窓展・絵本画家 セロひきのゴーシュ | Thanks cherish now ♡

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(●´ω`●)ゞ




あら! 
まだ続いてたのね!という


コチラは その続きになります
よろしくです(*´∨`*)




以前に載せた〜
可愛い絵を描いたのは?

茂田井 武(もたい たけし)という
絵本作家さんでした◡̈⃝


作者が パリでの
貧乏生活のときに 描いた絵たちです

群馬県にある 大川美術館が 発行している
こちらの画集にも おさめられているんですよ





昭和初期に活躍した 童画家さんですから
へぇ〜知らないなー。とは思っても?

どこかでは 目にしているかな?
と思うんです

私も『 窓展 』では
可愛い絵だな〜と思って ただ見ていたけれど

いろんなタイプの絵を書く 作家さんなので
こちらと、ね
結び付かなかったのです(●´ω`●)ゞ

この、挿絵の方が そうです



あ〜これか! 知ってる〜!
って、なったかな?( ´艸`)ww

子供の頃、幼稚園とか 小学校とか
ご自宅にあった方も いらっしゃるかな、と


この絵本のストーリー自体は
宮沢賢治の 有名なお話ですよね

ですからもちろん、翻訳もされて
いろんな国で 愛されてる児童書ですし

表紙の絵も、画家さんやら
イラストレーターさんが、沢山描かれていて

自分が知ってる 絵本の表紙とは違うな〜
という方も いらっしゃるでしょうが

日本では
福音館書店から発行された コチラ、ね

茂田井 武さんが 描いた挿絵の絵本が
一番最初になるようでして、、

こどものとも、というシリーズで
出された絵本の、一つのようですよ





童画家、茂田井 武は
1908年 東京・日本橋に生まれました

生家は、市内の一流旅館で 裕福でしたが
16歳のときに 関東大震災で家が焼失

翌年には母親が病没の、不幸が続き

1930年、22歳のときに
所持金もほとんど無いまま 
シベリア鉄道で パリに向かいます

パリに着いたときには、完全に文無し状態で
そこから 貧乏生活が始まります

パリで 3年を過ごし、帰国したあとも
さまざまな仕事をしています

んーと、で!
戦争にも行って 賞も貰って、、 ←略し過ぎw





彼には、気管支喘息の持病がありました

それが悪化して、肺結核を患ってしまい
1952年頃からは 闘病生活となるんです

そのあいだも 絵は 描き続けていたんですね


そんなある日、長患いの病床に
この、セロひきのゴーシュ挿絵の 仕事の依頼に

福音館書店の 編集担当者がやって来ます
彼の妻は、、

( あ、はしょったから 書いてないけれど
    奥さんと 子供もいるのよ〜 )

病気で寝ているので、今は無理です、と 
断るのだけれど

彼は、この仕事が出来るのなら 死んでもいい
と言い、、引き受けることに

その同じ年の秋、48歳の若さで 亡くなります





これはまた
パリに居た頃の絵なのですが  ↑↑↑

どこなんだろう、住んでいたアパートかな?
3人一部屋だったのかな〜。

パリにある、日本人倶楽部などの食堂で
皿洗いをして 暮らしている頃です

窓は開いてるのに、レンガが見えてるとか
プライベートも無いな、とか

それでも彼が 毎晩描いていた
絵日記には 楽しげな 色使いが多くてね

きっとその頃のパリは
彼の目には キラキラに見えたのだろうナァ


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展示会には ありませんでしたが、お借りして
他にもこんなに 可愛い絵もあります



1931〜35年
茂田井武 画帳「続・白い十字架」より 





1948年 茂田井武 「夢の絵本」より 





1953年 油彩 ちひろ美術館蔵
「ホフマンのくるみわりにんぎょう」より



ということで
窓展の記事は これで終わりです!

いつも こちらへも 
ありがとうございます◡̈⃝

ではでは皆さま
健やかな日曜日を、ね(*Ü*)❁*.゚ 



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