パソコンユーザの悪戦苦闘生活 -24ページ目

平成19年 問9

平成19年 問9



 システムの信頼性の指標であるMTBF及びMTTRに関する記述のうち、適切なもはどれか。



(ア)遠隔保守はMTBFを短くし、システムの稼働率を高くする。



(イ)機能分散したシステムでは、縮退運転をすることによってMTTRは短くなる。



(ウ)システムを構成する機器を直列に接続すると、全体のMTBFは長くなる。



(エ)予防保守はMTBFを長くし、システムの稼働率を高くする。


____________________________________________


・MTBF(Mean Time Between Failure)とMTTR(Mean Time to Repair)。



・システムの信頼性を表す指標として、MTBFとMTTRがある。
 
  MTBFは、平均故障間隔のことで、機械やシステムが稼働してから、次に故障するまでの時間の
 平均で、値が大きいほど安定性が高いシステムといえる。


  MTTRは、平均復旧時間のことで、故障したシステムが復旧するまでの時間の平均で、値が小さい
 ほど保全性が高いシステムといえる。
 
(ア)遠隔保守はMTBFを長くする。



(イ)機能分散したシステムでは、縮退運転を行わなくてもMTTRは短くなる。



(ウ)システムを構成する機器を直列に接続すると、全体のMTBFは短くなる。


  従って、正解は(エ)

答え(エ)





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平成18年 問8

平成18年 問8



 自動支払機が1台ずつ設置してあった二つの支店を統合し、統合後の支店には自動支払機を1台
配置する。統合後の支払機の平均待ち時間を求める式はどれか。ここで待ち時間はM/M/1の待ち
行列モデルに従い、平均待ち時間には、サービス時間を含まないものとする。


 [条件〕

 (1)平均サービス時間:Ts

 (2)統合前のシステムの利用率:両支店とも:ρ

 (3)統合後の利用数は統合前の2支店の利用者数の合計値


(ア)ρ/(1-ρ)×Ts



(イ)ρ/(1-2ρ)×Ts



(ウ)2ρ/(1-ρ)×Ts



(エ)2ρ/(1-2ρ)×Ts


____________________________________________

・M/M/1の待ち行列モデル。


・待ち行列とは、『順番待ちをしている人々の列』
 到着分布とサービス時間がランダムで、窓口数が1つであるということを表したのが、M/M/1
 モデル。待ち行列理論により、『待たされることになる確率』や『待ち時間の平均値」を求める
 ことができる。

  M/M/1理論では、『待ち時間=ρ/(1-ρ)[人分待つ]』と表現する。ρは込み具合。平均
 サービス時間をTsとすると、平均待ち時間はTs×ρ/(1-ρ)と表せる。

  ρは窓口利用率を表しており、問題文より「統合前の利用率:両支店ともρ」なので統合後の
 窓口利用率は2ρとなる。Ts×ρ/(1-ρ)のρに統合後の窓口利用率2ρを当てはめた

 (エ)が正解となる。

 
答え(エ)





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平成18年 問7

平成18年 問7



 ページング方式の仮想記憶において、あるプログラムを実行したとき、1回のページフォールトの平均
処理時間は30ミリ秒であった。ページフォールト発生時の処理時間が次の条件であったとすると、
ページアウトを伴わないページインだけの処理の割合はい幾らか。


 [ページフォールト発生時の処理時間〕
 (1)ページアウトを伴わない場合、ページインの処理で20ミリ秒かかる。
 (2)ページアウトを伴う場合、置換えページの選択、ページアウト、ページインの処理で合計60ミリ秒
    かかる。


(ア)0.25



(イ)0.33



(ウ)0.67



(エ)0.75


____________________________________________
・ページング方式の仮想記憶


 仮想記憶とは、主記憶の容量以上のメモリ領域を確保する機能。大きなプログラムを実行する
ためには、コンピュータに実装されている主記憶の大きさよりも大きなアドレス空間を用意しな
ければならない場合があり、このために考えられた技法が仮想記憶方式。ページング方式は、
仮想記憶方式の1つで、主記憶を4kB、8kBなどのページという固定の区画に分割し、プロ
グラムはバラバラのページにローディングして実行する。ハードディスク上にはページングファイル
という専用の領域を用意して、メモリ領域が不足してきたら使われていないメモリ領域の内容を
一時的にハードディスクに退避させ、必要に応じてメモリに書き戻す。


 ページングはページ単位でデータを交換するのに対し、スワップはプロセス単位でデータを移す。
ページの大きさはシステムによりことなるが一般にプロセスよりは小さいため、ページングのほう
がスワップよりも移動だせるデータ量が少なく、処理が早く済むという特徴がある。


 仮想記憶方式において、主記憶上にないページをCPUが要求することをページフォールトという。
ページフォールト発生時の処理時間を考える。

①ページアウトを伴わない場合
  ページアウトを伴わない確率(ページインだけの処理の割合)をxとすると、ページアウトを
  伴わない場合の処理時間は、20x。

②ページアウトを伴う場合
  ページアウトを伴う確率は(1-x)と表すことができる。ページアウトを伴う場合の処理時間は
  60(1-x)。


ページフォールトの平均処理時間は30ミリ/秒であるため、20x+60(1-x)=30となる。
従って、x=0.75となり、正解は(エ)。


答え(エ)





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