「良い事をすれば、良い事が返ってくる」「与えた事は、自分に返ってくる」など、仏教の教えや宇宙法則などの種まき理論がありますね。

 

しかし、一生懸命善い行いをしたり、誰かの為に労力を沢山使ったのにもかかわらず、

感謝されるどころか裏切られたり、仕打ちを受けたり、といったようないくらやっても「報われない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

 

そんな種まき理論の落とし穴を、私の気付き体験から今日はお伝えしていきますね。

 

これを知っておくと、本当の種まき理論が発動し、報酬を受け取れるようになるかもしれません。

 

 

    

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周りから報いを受けたくて、それをしたわけではない

どんなに困難でも目の前にくる事をやり、それによって自分も周りの人も救われた

私はとても頑張った!

 

こんな時、自分自身を誇りに思えると思います。 

 

しかし時と共に周りからの称賛がなくなり、そのやった分の出来事は「誇り」から「卑屈」へと簡単に変化してしまう時があります。

 

「卑屈」から脱却させようと、無意識に自分から相手に「見返り」を求めだします。 

 

ここで恐ろしいことは、「見返り」の精神は、自分が誇り高くやってきた事を一瞬にしてキャンセルアウトしてしまうことです。

 

 

 

分かりやすいように私の身内の話と体験談を話しましょう。

 

 

 

86歳の叔母

 

 

4人姉妹の長女として生まれ、戦後の食糧難の中、無我夢中で家族や妹達の為に食料をかき集めました。

 

極限に空腹の中、リュックを背負いながら必死に家族の為に食べられる物を探し歩いた日々は、それはそれは壮絶だったことでしょう。

大人になってからも家を守る為にシングルを貫き、家を建て、一人で両親の面倒を最後まで見ました。

 

4人姉妹の内の下2人は、わかいうちに好きな人ができると、それぞれ勝手に家を出て行ってしまいました。 

感謝も有難みも礼儀もなく、勝手に出て行ってしまった事を許せなく、2人とはそれ以来音信不通です。

(私の母は次女で、礼儀と段取りを踏んでから嫁に出たそうなので叔母からは信頼されています。)

 

叔母から学べた気付き

私は、日本に一時帰国する際はできるだけ一人暮らしの叔母のところに顔を出しに行きます。

行く度に、どれだけ自分が戦後に頑張って家族や妹達を支えたか、私に何度も話します。

 

「叔母ちゃんは本当に頑張ったんだね。」

 

と、私なんかが同意してあげた所で、叔母の心が癒されるわけではありません。

それどころか、私の事を母に悪く言うようになってきました。

 

「あの子は全く分かってない!」

 

私は、なぜ悪く言われなければならないのか、と不満を覚えました。 

 

「何度も顔を出して、話を聞いてあげて、旅行も連れて行ってあげたのに、そんな事言われる筋合いない!」

 

しばらくイライラしてから、気が付きました。 

自分の中に「見返りの心」を持った瞬間、 その人の為にやった事すべてが反対の意味を持ってしまうことを。

 

自分の意志で叔母に対してやった事、与えた事、それを後から「あんなにやってあげたのに感謝ぐらいしてよ!」という見返りを叔母に求めた瞬間、叔母との良い思い出が、まるで卑屈で嫌な出来事にすり替わってしまったのです。

 

 

叔母自身も、もしかしたら70年以上経ってもなお「見返りの心」があるのかもしれません。

 

戦後から自分が家族を支え、長女としての自分が守り抜いたのだ、という誇りは、最も自分が認めてあげられること。 

妹達からの承認より、「自尊心」を持てた時、きっと辛かった出来事も誇り高く乗り越えられた思い出に変える事ができるのかもしれません。

 

 

叔母も私も同じ見返りの心が生じていた事に気が付いた時、叔母への苛立ちが消えました。

きっと、叔母は誰かに「自分がやってきたことの誇り」を取り戻してもらいたかったのかもしれません。 

 

 

自分で与えた事、やった事に対して相手に「見返り」を求めてしまう時、その出来事は「自分の誇り」から「卑屈な自分」へと変化してしまいます。

 

 

「やった分だけ返ってこない」と感じるとき、もしかして見返りの心を持っている時かもしれませんよ?

 

 

 

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怒鳴られた、罵られた、そんな経験ありませんか?  そのような経験は、ネガティブな経験として心に残ると思います。  

しかし怒鳴る、罵る、その行為を行う人間の心理を一緒に探ってみることで、その捉え方が変わってくるかもしれません。

 

 

    

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Wさんの体験を例としてみます。

 

Wさんは、一緒に暮らしていたパートナーと別れ、別々の生活を始められているそうです。

お互いに連絡し困ったことがあれば助け合うなどは続いており、完全には切れていない様子。

別れたことでお互いに穏やかな関係になれたという一方で、何かモヤモヤすることがあると言います。


一緒に居た当時は、突然口論になったかと思うと激しく怒鳴られ、その圧倒的な怒りと勢いに押されて、ただ耐えるしかなかったことが何度もあったそうです。
 

 

  なぜモヤモヤは消えないのか

 


別れてからも心に残り続けるのは、こんな感情ではないでしょうか。

悲しさ ―― 自分をわかってもらえなかった、聞き入れてもらえなかった
謎 ―― なぜ相手はもっと穏やかに話せなかったのか
無力感 ―― 自分にはどうすることもできなかった

これらに「納得感」が得られれば、モヤモヤした感情も少しずつ昇華できるはずです。
 

では、どうすれば納得感は得られるのでしょうか。

 

 

  相手の心理と自分の心理を読んでみる

 

 

まず、起きた出来事から少し視点を上げ、相手と自分を同一化して眺めてみましょう。


「相手だけが悪で、自分は善」という見方のままでいる限り、相手を見下しながらも恐れる気持ちが生まれてしまい、ネガティブな感情スパイラルは止まりません。


自分にも同じだけ非があるとすれば、それはどこにあるのか。

「怒鳴る言葉」は、誰に向けられているのか。
 

 

Wさんはこう話してくれました。

「一番嫌だったのは、怒鳴られた時に女性を見下すような罵倒をされたことです。『女はすぐ感情的になる』『女はすぐ甘えたことを言う』――そう言われるたびに、女性として価値がないように思わされて、本当に愕然としました。」


それは、悲しいですよね。 何でここまで言われなければならないの!となるのも解ります。

でもここでは冷静に相手と自分を同一化していきましょう。
 

Wさんに聞きました。
 

「Wさんにとって、パートナーは男性として本来どうあるべきだと思いますか?」
 

Wさん 「怒鳴ったりせず、穏やかに話せる人だと思います。」
つまり――感情的にならず、甘えずに対話できる人、ということのようです。


パートナーの刺さる言葉は、まさに自分自身に向けての言葉に当てはまります。

 

 

 

  怒鳴る人が映し出しているもの

 

 

感情に任せて相手を怒鳴ったり罵ったりする言葉は、実は自分自身が最もなりたくない人間像を、相手に映し出しているに過ぎません。


最もなりたくないはずのその姿に、感情が爆発した瞬間、自分がなってしまっている。 

 


実際にWさんの元パートナーが幼い頃、お母さんがお酒に溺れ、男性に甘え、感情的になっている姿をよく目にしていたと、話してくれたことがあったそうです。


自分が最もネガティブに捉えていた母親の姿を、無意識のうちに他者の女性にも映し出していた――ということだったのかもしれません。

 

 

  共振の正体に気づく

 

 

ここで、もう一歩踏み込んでみましょう。


「感情的になってはいけない、甘えてはいけない」――実は、この思い込みはWさん自身の中にもあったのです。


だからこそ、パートナーの言葉があれほど深く刺さった。

 

怒鳴られて傷ついたのは、相手が間違っているからだけではありません。

 

相手の言葉が、自分の中にある同じ傷に触れたからでもあったのです。


お互いが同じ思い込みを持ち、同じ場所に傷を抱えていた。だから引き寄せられ、だからぶつかり合った。

あの激しい衝突は、偶然ではなかったのかもしれません。
 

 

 

  この出会いが持っていた意味

 

 

Wさんとパートナーは、お互いに同じ課題を抱えて引き寄せられた、と私は感じています。
相手を責めるのでもなく、自分を責めるのでもなく、ただ、二人はそれぞれの課題と向き合うために、必要な時間を共に過ごしたのだと思うのです。


怒鳴られた記憶も、傷ついた言葉も、消えることはないかもしれない。

でもその体験の中に、今のあなたへの大切なメッセージが込められているとしたら。

 

憎しみや後悔とは少し違う目で、あの日々を眺めることができるかもしれません。






あなたの中にも、手放せていないタブー(禁止令)はありますか?
Wさんの話は、Wさんだけの話ではないと思います。


「感情を出してはいけない」「甘えてはいけない」「弱いところを見せてはいけない」――そんな自分が作り上げたタブーを、知らず知らずのうちに自分に課していませんか?


モヤモヤは、問題ではありません。それは、魂が「そろそろ気づいて」と送ってくる、成長への入口です。
 

あなたの中のモヤモヤは、今、何を伝えようとしているでしょうか。

 

 

 

 

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恐れは、あなたが何を大切にしているかへの、もっとも正直なメッセージです。

 

    

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「自分は何のために生きているのだろう」

この問いは、人生のどこかでふと浮かんでくるものです。静かな夜に。何かを失った後に。

あるいは、大きな選択を迫られる時に。

多くの方は、この問いに答えるために「やりたいこと」や「夢」を探そうとされます。

 

でも私が深層記憶の解析を重ねてきて辿り着いたのは、「やりたいこと」を探す前に、まず自分の「恐れ」を知ることが大切だということです。

 

 

  恐れは、あなたの本質への地図



 恐れには、主に3つの種類があります。
 

 

① 外側から侵略される恐れ

自分のテリトリーや境界線を侵されること、誰かに支配されること、自分の意志を踏みにじられることへの恐れです。

この恐れを強く持つ方は、裏を返せば「自分の領域を守り、自由でいること」を深く大切にしています。

自律性や独立心が、その人の本質に深く根ざしているのです。


② 内側を表現できない恐れ

自分の気持ちや考え、創造性、本音を外の世界に出せないことへの恐れです。「言っても分かってもらえない」「どうせ笑われる」という感覚の奥には、「自分の内なる世界には、伝えるべき価値がある」という切実な確信が眠っています。表現することへの恐れが強い人ほど、本質的な表現者であることが多いものです。

「恐れ」はいつも、その人が深く大切にしているものの裏返しです。
何を恐れているかを知ることは、何を守りたいかを知ることと同じです。
 

 

③ 大切な人や物をネガティブなことから守れなくなる恐れ

この3つ目が、実は自分で一番認識しにくい恐れです。

なぜ気づきにくいのかというと、そもそも「自分がそれほど大切にしている」ということに、まだ自分自身が気づいていない場合があるからです。 

 

余りにも日常の中にあり、自分にとって当たり前になっている事だけに見過ごしやすいのです。

誰かへの深い愛情、長年守ってきた関係性、今の自分の在り方。それらの価値を、まだ意識が認知していない段階では、③の恐れはベールをかぶったまま、全く別の感情の顔をして現れてくることがあります。
 

 

 

   恐れが「別の顔」をして現れる時

 

 

▷ 実例

ある知人のAさんは、「パートナーと上手くいかなくて悩んでいる」とおっしゃっていました。

まだ学費がかかる年頃のお子さんが2人いらして、長年家庭内の冷戦状態が続いているとのこと。

「もう仲を取り戻すことは不可能なんじゃないか」「何のために結婚したのか」「このまま別れた方が良いのか」——そんな言葉が出てきました。

よく話を聞いてみると、Aさんはご主人に対して「勝ち負け」の意識を持っていることがわかりました。

育った家庭環境が悪かった方が負け、自分のように愛されて育った家庭だった方が勝ち。

そんな漠然とした意識があったことに、Aさん自身も初めて気づかれたようでした。

でも、それが問題だったのでしょうか。

いいえ、それは根本原因ではありませんでした。

本当は——今の家族を失うこと、今置かれている自分の状況が壊れることを、Aさんは最も恐れていたのです。

その恐れを直視できないまま、相手を下に見ることで「恐れ」から目を逸らそうとしていたのでしょう。



実際は、家庭環境が厳しい中で育ちながらも自分の力で自律をし、家族を養い続けてくれているご主人のことを、心のどこかで尊敬していたそうです。 

 

しかし「勝ち負け」というプライドのベールが、その尊敬の念も、有難さも、恐れも、すべて隠してしまっていました。



相手ばかりに問題がある、相手に認めさせたい——そんなご自身のプライドに気づいた時、ご主人への感謝の気持ちが静かに戻ってきたようでした。

「本当は今の主人と子供達の家庭を大事にしたい。 本当は穏やかに過ごしたい。」 

 

 

ご自身の今の本当の気持ちに気付き、何を自分が大切にしたかったのかを改めて認識されました。 自分が現実を作っていることを実感されたようです。

 

 


このように、③の恐れは「怒り」や「プライド」「相手への不満」という全く別の感情の姿をして現れることがあります。

表面だけを見ていると、問題は「相手」にあるように思えてしまう。

 

でも本質を解析していくと、その奥に「失いたくない」という深い恐れが静かに息をしているのです。

 

 

  突然やってくる恐れは、あなたが「まだ気づいていなかった本質」を教えに来たサインかもしれません。

 

 

■ 恐れを感じたとき、逃げずにこう問いかけてみてください


恐れを感じた瞬間、多くの方は「消したい」「見ないようにしたい」と感じます。

でも、その恐れの中に立ち止まって、こう問いかけてみてください。

「この恐れは、私に何を大切にしてほしいと伝えているのだろう?」

①の恐れであれば、「自分の自由と自律性をもっと尊重していいよ」というメッセージかもしれません。
②の恐れであれば、「あなたの内側にあるものを、もっと表に出していいよ」というサインかもしれません。
③の恐れであれば、「あなたが気づいていなかった大切なものが、ここにあるよ」という魂からの知らせかもしれません。


■ 恐れを知ることが、生きる目的を教えてくれます


恐れは、ネガティブな感情ではありません。

深層記憶の視点から見ると、恐れは「あなたが本当に守りたいもの」を映し出す鏡です。

恐れを直視し、その根っこにある「大切なもの」に気づいた時、人は不思議と軽くなります。

 

ぼんやりとした不安が「これを守りたい、これのために動く」という明確な意志に変わるからです。

「何のために生きているのか」という問いの答えは、遠くにあるのではなく、あなたが「何を恐れているか」のすぐ隣にあります。

恐れを感じた時、どうか逃げないでください。

その恐れは、あなたの本質があなたに語りかけようとしているサインです。

 

 

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シングルマザーとして息子さんを育てているAさん(仮名)が、私のもとを訪れたのは切迫した状況の中でした。

 

    

見えなくなっている深層記憶解析

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16歳になる息子さんは、ここ数年で急激に引きこもりがちになり、ついに学校を退学。

退学後は外出が一切できなくなり、母親以外の人とコミュニケーションを取ろうと試みても直前で断念するようになっていきました。

さらにパニック症状まで併発し、一人に出来ない状態です。


Aさんは毎日、息子さんのことを思うと胸が締めつけられると言いました。


「このままでは将来がないのではないか」「何とかしてあげなければ」という焦りと、どうにもできないという無力感。
「自分が自由になれない」不満感。そしてどこかに、「私の育て方が悪かったのだろうか」という自責の念も。


「息子をどうにかしてあげたい。でも、どうしたらいいのかわからない」


 

  問題は"息子さん"の外側にあった

 


セッションをしながら見えてきたのは、息子さんの状態そのものよりも、Aさん自身の中にある「ある信念」でした。

Aさんは、息子さんに対して無意識のうちに条件をつけていたのです。

 

「学校にさえ通えていれば」「外に出て友達と会えれば」「普通に生活できていれば」――。その一見当たり前な世間一般に思える「条件」でも、それが満たされていないとき、息子さんの存在そのものが、Aさんにとって「問題」として映っていました。

これは責めるべきことではありません。親であれば誰もが、子どもの幸せを願うがゆえに、つい「こうあるべき」という基準を持ってしまうものです。でも、その「ジャッジ」は、無言のうちに子どもに伝わっています。

「今のあなたではダメ」「このままでは幸せになれない」

――たとえ言葉にしていなくても、子どもはその空気を感じとっています。

 

そしてそれが、さらに子どもを追い詰めることになる。


 

  焦点を"子ども"から"自分の内側"へ

 

セッションで取り組んだのは、息子さんの行動を変えようとすることではありませんでした。

Aさん自身が、「今の息子のままで、いい」と心から思えるようになることです。

そのためにまず見つめたのが、Aさんと彼女自身の母親との関係でした。

私たちが子どもに向ける眼差しは、かつて自分が親から向けられた眼差しをそのまま映していることが多いのです。


 

  Aさんのお母さんが作った「善悪の地図」

 

Aさんが語ってくれたお母さんとの記憶がありました。


「私は母の期待(教育面でも、社会的な面でも)に応えることができた方。だからある程度満足してもらえたのだろう。でも弟はそれができなくて、次第に精神を病んでいった。お母さんは今現在も、その弟のことをダメだと言っています。」

この話を聞いたとき、Aさんの息子さんへの眼差しと、お母さんの弟さんへの眼差しが、ぴったりと重なって見えました。

Aさんは「期待に応えた側」として育ちました。

だからこそ、お母さんの価値観――「こうであれば良い、そうでなければダメ」という善悪の基準――

を、知らず知らずのうちに自分の中に取り込んでいたのです。

そしてその基準が、今度は息子さんへのジャッジとして働いていました。


ここで大切なのは、Aさんやお母さんが悪いということではありません。


問題は「お母さんがどんな人か」ではなく、「自分がお母さんをどう捉えているか」です。


その捉え方こそが、私たちそれぞれ人生の課題になってくるのです。

私たちは誰もが、育った環境の中で「善い・悪い」「正しい・正しくない」という地図を受け取ります。その地図が間違っているわけでも、地図を渡した親が悪いわけでもない。ただ、自分が今もその地図を使い続けているということに、気づくことが出発点になります。

 

 

  お母さん自身が、楽になった

 

セッション途中から、Aさんの表情が少しずつ変わっていきました。

息子さんの状況は、今すぐ劇的に変わるわけではないかもしれません。

 

しかしAさん自身が、「息子は息子。生きていてくれるだけで、それでいい」と感じられるようになっていきました。

 

子どもの状態に一喜一憂しながら不安でいっぱいだったのが、なんだかニュートライズ(中庸化)した。とAさんは言います。


子どもを変えようとする力を手放したとき、はじめて親自身が楽になれる。

 

そして親が楽になったとき、その空気が子どもにも伝わっていく――

 

 

「大切な存在だからこそ、選択肢を与える」

 

 

きっと、張りつめていたものから緩んだその空気感は、息子さんが「自分のやりたい道に進みたい」と思える為の支えとなってくるでしょう。

 


子どもを幸せにしたいなら、まず自分の内側を見てみてください。

 

あなたが今の子どもを「どう捉えているか」が、すべての出発点です。

そしてその捉え方は、あなた自身がかつて誰かからどう捉えられてきたか、と深くつながっています。


同じような悩みを抱えるお父さん・お母さんの、何かひとつのヒントになれば幸いです。

 

 

 

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あなたは今、こんな症状に悩んでいませんか?


なんとなく体がだるい。
眠れない夜がある。
頭痛や肩こりが慢性的に続いている。
更年期のせいかと思っているけれど、薬を飲んでも根本的に楽にならない……。
 

実は、そのお体の不調。
 

お母さんとの関係性が、深く関係しているかもしれません。

 

 

    

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「そんなまさか」と思いますよね。


でも、私がこれまで多くのクライアントさんと向き合ってきた中で、

体の不調が改善された方に共通していたことがありました。
 

それが、お母さんとの関係の変化でした。
 

 

  体は、心が言えなかったことを代わりに言っている

 

私たちが最初に結んだ「人間関係」は、母親との関係です。

生まれた瞬間から、私たちは母の表情を読み、

母の感情に合わせ、母に愛されるために
自分の感情や欲求を、無意識のうちに調整してきました。


「泣いてはいけない」
「迷惑をかけてはいけない」
「いい子でいなければ」


そんなメッセージを、言葉ではなく空気の中で受け取り、

それが"当たり前"としてあなたの深層に刻まれていきます。
 

ところが。


その「調整」のために長年ぎゅっと握りしめてきた感情が、

40代、50代になったとき、体という形で外に出てこようとするのです。

 

 

   母親への感情は「封印」されやすい

 

母親への感情は特別に封印されがちです。


「産んでもらったのに」
「育ててもらったのに」
「悪い人じゃないとわかっているのに」


そんな罪悪感が、感情の上に蓋をしてしまいます。
怒り、悲しみ、寂しさ、「認めてほしかった」という叫び。


それらは消えたわけではありません。
行き場をなくしたまま、体の中に居続けています。

 

 

 

  「お母さんとの関係が変わった」人に起きたこと

 

長年パニック症状に悩んでいた50代のKさん。


セッションの中で、
「言いたい事を言ったら、母は病床に伏してしまう。 聞き入れてもらえない。」
という幼少期の記憶にたどり着きました。

 

 

お母さんは、10年以上前に天国に発たれていました。

もう会えないからこそ、母への拭いきれない想いが大きくなっていました。

 

 

Kさんが取り組んだのは、
 

お母さんを諦める事でも、忘れようとすることでもありませんでした。

「なぜ私はそんなに恐れていたのだろう?」
 

という問いを深めていく中で、
 

幼い頃の自分が、どれほど必死に
母の笑顔を守ろうとしていたかが見えてきました。


数々の気づきと共に、何かがすっと緩み、自分に自信を取り戻したとKさんは言います。 


数週間後、
「母の嫌な記憶が思い浮かばなくなり、薬を飲まなくても普通に過ごせるようになりました。」

とご報告をいただきました。

 

 

  「赦す」ことが目的ではない

 

ここで誤解してほしくないのは、
「お母さんを許せばいい」ということではないということ。


無理に許そうとしても、それは表面を塗り替えるだけ。
 

深層にある感情には、何も触れていません。
 

大切なのは、
「小さな頃の自分が、何を感じていたのかを、しっかり見てあげること」


あなたの中にいる幼い自分は、

今のあなたに「そうだったよね、つらかったよね」と
認めてもらうのをずっと待っています。


そしてここに、一つの深い真実があります。
お母さんを赦せるとき、それは同時に、

自分自身を赦している瞬間でもあるということ。
 

なぜなら、私たちは母親の中に
「赦せない自分」を映し出していることが多いからです。
 

お母さんへの怒りや悲しみの奥を丁寧にたどっていくと、

多くの場合、たどり着くのは
 

「そんなふうに感じてしまった私がいけなかった」
「弱い私がダメだった」
 

という、自分自身への責めです。


「何も悪くなかったよ」とその子を赦した瞬間、
体の奥でずっと張り詰めていた何かが、
ふっと緩み始めます。

 

 

 

  「満たされなかった私」が育てた、あなたの才能

 

 

「もっとこんな母だったら良かった」
「なぜわかってくれなかったのか」
 

その思いを手放せずにいた時間は、
決して無駄ではありませんでした。
 

「満たされなかった私」がいたから、
あなたは何かでその穴を埋めようとしてきたはずです。
 

誰かに優しくすることで愛をもらおうとしたかもしれない。
誰よりも努力することで認められようとしたかもしれない。
 

あるいは——お母さんの代わりに、
あなたをそっと満たしてくれた誰かが、

人生のどこかに必ずいたはずです。
 

 

おばあちゃんだったかもしれない。

先生だったかもしれない。
今のお子さんがそうかもしれない。

全く気づいていなかった、ふとした出会いだったかもしれない。
 

 

人生を一本の線として眺めてみてください。


お母さんに満たしてもらえなかったからこそ、

あなたは自分でそれを満たそうと、静かに、しかし懸命に
努力を積み重ねてきたはずです。
 

その積み重ねが、
今のあなたの内面の強さや物理的な才能として花開いていることに
気づいていましたか?
 

 

「満たされなかった」は欠如ではなく、
あなたを育てた土壌だったのです。
 

 

お母さんとの関係を新しい目で見つめ直したとき、


「あの経験があったから、今の私がいる」という
静かな成熟感と感謝が、自然と生まれてくることがあります。


それは無理に感謝しようとするのではなく、
ただ真実が見えた時に訪れる、心の解放です。

 

 

  体の不調は「終わりのサイン」かもしれない

 

40代、50代に差し掛かり、
体が言うことを聞かなくなってきた、と感じているなら。


それはもしかしたら、
長年封印してきたものを「そろそろ手放していいよ」と
あなたの深層が教えてくれているサインかもしれません。


お母さんとの関係を癒すことは、
過去に戻ることではありません。
 

今のあなたが、自由になることです。
 

体が楽になるのは、その先にあります。

 

 

もし読みながら、胸がチクっとした方。
「これかもしれない」と感じた方。


ぜひ一度、あなたの中にある「封印」に、光を当ててみませんか。
一人では怖いと感じる方も、一緒に丁寧に紐解いていきます。
 

どうぞ下記LINEよりお気軽にご相談ください。

 

 

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