このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
義母は特段
問題を起こすような高齢者では
ありませんでした。
独居となってからも
ご近所から
苦情を言われたことは
なかったのですが・・・
ケアマネさんとの打ち合わせで
訪問した時のことです。
新聞紙が
奇麗に束ねられていました。
きちんと
紙紐で縛ってあります。
少し
違和感がありました。
このような丁寧な仕事が
できるのだろうか。
本人に尋ねたところ
案の定
「正面の家のお嫁さんに
やってもらった」
悪びれもなく言います。
「家のなかの掃除も
お願いしたらやってくれた。
これからも
いろいろと頼みたい」
とんでもないことになっています。
後日
正面のお宅に
菓子折りを持参し
お礼にうかがいました。
「ありがたいですけれど
決してご無理のないように」
そう
「手伝うな」とは言えません。
そして
近所に住む義母の弟の嫁
つまり
義理の妹にも
あれこれ頼んでいるという話。
「病院には介護タクシーで
通っている」
しかし
義理の妹さんに
「車を出すようお願いする
こともある」
当方の知らないところで
ご近所さんに
迷惑をかけていたのです。
「だって
貴方に頼んでも
車で2時間近くかかるのだもの」
これには参りました。
しかし結局
ご近所のお世話に頼ることに。
今
自分の家の近くには
独居老人も増えてきています。
今度は
自分の番かもしれません。
義母がお世話になったお返しは
近隣の方へ
ということになるのでしょうか。