明け方の訃報 | 風の行方

風の行方

~ゆるゆると遊び亥♀~
海から生まれていつか空へ

↓ 浅草側の隅田公園から見たスカイツリー。隅田川はゆったり。墨田区側の高速道路は首都高。6号。

 

こんなに青い空の暖かい今朝、明け方、目覚めてラジオを付けた。ニュースが流れ、「ナワリヌイ氏の訃報」を伝えた。

ビックリして目が覚めた。

隣の夫は聴いているだろうか、いや、寝息を立てている様子。

 

いつもならもうひと寝入りするのに、できなかった。

高3だったか、自室でラジオを聴いていて、ケネディ大統領の訃報が飛び込んできて、あわててふすまを開けて隣の兄の部屋に行ったことを思い出す。あの時も私は休日で朝の布団の中だった。

 

起きてからテレビを付けた。

12日に氏の母上が面会し、15日に弁護士が面会して元気だったそうだ。そして16日に亡くなった。

ここ2,3年映像で見る氏は、いつも笑顔だった。

刑務所からの姿も笑顔だった。

 

でも、ニュースでどなたかが「拷問を受けていたのにカメラには笑顔を向けた」と話していた。

精神力の強さを最も感じたのは次を知った時。思わず氏の崇高な精神にこうべを垂れた。

 

[生前インタビューでナワリナイ氏は「殺されたら国民への遺言はあるか」と聞かれ、即座に「あきらめないで」と答えたそうだ。 合掌 (__)🙏

 

追記・

昨年末か、国際機関の判事の日本人女性(60代)が仕事でプーチンに逮捕状を発令・に怒ったプーチンは、判事を指名手配した。しかしこの判事は私の代わりはいる、と受けとめたことがあった。

また、数日前のラジオが伝えていたが、エストニアの首相(女性)がロシアにした行為に対し、プーチンは指名手配したが、びくともしなかったそうだ。

 

お金をみっともなくごまかしている多くの日本の政治家は、余りにもレベルが低いのを、あらためて思う。民主主義を体現している日本女性判事やエストニアの首相。女性たち。

残り時間、私も勇気を持って暮らしたい。