反回神経麻痺から6年 | 声が出なくなって見えたもの

声が出なくなって見えたもの

甲状腺腫瘍の手術をしたら声出なくなったおじさんの回復過程とその後の再発記録です。

おかげ様で本日で6年生です。

比較的予後が良いと言われる甲状腺乳頭癌で、6年もグジグジとblogを書き続けてきました。

 

甲状腺全摘手術の麻酔から目が覚め「うえもんさ~ん」と声をかけられ全く声が出なかった記憶は墓場まで持って行くと思われます。その後の辛い一夜も・・・

 

これまで、手術3回、ヨード治療3回。

にもかかわらず、両肺に多発性転移、右頸部リンパ節転移。みんな大好き?サイログロブリン値は20くらいでふんばってくれています。

 

そして嗄声に嚥下障害、首の締め付けに、右肩上がらない、耳下腺炎に・・・ などなど色々

 

お気づきの人もいると思いますが、

 

華やかな世界の裏には地道な努力がある

担当医やSTさん、そしてここの皆さんの力を借りながらの6年生です。

 

継続は力なり

スポーツクラブでの筋トレ、有酸素運動後に必ず鏡に向かって口を上下、左右に大きく開けたり、舌を手前奥、左右、上下に動かして開口嚥下訓練をしているのは私だけです。他の人からどう見られているか?気にしない。

ドライブレコーダーを再生したら、変なつぶやきやヘタな歌だらけです。


ストイックにやっているのではなく、できる範囲で忘れずコツコツと…

 

 

4年目、5年目には、皆様に声を聴いてもらうために「stand.fm」で音声配信をしました。

実は6年生になることを、すっかり忘れていました。そして指のアトピー(あかぎれ)がiPhoneの認証ができないくらい酷くギターはしばらく弾いていません。

 

6年目の声も残そうと考えていますので、少し猶予をください。

 

昨年と同じく、ここまで来れたのも、やっぱり最終的には人なんだと思っています。
 

次の4年は更に厳しそうですが・・・ 助けてください。今から皆さんにお願いしておきます。

 

多忙のため移動中、今日の帰りは遅くなりそうです。