このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
介護のストレスで
けっこう堪えるのが
親の我儘。
在宅であっても
定期的に医師の診察は必要。
それを嫌がったりします。
「今日は
起きられない」
「来月になったら
行くから」
他愛無い理由です。
まるで
学校を嫌がる小学生のよう。
さっさと
連れ出したいところですが
実の子には難題。
親のそういった我儘に
慣れていないから。
ここは
義理の関係者が
なだめたりすかしたりしながら
病院に連れて行かねば
なりません。
デイサービスでも
老健など施設入所でも
想定外の行動を取ってくれます。
「私は子供のためを思って
介護サービスを
受けてやっている。
貴方達とは違う」
そして
施設から介護者に
急な呼び出しがあったり。
「呼んでくれと
言われましたので」
施設の担当者はおっしゃいます。
「呼べばすぐ来る。
自分は家族に大切にされている。
あなた方とは違う」
と言いたいのでしょう。
介護者は
振り回されてしまいます。
「大人しくなったのは
骨折して
車いす生活になってから」
実際にそうです。
在宅は無理と
悟ったからなのでしょう。
ただ
暫くすると
「あなた方とは違う」
が再燃します。
「あれ持ってこい
これ持ってこい」
結果的に
しょっちゅう面会することに
なります。
そう
「あなた方とは違う」
のです。
でも
余程体力的に限界でない限り
いちいち腹を立てないことです。
叱ったところで
何も変わらないからです。
せいぜい
2日に一度
衣類を取り換えているのなら
3日に一度にする。
その程度が限界でしょう。
当方の場合は
コロナで
ルーティンのすべてが変わり
「あなた方とは違う」
も言っておれなくなった様子。
ただ
我儘はなくなりません。
大人の対応を考えて
ストレスを最小限にしましょう。