アンテナいじり | JK3QBU と ILZ

JK3QBU と ILZ

オキナインコ と アマチュア無線のアンテナ製作

今日は新宮のふるさとまつりでした。
小嵐会でイベントに参加すべきでしたが、アンテナをいじってきました。

ヤフオクで欠品中の高耐圧マルチバンド ツェップの測定。
これはいつもの作業なので割愛。

 

メインは10MHz デルタ・ループです。

以前3.5MHzや7MHzのデルタ・ループを小屋に上げていました。

その時のインピーダンスが120~150Ω位だったと記憶しています。

Q-マッチやシリーズマッチ、トランスマッチで整合させたと思います。

 

一からやるつもりで4:1のバランを作りました。

左がW1JR巻き、右が普通の巻き方です。

WiJR巻きにすれば特性が若干でも変わるのか?という興味もありました。

 

 

とりあえず正三角形のデルタ・ループです。

給電部はポールの先端。

 

こんな感じでバランに取り付けました。

 

結果はインピーダンスは約24Ω SWRは2.2でした。

4:1のバランを入れているので給電部インピーダンスは100Ω程度。

 

次に頂角90度の2等辺三角形にしてみました。

結果は約45ΩでSWRは1.1でした。

AA-55で測ったのですが、ハレーションを起こして上手く映りませんでした。

 

MFJで測った結果です。

AA-55は同軸長をキャリブレーションしていますが、MFJのインピーダンスの値は無視してください。

地面の影響もあるのでしょうが、頂点の角度の違いによってインピーダンスが結構変わるようです。
90度よりもう少し大きくすればSWRは1.0になるでしょう。

しかし飛びはどうなるのか?

計算もしないで(長さは計算した)やったのですが、結構うまくいきました。

暇なとき、MMANAでシュミレーションしてみてゲインが出る角度を探すのも面白そうです。