バンド活動支援サイトの方にガールズバンドにおすすめの曲という表題で記事を書いたのですが、その中でプリンセス・プリンセスとかゴーバンズなんかに触れていくうちにあの熱い熱いバンドブームを思い起こしてなんとも楽しい気分になりました。
バンドブームのピークは80年代終盤~90年代初頭くらいでしょうか。イカ天(いかすバンド天国)という深夜番組が次々と個性的なバンドを世に送り出していたように思います(フライング・キッズ、宮尾すすむと日本の社長、ノーマ・ジーン、ビギン、たま、マルコシアス・バンプ、ブランキー・ジェット・シティなど)。その後番組のエビ天(エビぞり巨匠天国)、えび温(えびす温泉)からも斉藤和義やカスケードなどが世に出たんじゃないでしょうか。
イカ天系バンド以外にもとても心惹かれるバンドがたくさんあって、彼らに憧れてバンドを組もうと考えたのは私たちだけではありませんでした。当時私が通っていた高校の中にバンドが20組以上あったように思います。学園祭で演奏したくとも、20組以上の全バンドが出演する時間はありませんから、オーディションを行なって合格した7バンドのみが晴れてステージに立てるというシステムで、必死で練習した事を思い出します。(幸い、私のバンドは毎年ステージに立つ事ができました)
心惹かれたバンド…今回記事にしたプリンセス・プリンセスは震災復興支援がらみで再結成したようですけど、当時から抜群の存在感を醸しだしていました。楽曲、演奏、アレンジ全てに抜群の洗練さがあったように思います。
演奏のうまいバンドとしては、レピッシュ、ザ・ブームなんかが思い出されますが、BAKUもあれで実はかなり達者でしたね。ビートパンク系ですがカッチリきまった演奏でした。
ユニコーンもうまかったですね。いや、ユニコーンはオリジナルメンバーに近い編成で現役ですから過去形にするのはおかしいのですが。ユニコーンは当時から、アルバムごとに色々な味を出していて新譜が出るのがとても楽しみでした。前とは違った事をやっていても、しっかりユニコーンの色になっているのがイイですね。この感じって、プライマル・スクリームとかビートルズと同じです。
また、当時バンドブームで一時代を築いた人たちも、今は色々ですね。大槻ケンヂは相変わらずロックの人ですが、本を書いたりおもろいオッサンをやったり多方面で活躍しています。もしかしたら、辻仁成とか田口トモロヲ、町田康(町田町蔵)がバンドの人だったと知らない人もいたりして!ついでに好感度タレントのYOUもフェアチャイルドで不思議ちゃんボーカルをやってましたよね。また、音楽業界で裏方に回って活躍している人も多いです。そうかと思えば既に死んじゃった人もまた多いです。
オッサンがこういう話をすると、懐古趣味とか思い出補正と思われがちですが、当時の数々のバンドのエネルギーと個性はそれはそれはものすごいものだったんですよ。良い音楽はいつになっても良いですし、今は古いCDでも入手しやすくなっていますから若い人もぜひ日本のロック史を探訪する旅に出てみてくださいね。面白いですから。
(今のロックがダメと言ってるわけじゃないですよ。ダメなものはいつのものでもダメですし、いいものはいつのものでもいいです)