介護 感性で捉えたことを否定しない | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

後々になって思い出すと

被介護者には

転機があった筈です。

 

 

よく言われるのは

「冷蔵庫が

賞味期限の切れた食材

溢れている」

 

同じものをいくつも

購入している」

 

「紙箱に小銭を貯め込んでいる」

 

期限管理ができず

物を買ったことを忘れ

金勘定ができなくなっている

 

認知症予備軍です。

 

 

あるいは

かなり進行しているかもしれません。

 

 

こういった事柄は

分かりやすい部類なので

書き留めておいて

認知症の専門医に相談します。

 

 

 

ただ

「なんとなくおかしい」

感が働くことがあります。

 

 

親夫婦の関係が

なんとなくギクシャクしている。

 

自分達に対する態度に

変化が見られる。

 

具体的に言いますと

以前は訪ねると

「車に乗せてもらえる」と

喜んでいたのが

 

「一体何しに来た」と

つっけんどんな態度に変化している。

 

 

 

これは恐らく

気のせいではありません

 

「まぁいいか」ではなくて

何で違和感を覚えるのか

自分のなかで反芻してください。

 

 

 

一緒に旅行したことがあったのなら

そういった話題を出して

話し合ってみるのもよいでしょう。

 

ひょっとしたら

旅行に行ったこと自体を

忘れているのかもしれません。

 

 

 

そうでなくても

以前と比べて

無反応

あるいは無感動になっていないか。

 

 

義父や義母の介護を思い出すなかで

自分の感性を信じることも

大切だと思うのです。