独居か施設入所か | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

声を大にして言いたいのですが

独居と施設入所では

その後の人生が

大きく変わってきます

 

 

 

介護者側

親の独居は悩みの種なので

介護施設への入所を視野に入れがち。

 

その方が安全だし

「買い物に連れていけ」などの

急な呼び出しもありません

 

 

「お母さんも

その方が食事の支度もなくて

だろう」

 

しかし

これは勝手な想像です。

 

 

 

独居老人とて

「何を食べようか」

「そのための食材は?」

「どこに買い物に行こうか」

いろいろと頭を使っています。

 

 

そして

調理作業も段取りなどで

頭はフル回転

 

 

 

しかも

できあがったものを

自分のペースで

食べることができます。

 

 

 

残れば

明日に回すことも。

 

 

施設では

何もしなくても良いのですが

 

これは

何もできないということ。

 

 

 

何もしなくても

時間になれば

食事を食べることができます

 

しかし

時間は自由ではありません

好き嫌いもできません。

 

酷い言い方をすれば

飼育状態。

 

 

 

施設によっては

間食すら禁止。

 

 

 

しかも

自由に外出することは

できません

 

 

ですから

介護経験のある方

とりわけ

施設介護に携わった方は

はたして

ご自身も施設に入りたいのか

疑問です。

 

 

 

自由の大切さを

知ってしまったからです。