手順を踏んで まずは地域包括へ | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

介護には

様々なアプローチがあるようです。

 

なかには

最初に入所介護施設から

検討される方も見かけます。

 

「どのような介護が必要か」

そういったプロセスは

飛ばしておられます。

 

 

友人である会社社長がそうでした。

 

高級老人ホーム

御母堂を入所させて

自慢しておられました。

 

 

 

要介護認定は受けていましたが

要介護度は検討せず

いきなり入所介護。

 

 

 

それなりの

自己負担額を支払っておられるので

他の親族からも文句は出ません。

 

「母親も気に入っている」

そうはおっしゃいますが

実際のところはわかりません

 

自由に外出することもできませんし

 

 

それまでは

独居されていて

社長の奥方が毎日のように

顔を出しておられました。

 

奥様の負担は

入所介護開始とともに

なくなったと言って良いでしょう。

 

 

 

負担額を考えないと

一見

合理的ではあります。

 

 

ただ

「まずは在宅介護から」

といった

介護の手順は無視

 

つまり

被介護者から出発している訳では

ありません

 

 

 

被介護者を優先すると

できるだけ

自分で自由に生活できるよう

配慮するのが一般的。

 

しかし

それには手間

つまり介護者の体力を要します。

 

時間もかかります。

 

 

 

被介護者と介護者

いずれを優先するかについて

取り決めがある訳ではありません。

 

 

 

ただ

被介護者の意志を

尊重すべきなのでしょう。

 

 

まずは地域包括から

 

介護に関しては

最初の一歩なのでしょう。