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PBX5 Bldg.

当館にお越しくださりありがとうございます。生活や思い出、たてもの関係など、ジャンルを問わず書いていきます。気軽に読んでいただければ幸いです。

ブログ知人さんの記事に、カウンター式の洗面台が写っていました。

カウンター式は、見た目もすっきりしていて物も置くことができるのですが、その下や裏側のお手入れが肝要です。

記事に写っていました洗面台は、陶器のボウルが黒ずんでいるなど管理が芳しくなく、カウンターを支えているブラケット金具が心配になりました。これがさび付いてしまうと、最悪カウンターごと洗面台が落ちてしまうこともあり得ます。その記事を読んで、脳裏に僅かに残っていたある光景を思い出し、撮りためた画像を探しました。

※ホテルロゴなどは画像処理しました

昔、旅先の宿にあった洗面台。改装直後とあって、客室や洗面所、バスルームなどはてもきれいでしたが・・・

カウンター下はご覧の通りホコリまみれでした。排水トラップに錆がつき始め、宿の許可を得た上で止水栓カバーの部分を点検したものです。皆様も、自宅洗面台の下、裏面をぜひチェックしてみてくださいね。

 

注記:

この宿は換気設計が悪く、吸気に対して排気量が多いため、僅かな隙間から空気が吸い込まれ、壁の中にホコリが蓄積しやすくなっていて、客室の照明スイッチの周りもホコリが詰まっていました。窓も負圧で吸い付けられており、非常に開けづらかった記憶があります。(この宿には報告済み。その後改善されたかも知れません)

最近の高気密・高断熱の住宅でも、同じようなことが起こることもあるので、スイッチやコンセントの僅かな隙間にホコリがないか、チェックする必要があります。

師走。年末の大掃除の時期ですね。

この大掃除や年末のこの時期、ぜひドアに付いているドアクローザーの掃除や点検をしてみてはいかがでしょうか。

特に玄関ドアは365日、何度も開閉していますので、ドアクローザーにも負荷がかかっています。

 

普段は見えない、ドアクローザー上部にはホコリも溜まっています。掃除をすることで、油漏れなどトラブルも見つかるかもしれません。もし、本体の軸周りが油っこく黒く汚れていましたら、油漏れの初期症状です。このまま使い続けると、油が垂れるほど漏れ出して扉や床面が汚れるだけでなく、ドアが勢いよく閉まるようになってしまい危ないので、早めの交換が必要です。

また、お掃除と同時に各取り付けねじが緩んでいないか、チェックもお勧めです。ねじが緩み、本体が落下した事例もあるそうです。また、ねじが緩むと、写真のような取り替え用機種では部品が取れたりして、枠や扉に傷がついてしまう恐れもあります。

お掃除とねじのチェックで、来年の快適な開閉に備えましょう。

手洗い器、洗面器などいわゆる「衛生陶器」。そこに取り付けられている金属部分を、水栓金具と呼ばれています。水栓というと、蛇口を連想しますが、業界では取り付け板など金物類をそう呼んでいるそうです。かつては、付属金具と呼んでいたそうで、私はそちらのほうが自然に感じます。

 

洗面台の排水口。今回は今では希少と思われますロゴのものです。

これは、TOTOが「東洋陶器」という社名だった頃、一般家庭などへの普及のため、普及品として製造された金具に付いていた"TTK"ロゴです。この当時、

高級金具は"Toyotoki"

普及金具は"TTK"

と分けていたそうです。

衛生陶器自体も、普及品として硬質陶器素地の商品がありました。

(通常は溶化素地という、磁器に近い素材です)

硬質陶器の衛生陶器は、かつてアパートの手洗いで見かけたことがありますが、古くなると陶器全体に貫入という、細かなひび割れのような模様になってしまうことでした。(釉薬の関係ですので、陶器にヒビが入ったわけではありません。)

 

先日、当館で大鷲ロゴのトイレをご紹介しましたが、この「TTK印水栓金具」は、大鷲の陶器同様、もし現役で利用されているとことがあれば、かなり貴重ではと思います。

※写真の金具がついていた建物は解体済みで現存しません。