PBX5 Bldg. -89ページ目

PBX5 Bldg.

当館にお越しくださりありがとうございます。生活や思い出、たてもの関係など、ジャンルを問わず書いていきます。気軽に読んでいただければ幸いです。

これから北風が強くなる時期ですが、台風など風が強いとき、レンジフードファン(キッチンの換気扇)から「バタッバタ!」「パコン」などと異音が発生することがあります。
 


キッチンはタイルなど音を反射する材質が多く、このバタバタ音はかなり響くものです。

また、幹線道路沿いの住宅やマンションでは、このレンジフードファンから、車の音などが入ってくることがあります。部屋は気密サッシなどで静かなのに、キッチンでは外の音がガンガン聞こえるといったお宅もありました。



マンションでは、このように北側に排気口が設けられ、遮音対策のない単なる換気フードでは、この穴から音が入ります。(画像はイメージ)

レンジフードファンには、空気の逆流を防ぐシャッターが付いています。


このような、アルミ製の薄いシャッターなのですが、この標準添付のシャッターは、閉まっていても


このように、周囲にかなりの隙間があるのです。外の騒音は、わずかな隙間でも入りますのでこれでは騒音には無防備です。また、このシャッターは薄いアルミの「自重」で閉まっていますので、換気が停止中は逆風などでシャッターが動いてしまい、バタバタ、バコンと異音が発生してしまうのです。

キッチンと寝室やリビングなど居室が近接していると、このレンジフードファンからの「音」は、かなり気になるものです。

これを低減させる方法として、
1:
換気扇メーカー別売品の「電動排気シャッター」を取り付ける。

2:
市販の「煙逆流防止ダンパー」を設置する。

があります。それぞれ、長所短所がありますので詳しくは次回で説明します。
先日の台風で、飛来物から窓ガラスを守ってくれた我が家の雨戸。(前回の記事)
しかし、最近新築されている住宅では、シャッターは一部あるものの、雨戸はほとんど見かけません。
1970年代後半から、1980年代までは、各サッシメーカーが、雨戸に特化したテレビコマーシャルを流していました。

私が覚えているものは
トーヨーサッシ(現リクシル)
「Dan雨戸」
金属パネルの雨戸とDan雨戸をハンマーで叩き比べて、断熱・防音性能を謳った当時としては画期的な商品でした。

三協アルミ(現三協立山)
「雨戸付きサッシ」
商品の断面が登場し、強い風雨でも室内に浸水せず、しかもレール面の排水口からすみやかに水切りされる様子が映って「雨戸付きサッシ。替える・替える」と、外のカエルがしゃべっているものでした。

新日軽(現リクシル)
「戸箱サッシ」
内容はうろ覚えですが、最後に男声コーラスで「戸箱サッシは新日軽」で終わるものでした。

戸箱とは、雨戸を格納する戸袋のことで、当時ガラス窓はアルミサッシでも、雨戸のレールや戸袋は木製が多かったのです。そこで各サッシメーカーは、このように雨戸一体型サッシや、断熱材を充填した新型雨戸をPRしていました。

私の知る限り、現在雨戸のCMはありませんが、今後大型台風が多くなってくると、再び登場するかもしれませんね。

列島を縦断した台風24号。
各地で被害が出てしまいましたが、我が家の周辺でも木が倒れて道路を塞いだり、お店の看板が吹き飛んでなくなっていました。大阪などに被害が出ました前回の21号より、神奈川では今回のほうが暴風が強かったようです。風の音が、いつもの台風とは異なった、重低音と高音が入り交じったような恐怖を感じるような音でした。

なかなか寝付けませんでしたが、0時15分頃、窓から「ガシッ!」と大きな音がして飛び起きました。ガラス戸を少し開けると、閉まっている雨戸にバチバチ何か当たるような音とともに、戸袋の隙間からもの凄い風が入り込んできました。



台風が通り過ぎた朝、雨戸を開けるとジャリジャリ異変を感じ、外を見ましたら雨戸にどこかから飛んできた木の枝が寄りかかっていました。ベランダの手すりにも嵌まっていて、ノコギリで切りながら取り除きました。

もし、この窓に雨戸がなかったら、ガラスが破損して一気に突風が入り込んで天井と屋根が吹き飛んでいたかもしれません。

サッシの性能が向上し、我が家の周りでも雨戸のない新築住宅が多くなりました。確かに、風圧には耐えられるようになってきています。昔の住宅サッシは1200Paでしたが、最近は1600Paのものが多くなってきました(詳しくは、"サッシ""耐風圧強度"で検索)が、これはサッシ自体が破壊されない保証値であって、飛来物のことは考えられていません。

今回、雨戸があることの安心感を、身にしみて感じました。「飛来物」からガラス面を守ることができれば、前述のようにサッシ自体ある程度強度はありますから、我が家のような昼間真っ暗になってしまうパネル式の雨戸に限らず、「エコアマド」(不二サッシの商品名)のような可動ルーバー式雨戸でも、安心と言えます。

可動ルーバー式雨戸は、省エネの面で最近話題になっています(後付けもできるそうです)が、今後このような強力な台風が多くなってくると、台風対策に特化した「ストロング雨戸」が商品化される日が来るかもしれません。