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介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

学校と同じで

集団で同一行動を取らせる方が

効率的ではあります

 

 

 

しかし

受け取り方は様々

 

人によって異なります

 

あたりまえの話です

 

 

 

これは

コミュニティカフェ

ボランティアをしていた時に

強く感じました

 

 

参加者の高齢者も

ボランティアも

何人かいらっしゃいます

 

 

 

介護施設の話など

共通の話題で盛り上がることも

ありますが

 

個別に話を聴いて欲しい方

おられます

 

 

 

話題は

深刻な相談事よりも

雑談めいたものが主体

 

 

 

先日訪ねたお寺

素晴らしかった

明智光秀ゆかりのお寺

でも名前を思い出せない

 

ご婦人が呟かれました

 

うっかり流してしまいそうな

お話ですが

乗っかることにしました

 

 

 

「何か記憶されていること

ありませんか」

 

「そう言えば

岩村という名の駅が

ありましたね」

 

明智鉄道です

 

お話を重ね合わせると

龍護寺(りょうごじ)のようです

 

 

 

 

スマホの写真を観ていただくと

 

「ここです!

名前をもう一度教えて」

 

無事辿り着くことが

できました

 

 

 

最初は二人での会話でしたが

 

終盤は

カフェにいた方々すべて

参加されていました

 

 

 

この間

ご婦人の頭の中は

フル回転だったでしょう

 

 

向き合うとは

こういったことを言うのでしょう

 

特別なスキルは不要

明日からでも始められます