パソコンユーザの悪戦苦闘生活 -26ページ目

平成18年 問3

平成18年 問3



 CPUスケジューリングにおけるラウンドロビンスケジュール方式に関する記述のうち、適切なものは
どれか。


(ア)自動制御システムなど、リアルタイムシステムのスケジューリングに適している。



(イ)タイマ機能のないシステムにおいても、簡単に実現することができる。



(ウ)タイムシュアリングシステムのスケジュールに適している。



(エ)タスクに優先順にをつけることによって、用意に実現することができる。



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・ラウンドロビンスケジューリング方式。



・CPUスケジューリングとは、プロセスにCPUを割り当てる順序を決定する作業。

 ラウンドロビンスケジューリング方式は、プロセスを一定時間毎に切り替える方式でタイムクォン
 タムと呼ばれる待ち時間を使い果たしたプロセスは一旦中断され、待ち行列の最後にまわされる。
 この方式では、平等にCPUが割り当てられ、タイムシュアリングシステムに適している。


(ア)プリエンプション方式の説明。リアルタイムでは、ある処理の実行中に別の処理要求が発生する
   と、実行中の処理を一時中断し、別の処理を実行する。プリエンプション方式は、処理に優先順位
   (プライオリティ)を設定し、高い優先順位の処理によって、低い優先順にの処理を横取りする
   という、タスクの不平等な実行を目的としている。



(イ)ラウンドロビンスケジュール方式は、タイマ機能を使用する。



(エ)ラウンドロビンスケジュール方式は、タスクに優先順位をつけず、平等にCPU時間を割り当てる。



 従って、正解は(ウ)


答え(ウ)





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平成18年 問2

平成18年 問2




 ベクトルコンピュータの演算性能指標として使われるものはどれか。



(ア)Dhystone



(イ)FLOPS



(ウ)MIPS



(エ)SPECint


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・ベクトルコンピュータの演算性能指標


ベクトルコンピュータは、複数のデータに対して平行に数値計算を実行することができ、主に同じ
ような計算を大量に行うような科学技術計算用に用いられる高機能の大型コンピュータ。このよう
な大規模なシュミレーションや、科学技術計算に用いられることが多い単位がELOPS(Floating
point number Operations Per Second:浮動小数点演算能力)です。処理速度が1FLOPSのコン
ピュータは、1秒間に1回の浮動小数点演算(実数計算)が可能。



(ア)Dhystone(ドライストーン)は、CPUの性能を測るベンチマークテストの1つで、整数
   演算の性能を測定します。1秒あたり何回のDhystone処理を実行したかを示すことで、処理
   性能を評価します。C言語などで、記述されているため、コンパイラが異なるとCPUの性能
   ではなく、コンパイラが作成するコードの性能に依存する。従って、同一のコンパイラ、オ
   プションで作成したプログラムで比較することが必要です。   



(ウ)MIPS(Million Instructions Per Second)はコンピュータの性能指標の1つで、1秒間に何
   百個の命令が実行できたかを示す。これはプロセッサメーカーが独自に加減乗除命令、
   転送命令、比較命令などのレートを決め、その範囲でどれだけの命令が実行できるかを指針
   としている。同じ命令セットを持つプロセッサ同士で性能を比較する必要がある。



(エ)SPECintはSPEC(Standard Performance Evalution Corporation)という標準化促進を目指
   す非営利団体が規定した、ベンチマークテストによるプロセッサの整数演算処理性能を示す
   値です。SPECintは整数演算性能を示す。



従って、正解は(イ)


答え(イ)





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平成18年 問1

平成18年 問1



図アーキテクチャのシステムにおいて、CPUからみた、主記憶装置とキャッシュメモリを合わせた
平均読込時間を表す式はどれか。ここで読み込みたいデータがキャッシュメモリに存在しない確率を
rとし、キャッシュメモリ管理に関するオーバーヘッドは無視できるものとする。


D18-1-1


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・主記憶とキャッシュメモリによる平均読込み時間。


CPUは主記憶にあるデータを次々に読み込んで処理をする。しかし、主記憶からCPUへの
データ転送が低速であるため、CPUに処理待ち状態ができ、CPUの能力が十分に発揮でき
ないという問題がある。キャッシュメモリとは、このCPUと主記憶の性能差を埋めるために
用いる高速小容量メモリのことで、処理するデータをあらかじめCPU内部に貯めておき、
処理のスピードを高める。まず、キャッシュメモリから読み出す時間を考えると、キャッシュ
メモリに「存在しない確率」がrであるため、「キャッシュメモリに存在する確率」は、1-r
と表せる。従って、キャッシュメモリからの読込み時間は、キャシュメモリに存在しない確率
×読み込み時間であるためr・yと表せる。従って、「(1-r)・x+r・y」である。


従って、正解は(イ)


答え(イ)





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