「囲い込み」防止記事に違和感 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

日経新聞が3月22日の朝刊で

「過剰な介護 報酬減で抑制」という記事を

掲載しています。

 

対象はサ高住だということで

高齢者向け住宅併設の事業所が

対象になっているという話。

 

 

 

ご承知のように

サ高住は介護施設ではありません。

 

入居者は

自立できるか

要支援など介護が必要でも

比較的自由度の高い生活が可能

・・・である筈。

 

 

「過剰な介護」とは

ケアプランに妥当性がない

ということになります。

 

それを判定するマンパワーが

自治体に不足していると

書かれています。

 

ヘンな話です。

 

 

 

そもそも疑うべき

サ高住に隣接する介護事業所の存在。

 

サ高住の入所者は

住民票を移している筈ですから

ケアプランの介護事業者が

被介護者に隣接していること自体が

不自然です。

 

 

分かり切ってやっていたことが

バレたに過ぎないとは

言い過ぎでしょうか。

 

 

 

介護で苦労した身としては

腹立たしささえ覚えます。

 

要するに

介護事業者の一部は

介護保険を食い物にし

行政は

それを見過ごしてきたということ。

 

 

記者はどうせ書くなら

もっと掘り下げて欲しいのですが。