入所介護 避けたい親と入れたい子 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

入所施設の定員数は増えています。

 

一方で

入所者数の増減は明確ではありません。

 

ただ

老人ホームの経営者に聴きますと

このところ入所者が

どんどん減っているとのこと。

 

新たに

入ってこないからだと言います。

 

 

おそらくコロナの影響ではないかと

推察されます。

 

面会ができなかったからです。

 

これでは

島流しにあったようなもの。

 

 

 

自らを振り返ると

義父の入所した特養も

義母が入れてもらった老健も

けっこう頻繁に

訪問していました。

 

 

 

ところで

介護者側に立つと

入所介護のメリットは

とにかく安全だということ。

 

 

 

独居だと

何かあっても

気づくのが遅れてしまいます。

 

 

義母が独居だった時は

監視カメラを複数付けていましたが

四六時中観ている訳には

いきません。

 

 

もちろん施設でも

24時間

観ていてくれるわけではありませんが

独居よりはるかに安心です。

 

 

 

一方で

被介護者

つまり親御さんは

24時間監視されているようなもの。

 

しかも独居に比べて

自由度は格段に低くなります。

 

 

 

典型的なのは

旅行の予定など

立てられないということ。

 

 

 

旅行は

認知症予防に最適です。

 

計画を立てているだけでも

能は活発に動きます。

 

 

 

要介護度にもよりますが

施設に入れっぱなしにするのではなく

たまにはご一緒に旅されることを

お勧めします。

 

 

 

予定は

親御さんに立ててもらえばよいのです。

 

小旅行でも構いません。

 

 

つまりは在宅と入所介護の良いとこ取り

するということです。

 

 

 

これから

入所介護の新たな形になってくると

期待しています。