このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
調子が良い人は
どの世界にもいます。
自分では
うまく立ち回っているつもりでも
信用は得られません。
企業や組織の長が求めるのは
逃げない人です。
これは
どのような組織でも同じ。
親族間の関係でも一緒です。
「お義父さんとお義母さんの
面倒はみます」と宣言。
子供の教育費を支援してもらったり
家を建ててもらったり
かなり得している人を知っています。
ところが
いざという時になると
ああでもない
こうでもないと
いろいろ理由をつけて
介護から遠ざかる。
いえ
遠ざかるというよりも
露骨に逃げます。
こういう輩に
少しでも嫌味を言おうものなら
猛攻撃してきます。
弱みを見せたくないからです。
放っておきましょう。
すでに孤立しているからです。
こういうことを平気でする人は
自分の配偶者や子供にも
信用されません。
自分本位が見え見えだからです。
そして
いざ自分が要介護状態になっても
本人が家族を信用できない。
「財産を狙っているのではないか」と
疑心暗鬼になってしまうのです。
傍から見ると
実に滑稽で哀れな人です。
財産は残すかもしれませんが
使う術を知りません。
誰にも知らされず
金融機関に残った預金は
いずれは国庫に編入されて
親族には残りません。
そして
孤立無援の生き地獄を味わう。
誰も信用できないので
家に籠りがちになり
そのうちに認知症まっしぐら。
自分の資産もわからなくなります。
恐ろしいことに
その人は実在しているのです。
助けようとしても
コミュニケーションをとることさえ
できないのです。