認知症は入り口が命 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

現役時代に

抑うつ状態と診断され

休む職員が

少なくありませんでした。

 

 

 

気になったのは

診断書を書いたのが

心療内科医ではなく

一般内科で開業している医師で

あったということ。

 

 

 

「職場で上司からイジメに合った」

「能力以上の仕事を与えられて

不安で眠れない」

よく話を聴く前に

診断書と治療薬を出します。

 

 

 

不幸なことに

患者

つまり職員の意向どおりの

診断書が出るので

いつまで経っても職場復帰できず

退職に至った人が目立ちました。

 

 

同じように

認知症についても

専門の神経内科医ではない

内科医や外科医

処方箋を出す場合があります。

 

 

 

義父は

レビー小体型認知症でしたが

それが判明したのは

暴れた結果入院した精神病院。

 

 

暴れた原因は

認知症の治療薬の投薬ミス

 

つまり

レビー小体型認知症の

治療薬ではなく

アルツハイマー型認知症の

治療薬を処方され

しかも

量が基準の倍以上

 

 

 

こういった例は

少なくないのかもしれません。

 

 

 

精神病院の医師は

外科医が処方した薬を

「もう飲まなくても良い」

と家族に言い渡したものの

それ以上は言いませんでした。

 

 

 

こういった例が

少なくなかったからなのかも

しれません。

 

 

 

家族に認知症患者がいた方

専門医について

かなり詳しい知識を得ますが

それは事後のこと。

 

 

 

しかも他人に触れ回ることは

しません。

 

 

 

ただ

地域包括支援センターが主催する

会合などでは

参加者の間で話題になることも

あります。

 

 

 

入り口を間違える

症状の進行を

遅らせることができなくなります。

 

 

まずは

専門医を選ぶことから

始めることが大切なのです。

 

ご用心ください。