主役になろうとする愚 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

滅多に顔を出さないのに

カンファレンスなどで

目立とうと振舞う親族

少なくないようです。

 

何かにつけて

他人の評価を気にする人です。

 

 

 

普段から

介護に専念している人を

見下すような態度を取ります。

 

まるで

部下のように扱い

最初は施設の方も戸惑います。

 

 

彼女の実父が特養に入所中で

母以外の面会は

謝絶するようにして下さい。

母が嫌がるので」

 

施設の方はもちろん

主介護者である親族も

全く意味がわかりません。

 

 

 

後から冷静になって考えると

理由は単純でした。

 

実母以外に

自分が主介護者でないことを

知られるのが嫌なだけなのです。

 

 

マウントを取るという言葉が

流行のようですが

まさにその典型。

 

 

 

施設の方は

主介護者の意向を尊重しますから

多分聞き流すだけです。

 

 

 

こういった人は

真面目に

とんでもない提案もします。

 

 

 

被介護者と主介護者は

中部圏に住み

自分は関東圏にいたとします。

 

平等に介護を負担するために

静岡の施設に入れよう」

 

彼女は本気です。

 

 

ただ

これでは自分も主介護者も

大変な負担を強いられる。

 

それすら

分からないのでしょう。

 

まともな議論はできません。

 

 

 

しかし

こういった方は

けっこう見えるのではないかと

判断されるのです。