直訳は「第二の意見」
かかりつけの医者の診察の他に
違う病院で違う医者にも診察してもらい
別の治療法などがあるかを検討する時に使われる事が多い。
私の設計した家に住む、お医者さんの言葉
「今は医者なんだからって態度じゃいけないんだよね
患者さんの為にってスタイルじゃないと・・・
何がどうしたか?どうして欲しいのか?よく聞くことなんだよ
そうすると案外簡単でさー
薬をつけて欲しい、処方して欲しい、話したいだけ
いい病院を知りたいとか、その要求に応えることでいいんだよ」
その人は開業医で、一日に100人を超える患者を診るスペシャルな人です。
昼休みは取らずに食べられる時にかきこむそうです。
患者には、どんな病気でもどんな症状でもまず診る、 そして自分の出来る治療をする
自分で無理な場合は自らのネットワークで、信頼のおける病院を紹介する
というポリシーで診察をつづけた結果、10年で3つのクリニックを開き、
本拠のクリニックには 1日に500人を超える患者が訪れる事がある、
巨大クリニックに成長させました。
そもそも医学部ではすべての範囲を勉強します。
医者は薬の処方も出来ます。
どんな症状に対してでも一通りの知識を持っているはずです。
専門外のこともあるでしょうが 、
自分の知識の中から、何らかのアドバイスは出来るでしょう 。
又、自分で駄目なら誰に聞けばいいかも知っているでしょう。
知識も大事ですが、ヒューマニズムは大きい。
私は住宅の設計がメインです。
私のクライアントの中には、そんな私に
マンションを買うから竣工検査に立会いして欲しいとか
知り合いのマンション竣検に立ち会って欲しいと
新たなお客さんを紹介してくれることもあります。
私はそれらをもちろんすべて引き受けます。
私の知識の中で知り得る建築の常識でネゴシエーションします。
私で無理なら専門家を紹介するつもりですが
そこまで突っ込んだ内容は正直まずありえません 。
クライアントのニーズはそういったレベルではなく
「一級建築士」という肩書きの知り合いを伴って
建設業者にやりこめられない様に
プレッシャーをかける事に重きがあると思います。
竣工したマンションに付けられるケチなど殆どありません 。
正直な話、躯体は仕上げたら見えませんから
クライアントもわかっているのかも知れません 。
住宅ではチームで設計することより一人の設計によるという事がほとんどです 。
その設計者がどんな人か簡単に判断できるでしょうか?
私は常々、建築の特に住宅のセカンドオピニオンの重要性を話しています
住宅の設計段階でスキルを持った人どうしが意見を交換し
クライアントの要望を高い次元で実現する可能性を高める・・・
そんなに難しい話ではないはずです 。
そして何より、クライアントが
意見を聞く建築家をセレクトできることが重要です。
実際、これに賛同いただける設計者は多いはず。
しかしセカンドオピニオンといえども仕事です 。
無償というと急に賛同できないのも当然です。
そのために、ある一定の相場が出来上がるといいと思っています。
敷地やプランの相談、業者との立会い、ネゴなど
建築家にはもっと様々なシーンで活躍の場はあるはずです。
・