このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
「さっさと義父を
特養に入れてしまった身が
言うのか」
と責められそうですが
在宅が可能なら
頑張っていただいた方が良いと
つくづく思います。
そもそも
特養のことを
良く知りませんでした。
まず
「終の棲家として
順番待ちの介護者が
多いのではないか」
そう思い
特養入所など端から
考えていませんでした。
義母さえ同居を認めれば
義父は
病院から帰宅できた筈でしたが
拒否されたため
別途入所先を探していたのです。
今から思えば
拒否させないという手も
考えられました。
トラブルを避けたいという思いが
先行してしまったのでしょう。
さらに
特養が活動範囲を
フロア内に限定するなど
知りませんでした。
そもそも入所不可と思っていたので
調べもしていなかった。
そこへ
「終生面倒を看させていただきます」
とのケアマネさんの声です。
ただただ
幸運を喜ぶのみのお粗末さ。
しかし入所により
義父の社会生活は終了。
面会以外
外部との接触も不可能に。
ところで
在宅で頑張るうえでのポイントは
社会生活ができているか否か
ではないかと。
一日中
家のなかでゴロゴロ。
これでは
社会生活ができているとは
言えません。
ご主人が
「市役所から
インフルエンザの予防接種通知が
届いた」
家を出ようとしたところ
「家から一歩も出ない人が
インフルエンザですか」
なじった奥方がいらっしゃるとか。
まさに
施設入所予備軍です。
その数歩手前で
食い止めるために
たまには親夫婦を連れ出して
旅行に行くとか
そこまでしなくても
一緒に買い物に行くよう
習慣づけるとか
一工夫が必要です。
介護は先回りが一番。
真剣にそう思っています。