思い出を捨ててしまう母 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

義父が特養に入ってから

実家では義母が彼の所有品整理に着手。

 

 

 

大切にしていた書物などを

「特養に持って行って」

しかしかなりの量です。

 

書籍、文房具、全季節の衣類など。

 

すぐに必要な物は限られています。

 

 

でも

「全部持って行け」と言います。

 

まるで痕跡を残してはいけない

主張するかのごとくです。

 

 

たしかに特養は個室になっていましたので

かなりの荷物は入りますが

衣類などは季節ごとに入れ替える習慣。

 

入れ替え作業に手間がかかる訳ではなく

しかも入れ替えるのは自分ではない。

 

 

 

どうやら義父の物

目につくところにあっては嫌なようです。

 

このため一部は我が自宅で保管。

 

実家に置いておくと

処分されてしまう危険性があるからです。

 

 

 

事実

後日分かったのですが

義父が大事にしていた書類

押し入れ上部からなくなりました

 

 

家の権利証などです。

 

 

 

燃えるゴミとして出したのでしょうか。

 

長野の実家の謄本などもあり

それが気に入らなかったのでしょう。

 

権利証ゴミに紛れてしまった訳です。

 

 

認知症とまでは言えないものの

義母の行動は異常でした。

 

 

もっと早くそれに気づけばよかった

今でも後悔しています。