

 

でも、

電話の声は男の声でした。

 

何だろうと、

いぶかる私の耳に、

間髪入れずに、

飛び込ん出来た言葉から 

わかったことは…

 

その男の声の主は、マリちゃんの弟で、

マリちゃんが交通事故で、

 

首の骨を折った!!!

 

と言うのです。

 

私は、 

初め耳を疑いましたが、

すぐに、電話は替わり、

聞き取りにくい、 

か細い女性の声が

聞こえて来ました。

 

耳をそば立てると、

明らかに、マリちゃんの声でした。

 

そして、弟と同じことを言うのです。

 

マリちゃんの言葉から、 

わかったことは、

これから、手術する、 

ドクターに頼んで、

手術前に電話した、

ということでした。

 

 マリちゃんの声は、  

すぐに、弟の声に替わり、

姉が必ず、連絡するから、

待っていて欲しいという

言葉を最後に、

電話はあっという間に切れました。

 

私は茫然自失になり、

体も心も硬直していました。

 

その後、マリちゃんは、  

どこの病院に

入院しているのかも分からず、

行方知らずになりました。

 

そして、半年が経ちました。

 

(マリちゃんの実家に電話しても、

埒が明かない状態で、

 

「あなたは誰ですか!?」 

 

と、父親に、けんもほろろに、

電話を一方的に切られました。)

 

半年の間ずっと、

私は電話帳に載っている病院を

片端から電話をかけたり、

日曜日には、 

予想を立てて、

一日中、

あちこちの病院に足を延ばし、

マリちゃんが入院していないか、

探し回りました。

 

交通事故の連絡を受けてから、

7か月が経っていました。

 

半ば諦めかけていた夏、

 

奇跡的に、マリちゃんが、

私の留守電の応援メッセージを

聴いていることが、

わかったのです!

 

さらに、マリちゃんから

 

1枚の絵葉書

 

が届きました!!!

 

そのハガキを 

 

私は大事に抱え、

 

マリちゃんが書いた

 

言葉

 

を号泣しながら、

 

読みました💧

 

 

 

 

 

 

※マリちゃんから届いた

実際の絵葉書です♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  再会

 

その後、 

電話で話が出来るようになった 

私達二人は、

会う約束を交わし、

8か月振りに、 

ようやく会うことができたのです。

 

マリちゃんの手術は成功し、

首の骨にチタンを埋め込み、

日常生活を送れるようになるまで、

回復していました。

 

でも、彼女は再び、 

夜の仕事に戻りたい  

と言うのです。

 

理由は、 

お金(高額な医療費や小遣いなど)のことで、

親、特に父親を頼りたくないから

とのことでした。

 

私は、マリちゃんの身体をことを心配して、 

反対しましたが、  

マリちゃんは頑なに自分の考えを  

主張するのでした。

 

 この時、

私はマリちゃんの気持ちをそのまま、

受け入れました。

何も否定することは

出来ませんでした。

 

 (その時は、

それがマリへの男としての優しさだと、

思っていました。)

 

(今は、後悔の念もあります。

もっと強くマリに 

自分の思い  

〈同棲して私が面倒見る〉

ぶつけてもよかったのではと。

 

自分の気持ちが本気でなかったと

思われても仕方ありませんよね。

 

本当に情けない男でした。)

 

 

  夜の仕事の再開

 

こうして、

マリちゃんはホステスとして、

仕事を再開しました。

体調がよくならないまま、

2年間、マリちゃんは頑張りました。

 

でも、だんだんと、

身体の状態は、

悪化していったのです。

私はその間、

恋人として、

出来る限り、

マリちゃんを支えました。

 

(いや、今思えば

全然不十分です。

もっともっと

色んなことができたと

思います。

 

本当に繰り返しますが

男として

未熟でした)

 

 

  悲しい別れ

そして、マリちゃんが、 

完治したわけではない体を押して、

ホステスの仕事を再開してから、

およそ3年が経った12月のある日、

マリちゃんは、私のマンションまで

来てくれました。

 

その日は、

私の誕生日でした。

 

私の誕生日に、 

ケーキを作ってお祝いしてあげたいという、

マリの気持ちだったのです。

 

青白い顔して、

つらそうにしているマリちゃんは、

無理に笑顔を作りながら、

私の部屋で、 

ケーキを作ってくれました。

私も、自分の気持ちを圧し殺し、

笑顔を絶やさないようにしていました。

 

 

これが、

マリちゃんと私との

最後の日でした。。。

 

 

家に帰ったマリからは、

その後、  

二度と連絡はありませんでした。

 

あの誕生日が、

最後と思ってマリちゃんは、

無理して、

私に会いに来てくれたのだと

思いました。

 

(なぜもっと私は

マリちゃんをちゃんと

わかってあげなかったのか

全然、何にも

マリちゃんの気持ちを

理解していなかったと

思います。)

 

 

  愛するとは

 

私は、マリちゃんとの恋愛を通して、 

たくさんのことを

学んだと思っていますが

 

今思うことは

私は

愛とは何かを全然わかっていなかった

ということです。

 

自分が愛しいと思っている女性を

ちゃんと愛すことが

何にもわかっていませんでした。

 

本気になって

マリちゃんを愛していたとは

言えないと思います。

 

一方

マリちゃんは

どこまでいっても

愛溢れる人でした。

人間性の高い女性でした。

 

まるで天使様だと

思います。

 

そんな素敵な女性を恋人に

させてもらったのに

 

私は愛することが

あまりにも

下手くそでした。

 

もう一度

マリちゃんに会って

ちゃんと

愛してあげたい。

 

叶わないことですが

 

でも

私の中では

ずっと

大切な女性なんです。

 

もう二度と会うことは

出来なくとも。

 

なぜなら

マリちゃんが

私に本当の愛とは

何かを教えてくれたからです。

 

マリちゃんから

無償の愛を

私は

教わったのです。

 

☆ショウ☆

 

 

 気になる

 第1話は

 👉こちらキラキラ

 

 

 

 

【ブログ書き方講座のご案内】

 

『ブログの書き方』に

熟知している

ブロガーである私が

特別にブログの書き方を

指南差し上げます。

 

あなたも

人気ブロガーになれます♪

 

*キャンペーン中
(3月末まで)

初回は

無料です♪

但し、定員になり次第

キャンペーンは

終了致します。


2回目以降は

1時間

3000円です。

 

詳しくは

以下の公式LINEを登録して

お尋ねください。

友だち追加

 

◎ご登録して頂いた方には

次の特典をもれなく

プレゼント差し上げます。^^

👇👇👇

【ブログビジネスをやるなら

『プ●●●●●』に拘るべき!

 

 

 

    

『難病に苦しむホステス嬢と

 熱血教師との悲しくも切ない愛の物語』

(実話)
 

第01話:

一人暮らしの寂しさから、

夜の街に繰り出した


第02話:

プロのホステスのリップ・サービスには、

だまされないぞ

第03話:

出逢ったホステスにはつらい身の上があった

第04話:隠された人生
 

第05話:思い切った行動!キスハート


第06話:一大決心!

第07話:まるで天使様♪
 

第08話:癒しの存在♪


第09話:
交通事故!

首を骨折!!!

第10話:
生きてくれていて
ありがとう!!!

第11話:
涙の再会

第12話:
プロポーズ❤

第13話:
最後の逢瀬キラキラ

第14話:
悲しい別れタラー

第15話(最終話):
無償の愛キラキラ