冷たい雨のきょう、夫はTVの将棋、新婚さんいらっしゃい、競馬を見て、近所のNPOの作戦会議に出かけた。
好きなことだとなんていうかアグレッシブに元気。頭がちゃんと回る。私の方が危ない。
同じ時間なのに現在と過去とは流れがちがうわね、と、朝方私が言うと、変な会話になった。
「それは今が空想なんだよ」
「現在は現実でしょう、空想ではなくて」
「いや、過去は飛ばすから、クソなんだ。くうそうを飛ばすとクソだろ」
「なんだか下品ね」
「人間はもともと下品なんだ。プーチンなんか下品の極みだ」
夕方出かけて、食事は打ち上げに行くそうなので私は自由。ヽ(^o^)丿
昨日は300gで千円の牛肉でローストビーフを作った。↓
残りのローストビーフと、パンと牛乳コーヒーで私は録画しておいた↓を観ながら食べた。
メリル・ストリープとジュリア・ロバーツの出演なので、昔の「八月の鯨」を思い浮かべながら観た。
家族の問題という点は共通。
こちらは鯨より激しくて、メリル・ストリープとジュリア・ロバーツの母子が亡くなった夫であり父の葬儀の会食時の出来事。
姉妹、従弟、従妹、叔父叔母たちとの諍いの言葉の応酬。だんだん男たちが本音を言い出す。
騒々しくて疲れた。
観終えると自然にこんな言葉が出てきた。
〇 八月の家族とふ米映画
父母叔父叔母も子らも諍かう
新聞日曜版の短歌欄に、きょうはいい歌がいくつか載っていた。それらを読んでいたので、その余韻か。
短歌は特に詠んだことはなかったのに、娘の看病中の最後の日々は、毎日言葉が口をついて出た。看護日記に書き連ねた。
短歌で娘との遣り取りは、葬儀の席に足を運んでくださった方へ印刷して配らせていただいた。
葬儀に来てくださった私の友だちは、私が怒っているように感じたそうだ。
涙は出なかった。なんでこんなに早く行くのという思いでいっぱいだったんだと思う。
言葉が具合よく575,57577など口から出てくる、ということは、日本社会の土壌かもしれない。人がいる片隅で、累々と繋がっているのかもしれない。