今日は「魔術師」を原作とする「浴室の美女」を観ました。いかにも江戸川乱歩的な突拍子もない出来事を実写化するにあたってどのように撮るのかという部分は毎回楽しみなのですが、このシリーズは大抵「そのまんま」で、それが実に素晴らしいです。
今回も生首を作り物ではなく俳優が"演じて"いますし、壁掛け仮面の魔術師もそのまんま、西村晃が熱演していました。(さすがにこれには吹き出してしまいましたが。)全てのシーンにおいて原作を読んで私が想像した映像が再現されていたように感じました。
美女シリーズだけあって、今回も夏樹陽子、高橋洋子の両女優が輝いていました。艶やかな夏樹、清楚な高橋の両ヨウコ、一粒で二度おいしい作品でした。名作!そして文代クン(五十嵐めぐみ)もかわいい!
この美女シリーズの他にも、昭和のサスペンスには女優が実に映えている作品が多く印象に残っています。横溝正史原作の「八つ墓村」の小川眞由美は最高ですし(それにしても金田一が寅さんにしか見えませんが)、横溝・市川崑シリーズの「悪魔の手毬唄」の仁科明子も素晴らしい!
そんな中で私が思わずため息をついてしまったほど美しいと思ったのが「病院坂の首縊りの家」の桜田淳子です。私の年代(70年代生まれ)だと桜田淳子は「どぅも~さくらだじゅんこどぅえ~す」とモノマネされるイモ姉ちゃんというイメージがなきにしもあらずなのですが、この作品の桜田淳子は本当に綺麗です。

CS放送は古い番組ばかりで、懐かし大会の様相を呈していますが、こういった質の高い作品を今この時代に味わえるというのは本当にいい事だと思います。