介護に狼狽えるわけ | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

大抵の方が

バタバタされておられます。

 

介護者になった時です。

 

ほとんどが突然だからです。

 

 

「親の介護が

今年の5月から始まる」

などといった話は

聴いたことがありません。

 

 

 

2022年の

厚生労働省「国民生活基礎調査」

によりますと

 

介護が必要となった原因

トップは認知症で16.6%

2位は脳血管疾患の16.1%

でした。

 

 

 

認知症については

おそらく

「怪しい」と判断した時ではなく

診断が原因なのでしょう。

 

 

 

脳血管障害は予測不能

 

他の原因についても

「高齢による衰弱(13.2%)」以外

診断された時

つまり予測不可能ということです。

 

 

 

さらに

「高齢による衰弱」さえも

おそらく何か問題を起こした以外は

なかなか介護に踏み切ることは

困難なのではないでしょうか。

 

 

 

まとめますと

介護は突然やってくるのです。

 

 

そして

あれもこれも

同時に進めなければならない。

 

 

 

地域包括支援センター

役所

介護施設

 

「これが片付いたら

次はあれ」

という訳には行きません。

 

 

 

しかも

ほとんどが初めての経験です。

 

 

 

近い将来

介護が発生しそうなら

地域包括支援センターが主催する

会合などに

顔を出されておくことを

お勧めします。

 

 

 

できれば

ボランティア的な役割

担っていると

介護に対する心構えができます。

 

 

個人的には

コミュニティーカフェで

毎月ボランティアをしていたことが

大変役に立ちました。

 

介護真っ最中の方々の

お話を聴くことができたこと

 

そして

地域包括支援センターの方々と

親しくなれたことです。

 

 

 

ちなみに

介護が終わった今も

地域包括支援センターには

たまに顔を出しています。

 

 

 

お世話になったことの

恩返しができないか

そういう思いからです。

 

 

 

とくに

自らに備えている訳では

ありません。