こんにちは。

☆ショウ☆です。

 

私のブログを訪れてくださり、
ありがとうございますキラキラ

 

では

私とマリちゃんの愛の物語の続きを

書いていきますねウインク

 

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*高校教師の私が

ホステス嬢と出会い、

恋に落ち、

悲しくも切ない終わりを迎えるも

「無償の愛」を学ぶのです。

 

【前回のあらすじ】
私は、ホステスと客という関係で

クラブの中での限られた時間でしたが

マリちゃんと一緒にいることで

マリちゃんの高い人間性に触れていくのでした。

 

※私は、彼女のことを

いつもマリちゃんと呼んでいました。

ただし、この実話では

物語の展開上

「マリ」がいいと思い

そう書いています。

 

  第8話:癒しの存在♪

 

私は、どんどんと、

マリちゃんへの気持ちを

膨らませていきました。

 

まあ、普通に言えば、

好きで好きで

しようがなくなったのでしたw

そして

店の中での

限られた時間でも

マリちゃんといるだけでも

私の心は癒されているのでした。

 

 

私は普段

高校教師として

生徒たちのために

生きていました。

 

自分が出会った生徒たちを

まるで

わが子であるかのように

慈しみ、

大切に育てようという

意識が自然と働いていました。

 

生徒を愛すことは

教師である私にとって

当たり前と考えていましたが

正直言って

自分には子供がいないので

その分生徒達を

わが子のように考えていたかもしれません。

 

ただ

命を削るように仕事をしていたので

正直、ストレスも抱えていました。

 

もちろん、そんなストレスなんか

大したことないと

自分に言い聞かせていましたがw

 

でも、

授業のことや

生徒のことでうまくいかないときには

悩んだり

寝られないときもありました。

 

 

なので、

マリちゃんの屈託のない笑顔

優しい声に癒され

また

人には言えない話を

聴いてもらえるマリちゃんの存在は

私にとって

とてもありがたいものでした。

 

だからこそ

ただ一緒に楽しいと

思えるだけでなく

幸福感も

マリちゃんは私に与えてくれていました。

 

 

そうやって

私の心は

どんどんと

マリちゃんに引き込まれていったのです。

 

 

ある日も

 

「俺って幸せだなあ♪

はやく会いたいな♪」

 

そんなことを

考えながら、

一人ニヤケ顔で、
帰路につく電車に乗っていました。
 

そんなところを、

生徒たちに見られたら、

笑われたでしょう。

 

 

私は自宅のマンションに

たどり着くと、

エレベーターに乗り、

5階まで上がりました。


エレベーターホールのすぐに横に、

私の住む部屋がありましたが、

エレベーターから出ると、

すぐに自分の部屋の扉が

見えました。
 

そして

その日は、

その扉のドアノブに、

何やら

白い袋が、

ぶら下がっていたのです。

 

(何だ、あれは?)
 

そう思いながら、

恐る恐る、

私はその白い物体に近づきました。
 

よく見てみると、

スーパーのプラスチック袋でした。
 

(中に、何やら入っているぞ。)

 

怖かったのですが、

手を入れ、

中の物を確かめながら、

ゆっくりと取り出しました。
 

20センチくらいの箱状の物が

新聞紙に包まれて出てきました。


それは、少し、暖かったです。
 

(今の時代では、

きっと考えられないですよね。

新聞紙を包装に使うなんて。)
 

私はそれを

手にした瞬間、

直感でわかりました。

弁当箱だと。

そして、

それと一緒に、

キレイな便箋が一枚出てきのです。

 

そこには

マリちゃんの字で

こう書いてありました♪

 

「ショウさん、お仕事、お疲れ様。

お弁当作ったから、夕飯に食べてね。


私の得意は、だし巻きたまご、

 

もちろん、中に入っているよ。


頑張って作ったから、

 

今度会った時に、

 

感想聞かせてね。
 

あなたのマリよりピンクハート

 

私は、その新聞紙の包を、

両手で抱えながら
部屋にも入らず、

玄関前で、

泣いてしまいました。

 

もちろん、

嬉しかった気持ちもありましたが


難病と夜の仕事で

体調もよくないのに

 

出かけるといっても、
仕事場か病院に行くのが

精一杯な身体なのに、


その健気さに、

私は泣いたのでした。
 

ふと、

私は気づいのでした。


この弁当箱の暖かさなら、

まだ来たばかりだと。
 

(今は、どこにいるのだろう?

ちゃんと帰れるだろうか?)
 

心配になり、

携帯をかけましたが

マリちゃんは出ませんでした。


落ち着いて、私は考えてみました。
 

(そうだ、マリちゃんは、

自分の車を持っていたっけ。
きっと、それに乗って来たんだ。

まだもう少し元気だった頃は、
よく気分転換に一人で

ドライブするって言ってた。
 

そうそう、

もう一つ思い出した。

マリの愛車は
マツダの真っ赤なロードスターだった。



 

きっと、マリちゃんには、似合うだろうな♪
 

店に出勤した頃に、

もう一度電話してみよう!)

 

私は、再度電話し、

留守電に

 

「マリちゃん

 

お弁当ありがとう!

 

すごく嬉しいよ。

 

食べたら、感想を言うね♪」

 

とメッセージを入れました。

その後、

私は、新聞紙の包から、
可愛い弁当箱を出し、

テーブルに置きました。

しばらく、

その箱を眺め、

そっと、

蓋を開けたのです。
 

中には、白いご飯と一緒に鶏団子、

ほうれん草のおひたし、
それと、だし巻きたまごが、

キレイに並んでいました。

 

危うく、

涙が、その上に

こぼれ落ちるところでした。
 

私は、思いがあふれ、

涙とともに、

一生懸命食べました。

 

もちろん

味は

マリちゃんの愛のスパイスも入っていて

最高に

おいしかったですブルーハート


​​​​​

 


【次回予告】

辛い体をおして、マリちゃんは

私のマンションまで

自分が作った弁当を

私の仕事から帰ってくる前に

何度なく

こっそり

持ってきてくれていたのでした。

 

 

​​​​​

 

次回も

お楽しみにしてくだいね。^^

 

☆ショウ☆

 

 

※私の熱血高校教師時代の

 朗読版もあります。^^

【ススムの物語】

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