「入所介護は手間いらず」の誤解 | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

入所させたら

一生行かなくても良いって

妹から電話を受けたことがありました。

 

長野県の老人ホームです。

 

 

「そんな筈はない

介護したことがない人

簡単に信じ込む

本当に困ったものです。

 

 

 

しかも現場を訪れた訳ではない

 

電話で問い合わせたら

そう告げられたと言います。

 

 

 

そもそも「来なくてもよい」と言われて

一生親に会わないつもりなのか。

 

「けっこうそういった方もおられる

介護職員から聴いたことがありました。

 

「親にこれから一生

会いたくない子がいるのか」

俄かに信じがたいですが。

 

事実なら残念なこと。

 

 

介護施設に営業職という方がおられるのか

詳しくはわかりませんが

 

オフェンス

ディフェンスは存在するような。

 

 

 

電話では

「来なくてもよい」と言ったとしても

 

容態が悪化したら

施設も家族に連絡しない訳にはいきません

 

放置して良い筈がないからです。

 

 

 

医療的措置が必要なら

病院に転院することになります。

 

 

その判断は施設ではできない

 

 

 

同じように

 

最期まで面倒を看させていただきます」

入所時に告げられたとしても

 

家で看ていたら

救急車を呼ぶことになる」

そう言われたらどうしましょう。

 

 

 

「そのまま看取ります」

こんなこと

介護者はとても言えません

 

 

 

ですから

場面場面で介護者は決断を迫られます

 

放置して良い介護などない

考えるべきなのでしょう。