このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。
思いつくままに書いており時系列順ではありません。
あらかじめご了承ください。
介護者になると
「孤立していると
感じることが多いのではないか」
そう思います。
「兄弟間で
役割分担はしっかりしている」
そうおっしゃる方は少数派だと
感じています。
自分自身もそうでした。
義父を介護する時から
何故か
義理の妹は距離を置いていました。
「仕事が忙しいから」が
その理由でしたが
それ以上に
「できるだけ
近づくまいとしている」と
感じることが多かった。
おそらく
介護者の方々も同じように
感じられているでしょう。
何故でしょうか。
理由の一つは
介護経験がないことから
ことさら大変な作業と
捉えているからなのでしょう。
「とても
仕事どころではない」
そう考えて
無意識に遠ざかる方が
大半なのではないでしょうか。
しかし
ご自分の住まいから近い
地域包括支援センターで確認すると
やるべきことは限られていると
知ることができます。
今
介護者である兄弟が
どのような状況にあるのか
知識を得て判断していくことは
大切なアプローチです。
自分にも
できることがあることを
知ることができるからです。
介護を兄弟任せにされている方には
お勧めです。
介護者を孤立させてはなりません。
さらに社内などで接する
介護経験者が
「大変だ」を連発するのも
敬遠する理由の一つでしょう。
「大変ですね」と
言ってもらえるのを
期待してばかりではないでしょうが
介護で仕事を休むことも
あるのは事実。
その時のための
予防線を張っているのか
あるいは仕事に
支障が出るかもしれない時のための
言い訳を事前にしているのか。
たいていが
そのようなところでしょう。
いずれにせよ
オーバーに言うのは人の常。
それを額面どおり受け取って
取り越し苦労をする必要は
ありません。
ところが
介護経験がないと
理解できません。
そのためにも
日誌とまでは言いませんが
介護の経過を記録して
共有することは有意義です。