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PBX5 Bldg.

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かつて卒業旅行で、級友たちと初めて乗車しました特急「踊り子号」。その主力車種であった、国鉄185系が今次々に廃車になって、長野県にて解体処分されているそうです。私の知る限りでは、保存などはされないようで、このまま進めば、来年の今頃は全車消滅して、思い出の列車になってしまいそうです。
好きだった、153系を置き換える目的でこの185系が登場したことは、最近になって知ったことでした。その後の急行用、近郊用の顔の原点でもあった153系も、保存車は1両もありませんから、両方とも消えてしまうのは、時代の流れとは言え寂しいものです。

私が185系を初めて見たのは、川崎駅で153系と併結されている時でした。確か、急行「伊豆」となっていました。白い車体に緑の3つ斜めストライプは、学生だった当時、とても斬新に見えました。

それ以上にとても新鮮に見えたのが、冷房装置の両側にあった謎の通気口でした。
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当時の写真はなく、これは2011年の車両センター公開時に撮影したものですが、首都圏のほかの車両では見かけなかったこの通気口が気になっていました。中、どうなってるんだろう?特急だから、空気清浄機でも入っているのか?など見かける度考えたものでした。

そして、この公開から1年後
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仲間というか兄弟、いや先輩と初めて出会ったとき、学生時代新鮮だった、この通気口と再会することができました。117系は生まれて初めて見たのですが、この通気口のほか、前面ガラスなど似ている部分も多く、しかもこちらも、新快速運用されていた153系の置き換えで登場したと知り、私にとってこの両車種は特別なものになりました。

前記事の続きです。

レンジフードファンメーカーの、オプション部材「電動排気シャッター」は、その性質上閉まっても周囲に0.8mm程度隙間があります。

高速道路・幹線道路の脇といったような、特に騒音の激しい立地ですと、これでも音が気になりますので、より気密性の優れた「煙逆流防止ダンパー」を検討します。

これは、三菱電機製の煙逆流防止ダンパーです。

本来の目的は、主に1970年代に施工例が多かった共同ダクト式のマンションなどで、レンジフードからほかの住戸からの油煙の逆流防止と、万一の火災時に延焼を防ぐ防火ダンパーの機能です。

私のプロフィール画像のような排気口(商品名:「ウイングジェッター」というそうです)が屋上に林立している、主に長谷工のマンションでは、レンジフードファン自体に「ダンパー開放確認灯」というランプがあり、この煙逆流防止ダンパーが開放状態になると、マイクロスイッチで感知してランプが点灯するもので、この三菱電機製の煙逆流防止ダンパーにも、そのための配線があります。

(私が実際に見た長谷工のマンションは、ダクトが丸ではなく長方形の角形でした)

 

このように、排気ダクトの中間に設置する汎用品のため、既存のレンジフードファンへの取り付けは一工夫必要ですし、電源もこのようにバラになっていますので、電気工事士による配線工事も必要なので、DIYで気軽に交換には難があります。

それでも、このように部材の厚さは火災に耐えるだけあって電動シャッターの2倍以上あり、かつ煙の逆流を防ぐため、耐油性の特殊気密パッキングで密閉されるようになっており、さらに駆動モーターも強力タイプ(火災の逆風で開かぬよう)なので、遮音性は良くこれを設置すると、外の音がほとんど聞こえなくなります。

 

レンジフードファンからの音は、静かな住宅ほど意外に気になるものです。風通しの良い高台や、道路の近くなどで家を新築される場合は、前記事のような電動排気シャッターの取り付けを、設計の時お願いすることをお勧めします。また、既存の住宅やマンションでは、風のばたつき頻度や外の騒音の程度により、電動排気シャッターか、煙逆流防止ダンパーかを選定されればと思います。

 

(前記事からの続きです)
風の強い日や、道路脇などの立地で気になる、レンジフードファンからの騒音。
私の経験では、道路際のリビングよりも、奥にあるキッチンダイニングのほうがうるさかったマンションがありました。

前記事のように、レンジフードファンに標準添付されているシャッターは薄いアルミ製で隙間もあるので遮音性はほとんどありませんし、シャッター自体のバタつき音も発生します。

そこで、レンジフードファン停止時に排気口(排気ダクト)が密閉し、なおかつ風で動かないようなシャッターにできる仕掛けがあれば、この悩みは解消します。

その解決策の1つに、メーカー別売品の「電動排気シャッター」があります。


これは、多くのレンジフードメーカーにOEM製造されている、富士工業製のHDS-150です。
富士工業 レンジフード シャッター・ダンパー部材電動密閉式シャッター HDS-150
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これは、標準添付のアルミシャッターと置き換える形で取り付け可能な電動シャッターで、停止時は鉄板の丸い板が塞ぐもので、モーター直結なので多少の風では動きません。


これはファン運転時の様子です。モーター軸に付いた鉄板が開いています。


このように、取り付けの形状も同じなので、アルミシャッターとの交換も簡単ですし、富士工業だけでなくリンナイ、TOTOなども同じような別売品があり、電源線の接続コネクターも純正ならでは、ワンタッチで接続できるため、入手性や作業性は良好です。

しかし、欠点もあります。商品名に「密閉」とありますが、レンジフードファンは油煙を排気するため完全密閉にしてしまうと、油が固着して作動不良になりがちですので、丸い筒と鉄板のシャッターの間には、0.8ミリ程度の隙間が生じることです。

写真のHDS-150は、客先の了解(定期メンテ)を得た上で、その隙間部分を塞ぐパッキン材が貼り付けてありますが、メンテができない環境では、このようなパッキン材を貼るとトラブルの元ですのでこのような改造はお勧めできません。

少し隙間があるとは言え、標準添付のアルミシャッターとは雲泥の差。風でバタバタ言うこともほとんどなくなり、外の騒音もだいぶ小さくなります。数件のお宅に紹介しましたが、かなり静かになったという感想でした。

しかし、幹線道路や高速道路に近接した住宅など、窓を開けているのが困難なほど騒音の激しい場合は、次回ご紹介する「煙逆流防止ダンパー」を活用する方法があります。