■商品説明
監督: 円谷一/鈴木俊継/小林恒夫 脚本: 金城哲夫/若槻文三/上原正三/市川森一 特殊技術: 的場徹/高野宏一/大木淳 出演: 勝呂誉/岸田森/松山省二/小林昭二/小橋玲子/原保美
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
■登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- Is Discontinued By Manufacturer : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.4 cm; 100 g
- EAN : 4560164820518
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 48 分
- 発売日 : 2003/12/19
- 出演 : 特撮(映像), 岸田森, 勝呂誉, 松山省二, 小橋玲子
- 販売元 : ビクターエンタテインメント
- ASIN : B0000UN3IG
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 67,767位DVD
- - 3,637位日本のTVドラマ
■カスタマーレビュー
brian-relf 5つ星のうち5.0 「今なお怖い」
2004年2月17日・・・幼い頃に見た記憶・・そして、記憶に残っているタイトル。「散歩する首」は今見ても怖い!映像が今でも十分に通用します。30分番組にまとめられた、恐怖の世界。そして、解決に向かいながら現れてくる人間の悲しみ・・・。ずっと探していたシリーズが今、デジタル・リマスターで鮮明に蘇ります。今、放映されている戦隊物よりも特撮の質は良いのではないでしょうか。まぁ、円谷ですから安心、信頼できる映像になっています。とにかく、恐怖の映像に引き込まれていきます
◎6話「吸血地獄」
・・・自動車事故で死んだはずのニーナが、醜悪な顔の吸血鬼と化して蘇った。獲物を求めて夜の街をさまようニーナ。パトロール中の警官を襲い、新鮮な血をたっぷり飲むと吸血鬼は美しいニーナに戻った。それを知った恋人の周作は、血を求めて発作を起こすニーナのために、新たな犠牲者を探す……。
◎7話「青い血の女」
・・・学生時代からの友人・鬼島の家でと旧交を温めていた三沢。そのまま家に泊めさせてもらうことになったが、ベッドに入った彼を何者かが襲った! 直後、近くの路上で、通りがかりのサラリーマンが、ナイフが片手に仕込まれた人形に斬りつけられ殺された。三沢は襲撃された時に負った傷で、逆に取り調べを受けることになる。
◎8話「光る通り魔」
・・・住宅公団の職員・洋子は、上司の清水に送られアパートに帰宅した。失踪した同僚山本のことを執拗に尋ねる清水を、燐光を発する物体が襲い、清水は不気味に発光しながら絶命した。牧は燐光人間の出現を唱えるが、警視庁は亜硫酸ガスを使った犯罪と断定し操作を進める。その後、洋子のフィアンセにも同じ物体が迫り……。
◎9話「散歩する首」
・・・ツーリング中のカップルは峠で「散歩する首」を目撃、恐怖に怯えた男のバイクは道を逸れて木に激突、炎上した。その後同様の事故が起きるが、それは一人助かった運転手の星野による陰謀だった。遺体が運び込まれた小屋で悲劇の主人公になりすます星野だが、そこに事故の発見者の男がやってきて……。
※もう、解説部分を読まなくても、タイトルだけで怖いガナー。
・特撮番長のブログ日記 特撮番長の怪奇大作戦「吸血地獄」やで〜
純粋な愛情ものです。吸血鬼と人間の愛情、生活は両立できるのか?
この命題は、吸血鬼ものの主題の一つ。異種族間での親交の可能性に加えて、その関係が捕食者と非捕食者の間でも成り立つのか? 「東京グール」「キャットピープル」なんてこの種の名作のひとつですね。
この作品で感心するのが、吸血鬼の解釈。 単に怪物などではなく、脳に強い刺激を受けたことでDNAの中の何らかの人類記憶が呼び覚まされたのではないかという解釈。昭和40年代ですよ。侮れませんよね。さすがは円谷さん、金城さん。
※岸田森さんは、因みに樹木希林さん(当時の芸名は悠木千帆サン)と結婚してたんデスねー(ウィキペディアで調べてやっと知った!)。岸田森→内田裕也とは・・・希林さん、なんてゲテモノ食いなんでしょw
※第6話は科学的に解明はされない、純粋な怪奇現象でした。ハイ。
さて、今回の「青い血の女」
幼少期のビビりヘタレっぷりを経て、心霊もスプラッターもメシ食いながら笑って見れるまで成長したTMが未だ苦手な人形のきょうふ・・・
屋敷に住む孤独な老人が、断絶し憎み合っている実の息子の代わりに愛してやまないのが数々の人形・・・そして、一体の不気味なフランス人形が夜な夜な徘徊し、老人の身辺の人間や、SRIのメンバーに殺意の刃を向けていく・・・
円谷プロから通報覚悟でスキャンした、シーン画像にもあるように闇に浮かぶ、青白い不気味顔のフランス人形。袖口から飛び出すナイフで次々と人間を殺害!「チャイルドプレイ」のチャッキーなんざ、鈴木福くん並みに可愛く見える異様さ。
40年以上前の特撮なんでチャッチーんですが、そのチープさが逆に背筋ガリガリ君な不気味さを醸し出しております。幼少期にこやつに予期せぬ遭遇してからトラウマとなりましたが、今見ても不気味ではあれど、普通に楽しめるまで克服しました・・・で、この殺人人形は刑事に撃たれ頭部破損!という案外呆気ない最期を遂げます。しかし、実はその後トラウマの本当の原因がダメ押しで現れる事など、すっかりロマンティック忘れモードなTMさん。フランス人形はただの殺人要員。孤独な老人の歪んだ心が生み出した、意思を持つ「青い血の女」こともう一体の人形!・・・
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぉぁぁ!!!~!!!!(久しぶり)
どういうモチベーションなら、こんな雑でチープでキショ過ぎる人形を作れんのか??
(中略)本当のトラウマの正体はこっちだったのきゃ!!あ~こわいこわい。にんぎょうこわーい(成長なし)
※人形恐怖モノはワッチも苦手だ。昔、超コワかったのが、山岸涼子先生のコレ↓ゾワワー
※浜村さんは、この頃からすでにジイサン役だったんすねぇ~~~。
※怖すぎです!!
●怪奇大作戦】ゲスト出演の女優
※「光る通り魔」に出てらしたのは、田村奈巳さん。まだ観てない回の女優さんは、後ほど確認しーましょっと(^^♪
※「ウルトラセブン」第26話「超兵器R1号」にも出ていた女優さんですな。お綺麗です~。
当時、汚職事件を「黒い霧」と呼んだ松本清張のノンフィクションが流行、+伝説のカルト映画『美女と液体人間』をモチーフに生まれたのがこのお話です。人間をやめた男が、自分を死に追いやった上司や冷遇した職場に復讐するでもなく、唯一自分に優しくしてくれた女性につきまとうというのが物悲しい……。
「真面目な人、上にバカがつくけど」などと同僚が嘲笑混じりに証言する山本に、牧さんは終始同情的です。孤独で生きづらそうな人には何かシンパシーを感じるようですね。
※汚職で犠牲になった人物の怨念まで取り扱うとは・・・。本シリーズの奥の深さ、感じてます!
科学者・峰村役は、鶴賀二郎さんが演じています。屈折した感じの演技がウマい役者さんで、『ウルトラQ』の「クモ男爵」や『ウルトラセブン』第35話「月世界の戦慄」のザンパ星人=シラハマ隊員、『マイティジャック』第5話「メスと口紅」のQの配下、『恐怖劇場アンバランス』など、一癖ある役柄での起用が目立っています。
「首」役は伊藤慶子さんという女優。けっこうチャーミングだと思っていたら、この時に40歳だったそうです。当時にしては若い印象ですネ。栗色のカツラの所為でしょうか?^^;
峰村の同僚の研究員は中井啓輔さん。『仮面ライダー』第50話「人喰い怪人カメストーンの殺人オーロラ計画」で、カメストーンが化けたFBI捜査官・ロバート田中役で見かけたことがあります。村の消防団員役で園田裕久さんの顔も見られます。'70年代はよく時代劇でお見かけしました。このエピソードには、我らが町田警部は登場しません‥‥。
アバンでプラッシーを飲むバイクのアベック(←古!) 武田薬品一社提供の時間枠ですから、当然でしょう。でも、エンディングにも「タケダ」「アリナミン」の大写しはやり過ぎの感が‥‥^^; 現在はプラッシーはハウス食品から発売されているんですよネ。
※露骨なCM。これはかえって潔いかも。プラッシーは子供のころのお気に入り一番飲料デスタ。
※首はあんまり出てきませんでした。てっきり、体がダルいから、首だけヒョコヒョコと散歩に出かける、究極超人あ~るくんみたいな能天気キャラでも出てくるのかと・・・。ンナアホナー!
◎オマケコーナー 広告&音楽
◇今日2月26日のコピー
「何度も読みたい」広告コピーより
“がんばる手に「ありがとう」。”
(ボディコピー)
仕事への誇りが、顔よりも表れていました。
運ぶ。切る。押す。動かす。拭く。結ぶ。たたむ。
仕事のほとんどは、手で始まり、手で終わる。
考えてみると、手のひとつひとつの動作が、
仕事をささえているのですね。
まいにち、まいにち。
だから、そんな手をもっと大切にしてほしい。
いたわってほしい。
がんばる手に、もっと感謝を。
50年以上にわたり、手を見つづけてきた
ユースキンの願いです。
がんばる手に、”ありがとう”
(コピーライター&クライアント&媒体)
戸田大輔 ユースキン製薬 新聞
◇関連画像&サイト&書籍など(細かすぎて伝わらないものも含まれる)
※いろいろなボディコピーのヴァージョンあり。
●がんばる手に、ありがとう(ユースキン製薬オリジナルソング)
※こりゃまたシンプルなCMソングですこと!
◇大人のミュージックカレンダー
2016年02月26日
50年前の2月26日、岸部修三(一徳)がヘフナーのバイオリン・ベース500/1を購入
執筆者:岩根健一
・・・ザ・タイガースの森本太郎氏の日記によると、50年前の昭和41年(1966年)2月26日、メンバーの(当時ファニーズ)岸部修三(現・一徳)はビートルズのポールと同じヘフナーのバイオリン・ベース500/1を購入した。新品を61,000円で購入したという。今、考えると安いようだが、当時はそれぐらいの価格だという証言もある。
マッカートニーが使用したことで世界的に大ヒットしたバイオリン・シェイプのベースは60年代には本家ヘフナー(とは言うもののヘフナーもギブソンEB-1をインスパイアして作られた)のみならずオリジナル、コピー共々各国でいくつものメーカーに作られた。
日本では、デッドコピーを作りトレードマークのようになったグレコを初めテスコ、グヤトーン、カワイ、ファーストマン、バーンズ(日本)、アライ・ダイヤモンド、ハニーなど各種の国産バイオリン・ベースが発売された。またいくつかの国内ギター工場では各国(主にアメリカ)からのオーダーでそれぞれの海外ブランドのバイオリン・ベースが作られそのブランドの数は50を超える。海外ブランドではEKO(イタリア)、VOX(イギリス)、キルラ、デューセンバーク(ドイツ)、スプロ(アメリカ)などでそれぞれの形のバイオリン・ベースが作られている。
英米の有名なバンドには意外と使用者は多くないのだが、日本では多く、当時流行のグループサウンズを見ると、スパイダース・加藤(ヘフナー)、ゴールデン・カップス・加部(バーンズ・日本)、ブルー・コメッツ・高橋(ファーストマン)、テンプターズ・高久(ヘフナー)、ジャガーズ・森田(ヘフナー)らA級GSを始め数多くのベーシストが使用している。ポールやそれらのGSを見たアマチュア・プレイヤーが真似しないはずもなく売れに売れたのである。しかしベーシストたちがそのキャリアでバイオリン・ベースを通してプレーし続けることは多くなく、ベーシストとして最初の入り口で使われることが多い。ポール・マッカートニーはいまだに使い続けているが、それは彼のトレードマークとして一体化しているからであろう。それはタイガースのサリーとしての印象も同様だ。
さてサリー岸部はデビュー曲「僕のマリー」がそのバイオリン・ベースの音で始まることが印象的だが、王道フェンダー・ジャズベース、リッケン・フェイクのハニーSG5B、60年代のビートグループの楽器を代表するエピフォン・リボリなどを時々併用しながらタイガース解散までヘフナーで通した。使用期間は短いがインパクトの強いキャロル時代の矢沢永吉と並び日本のバイオリン・ベース・プレイヤーを代表するといっていいだろう。
なお、バイオリン・ベースは現在も各種発売され、今では中国製、インドネシア製の安価なヘフナー・バイオリン・ベースも存在している。
◇関連画像&動画その他
●岸部一徳 ベース④
●ザ・タイガース (1982) 色つきの女でいてくれよ (A LIVE 1982 同窓会記念コンサート・ライヴ)
※サリー岸部がベースを購入した日!?なんというピンポイントな情報じゃ!w