介護はすべてオリジナル | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

10年程前に

自宅をリフォームしました。

 

 

 

食卓をやめて

飲食店のようなカウンター

自分でデザインしました。

 

図面も引きました。

 

 

 

自分や家族が

くつろげるように

妥協はしませんでした。

 

 

受けてくれるリフォーム業者を

探すのに苦労しました。

 

大手の営業からは

半ば馬鹿にされていたのです。

 

 

 

彼らは

自分達の儲けが最優先。

 

パターン化されたリフォームしか

受けません。

 

 

 

そうして苦労した結果

今でもお気に入りのスペース

なっています。

 

 

一方で

建築会社の

言いなりになる人は多い。

 

「プロに任せる」

たしかにそうですが

住むのは自分なのです。

 

 

 

介護においても

似たような現象が起きます。

 

「介護は専門家に任せるべき」

根強い意見があります。

 

 


しかし

「どのような介護を望むのか」

専門家からは

質問が相次ぐはずです。

 

 

主人公は被介護者

つまり

親御さん

一番望ましい方法を考えるのが主介護者

即ち

子供なのです。

 

 

 

介護は

確かにパターン化されていますが

組合せは様々。

 

 

 

親御さんによっては

デイサービスに

毎日通う必要もありません。

 

 

 

「介護保険に加入しているのだから

施設やサービスを使わないと損

それはおかしい。

 

被介護者本人にとって

最も相応しいサービス

考えるのが

主介護者の役目です。

 

 

ただ

そこが一番苦労する点。

 

被介護者が

同意してくれない場合があります。

 

 

 

粘り強く説得するのも

主介護者。

 

だから大変なのです。

 

 

 

外野で観ている親族には

理解できません。

 

このため

主介護者は孤独です。