山ほどいる住宅やマンションの検査機関(第三者機関)
その使い方について・・・
まず契約書に自分に不利な項目がないか第三者にチェックさせるのは
あまり意味を感じません。(もしあった場合はその時点で悪徳建設業者です。)
資料が揃っていれば、その資料なりにアドバイスするのが第三者機関です。
私が危惧するのは、その資料をまとめるのが難しいという事です。
どういった資料が重要で、どうやって集めたりするのか?
経緯はどうやって伝えるのか?などです。
サッカーにたとえると
点を取られる直前にストップ出来る優秀なゴールキーパーを雇うか
ピンチの芽を摘む選手を雇う事で中盤を支配して戦うか、みたいな。
こういった機関を、施工ミスを指摘したりやり直しさせる為に使うか、
そういう会社や担当に当たらないようにする為に使うのか・・・。
うまく依頼しないと第三者の業者は仕事の形跡を残すために
図面や契約書の解釈に手を加えたりする事に、 終始してしまいます。
そういった業者もあまり意味ないとわかっていても、
安心料という意識で受注しているものです。(それもいいですが)
私はこの10年で消費者が変わったと思っています。
求められる現代のニーズは、知識や経験だけでなく
察知力、交渉力、個性など複合化したニーズです。
そのニーズに応えられる建設会社、第三者機関に出会うことが大事です。
私の事務所でも、セカンドオピニオンを依頼されることがありますが
とても注意して進めています。
本当は請負うメーカーも、やましい会社でなければ
いい家を作って、気持ちよくお金をもらいたいはずです。
ちゃんと質問すれば、まともな会社はまともに答えます。
ただ、その質問の仕方が難しいから第三者機関があるわけです。
第三者機関には重箱の隅をつつくだけのしょうもない業者もいます。
そんな人を施主が連れてきて、ああしろこうしろ言ったらどう感じるでしょう?
受ける側は、信頼されていないと感じたら 「仕事だから仕方ない・・・」と
なってしまいます。
これではいい家になるとは到底思えません。
本当に親身になって協力してもらうには建築主もメーカー側を信頼して、
質問したり、 説明したりしなければなりません。
それが出来て初めて第三者チェックが効果を発揮します。
そういった本筋をはずすとお金の無駄ばかりか、
関係を硬直させてしまうものです。
それでも重箱の隅系の業者はいる。
これが現実。
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