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PBX5 Bldg.

当館にお越しくださりありがとうございます。生活や思い出、たてもの関係など、ジャンルを問わず書いていきます。気軽に読んでいただければ幸いです。

台風の音でなかなか寝付けず、早起きしてしまいましたのでNHKラジオを点けましたら、「今日は何の日」のコーナーがあり、1964年の今日、10月1日は東海道新幹線が開業した日だそうです。
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これは、大宮の鉄道博物館で撮影しました、初代0系ですが、当時は「夢の超特急」と、話題になったことと思います。

幼少の頃、自宅からは多摩川を渡り、貨物線と併走する新幹線が見えていましたが、実際に乗車できる機会はほとんどなく、身近に走っていながら、文字通り「夢の鉄道」でした。初めて乗車できたのは、開業からかなり過ぎた頃の、家族旅行でした。

開業当時の昭和39年の今頃は、「開業記念」として、切手やメダル、ミニチュアなどさまざまなグッズが売り出されていたことと思います。

その記念グッズと思われるものが1つ、我が家にありました。
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親(故人)が持っていました、ストップウォッチです。バザーか、リサイクルショップで買ったそうです。表面はごく普通の、体育の先生が持っていそうなもので、新幹線の図柄などはないのですが、
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裏面に上から「昭 39」「製造番号と思わしき数字(画像処理)」「新幹」と記されていました。
昭和39年は、まさしく東海道新幹線が開業した年なのですが、文字がはげて新幹線の「線」が抜けてしまっているので、つい最近までこれが開業記念グッズだったとは思いませんでした。

最近、鉄道に興味を持ち始め、一瞬運転台にある懐中時計(鉄道時計)の仲間かと思いましたが、鉄道員の方々がストップウォッチを運転台にはめ込むことは考えられず、「国鉄」の表記もないことから、開業記念グッズなのではと思っています。

当時、これを買い求められた方が、乗客として新幹線に乗り、流れる車窓とコチコチ進む秒針を重ね合わせ、スピード時代を実感したかも知れません。

私も、一昨年のぞみ号の車内にて、この開業記念?ストップウォッチを取り出し、車両も景色も違うとはいえ、当時の様子を想像していました。 

そんな一昨年の出来事を思い出しながらラジオを聴き終え、台風で庭に散らかった小枝や葉っぱを掃除し、朝食の準備をしました。
更新を一時中止していましたが、本日より再開致します。

当館へお越しくださいました皆様で、マンションや社宅といった、いわゆる鉄筋コンクリート造りの集合住宅にお住まいのかたに、ぜひチェックしていただきたいことがあります。

先日、友人宅のマンションのリビングで、パソコンの整備をしていました。奥様が紅茶を入れてくださるとのことで、キッチンでお湯を沸かしていました。

その時、焼き肉の香りがしてきたので、「夕食まではいらない」と断ろうとキッチンへ行きましたが、お湯を沸かしているだけでした。奥様は「換気扇から逆流しているのかしら。タマネギとか色々臭うわよ!」ご主人も「マンションで共同生活だから・・・」とのことでしたが、換気扇(レンジフード)から、ほかの住戸の排気が逆流することは普通あり得ません。
しかも、キッチンより廊下や洗面室のほうが強く臭っており、私は「壁に何か問題がある」と感じ、踏み台とライトをお借りして、ユニットバス天井の点検口より中を調べてみました。


マンションの、隣戸との境は鉄筋コンクリートの壁が多いのですが、水回りなどが隣と入り組んだような間取りや、1DKなど細長い住戸の場合、隣との壁がブロック積みや石膏ボード(乾式遮音耐火壁)の場合があります。タワーマンションなど、鉄骨造りのマンションでも採用されています。

写真では、右側が隣戸との境で、鉄筋コンクリートの梁(灰色)の下が、石膏ボードの乾式壁になっています。この状態で、頬に気流を感じました。

そこで、実験を開始しました。
・外部に面したドアや窓は全部閉める。各室にある換気口も閉じる。古いサッシは養生テープで目張りも有効。逆に、住戸内の間仕切りドア、トイレ、浴室のドアは開け放す。

・トイレ、浴室の換気扇を回し、キッチンのレンジフードを最強で回す。

すると、天井裏で凄い風の流れを感じるようになり、その元を辿っていくと・・・


梁と石膏ボードの間に、1ミリ程度の隙間(写真の黄色い丸印の部分)があり、ここから隣戸からの風がビュービュー吹き出していました。全換気扇を止めると、風はやみましたが今度は隣の生活音が漏れて聞こえてきました。

築30年のマンション。経年で隙間ができたのか?初めから施工上あったのかはわかりませんが、これでは臭いだけでなく音や虫、万一の火災の際は煙も往き来してしまいます。

自宅なら、耐火性のコーキング材で埋めることも考えられましたが、友人宅で隣戸との境(戸界壁)は「共用部分」で勝手な細工はできないのと、個室の壁などユニットバスからでは目視できない部分でも、同様の隙間があるかもしれませんので、管理組合に相談するようアドバイスしました。

皆様も、機会がありましたらこの実験で、妙な気流を感じないか、チェックしてみてくださいね。

一部のマンションでは、レンジフードファン「停止時」に、他住戸の排気が逆流することはあります。これは、「共同ダクト方式」採用の、主に1970年代に竣工したマンションです。平面図、キッチンのガスコンロ脇に「AD」と記された四角い空間がそれです。例えば7階建てなら、各フロア、7つのレンジフードファンの排気がこの1本のダクトで屋上に排出されます。当館のプロフィール画像にあるようなものが、マンション屋上に並んでいましたら共同ダクトの可能性があります。
停止時に臭いや煙が逆流する場合は、「煙逆流防止ダンパー」と呼ばれる部材の、パッキン劣化か油などで閉止不良を起こしている可能性があり、このような場合は専門業者による点検・修理が必要です。(防火上も重要な部品です)
先日、東京・渋谷に「渋谷ストリーム」がオープンしました。渋谷はこれからも、さまざまな再開発が進行中です。

私は幼少~中学生までの頃、東急東横線沿線で暮らしていましたので、渋谷には買い物などよく訪ねました。そこで、当別館では新しい渋谷への期待とともに、今では思い出となりました昔の渋谷をご紹介できればと思います。

昔といっても、カメラを持つようになったのは1990年以降です。

今回は、「渋谷ヒカリエ」の前に建っていました、「渋谷東急文化会館」です。
幼少の頃から、プラネタリウムや映画鑑賞、親のショッピングなどよく利用してきましたが、以下の写真は閉館直前の2003年頃のものです。
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駅側、バスターミナルからの全景です。ケンウッドは、トリオ時代からBCL受信機やオーディオチューナーなどでお世話になりました。屋上の半球型の部分がプラネタリウムでした。屋上に上がると、この部分を直接さわることもでき、子供心にワクワクしたものでした。また、右側TBC看板の前部分には、天体観測施設も備わっていました。

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その、プラネタリウム入り口です。閉館後なので、受付には当時活躍した機材が展示されていました。

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かつて上がれました屋上は、残念ながら閉鎖されていました。階段の滑り止めは真鍮製で、昭和30年代の建築がここに残っていました。

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末期にはBS放送関係の会社が入居していたフロア。かつては結婚式場があったようで、左のエレベーター扉に、その面影を感じました。

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その、エレベーター内部の操作パネル。上のインジケーターはどのフロアで呼び出されたのかがわかるもので、運転手対応だった時代を感じました。

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こちらは、メインのエレベーターホール。柱時計が備わっていて、壁面もi石貼りの重厚なものでした。

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窓は、鉄製の上げ下げする戦前からあるスタイルを踏襲。窓自体はおもりで吊ってバランスされていて、開閉は思ったより軽かったです。取っては掴むと自動でロックが解除されるものでした。

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避難口ドアには、開館当時からと思われる、趣のあるドアノブとドアクローザーが付いていました。右に見える火災報知器も、現在ではほとんど見られない差動式分布型(細い銅管を張り巡らせる方式)でした。

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建物の側面です。後付けのダクトが目立っていました。

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裏側の出入り口です。

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渋谷駅への連絡通路です。このように、各柱の部分には入居していた各テナントの看板が並んでいました。
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そこから見えました、東横線の渋谷駅です。当時、この風景もなくなるとは、夢にも思っていませんでした。現在の渋谷ストリームの辺りでしょうか。

開館当時の昭和30年代は、「文化」という言葉が流行ったそうで、トイレのカタログにまで「文化生活」との記述があったほどです。

映画を始め、さまざまな文化を発信してきた文化会館。大切な思い出として、これからも覚えていたいです。