アリバイ作りは放っておく | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

義父の

主介護者だった時に

介護施設などから

問い合わせがありました

 

 

他の御親族から

御要望がありました

打ち合せしたいのですが」

 

他の親族とは

兄弟姉妹だったりします

 

当方には

何の連絡もありません

 

 

 

「どんな要望でしょう?」

 

親族以外との面会は

断って欲しいとのことです

外出を極力控えて欲しいとも」

 

「どんな理由で?」

 

「お父様は

お独りでいらっしゃることを

好まれるので

とおっしゃいます」

 

そんな事実はありません

 

 

 

それ以前に

介護には何も手を貸さないのに

意味不明の要望には

正直腹が立ちます

 

 

 

直接質そうとすると

 

「連絡があったことは

他の親族には内緒でお願いしたい

私が一番

被介護者を理解しているので

要望の背景もわからない

思いますから」

 

併せて要望があったとか

 

 

考えてみれば

卑怯な要望です

 

ですが

薄々ながら

何を意図しているか

理解できました

 

 

 

介護に関与したとの

アリバイ作りです

 

「いろいろと心配されて

連絡があった」

後々施設の担当者に

言ってもらいたいのでしょう

 

「少なくとも

放置はしていなかった

そう主張したいのです

 

 

 

アリバイ作りは

他にもありました

 

たまに

面会に訪れた際に

実家の隣近所に菓子折りを

配って歩いていました

 

面会に来ていることを

印象づけたいのでしょう

 

隣近所の方からは

そういった「御報告」が

ありました

 

 

施設の方もご近所も皆さん

誰が主介護者かは

理解されておれれます

 

 

 

ですから

気に掛ける必要はありません

 

 

 

ただ施設担当者は迷惑

 

「そういった要望は

主介護者を通してください」

そう言ってもらえば済む話です

 

筋は通っています

 

 

 

主介護者は

親族をはじめとした

介護の代表者だからです

 

 

面倒なので

本人は追い打ちせぬよう

 

放っておきましょう